平塚球場

JR東海道本線「平塚駅」からバス10分「平塚球場競技場前」下車徒歩2分

2003年8月3日横浜−ヤクルト戦ネット裏指定席
交通・・・C
平塚駅からバスで10分,170円。東京寄りの出口がロータリーになっている。バスの本数も少なくなく,試合当日は臨時バスも出る。歩く場合は小田原よりの出口から25分ほどかかる。
親近度・・・A
狭いグラウンド,低いスタンドは横浜スタジアムとは一味違ういい雰囲気を醸し出している。
周辺環境・・・B
平塚市の総合運動場の中にある。湘南ベルマーレのホームグラウンドも至近。外野スタンド後方には木々が見える。
収容能力・・・C
公称は16000人だが,この日の観衆は18000人。??。しかも三塁側の席には結構空席が見られた。いずれにせよ横浜の戦績次第では前売りを押さえておいたほうがよさそうだ。
料金・・・B
横浜スタジアムよりも幾分安い料金設定。もちろんシーズン席が関係ないので,早い段階で指定席を購入すれば相当いい席を確保できそう。
席種・・・B
内野席3種類。見たい箇所を選べるのはうれしい。
総評・・・B
古くから横浜(大洋)が主催試合を行なっている球場。規模や外壁などからは,お世辞にも近代的とはいえないが,その分温かみを感じる部分も多い。
横浜−ヤクルト(平成15年8月3日平塚球場)
TEAM |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
R |
ヤクルト |
0 |
1 |
0 |
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4 |
横浜 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
(勝)鎌田(敗)吉見(S)高津(本)城石
ヤクルト |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
(8) |
飯田 |
右飛 |
左2 |
|
一犠打 |
|
ニゴロ |
|
|
中安打 |
(6) |
宮本 |
四球 |
三ゴロ |
|
三振 |
|
右飛 |
|
|
右安打 |
(3) |
ベッツ |
中安打 |
|
一ゴロ |
左2 |
|
|
三振 |
|
|
(7) |
ラミレス |
四球 |
|
四球 |
右安打 |
|
|
投ゴロ |
|
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(5) |
岩村 |
三振 |
|
ニゴロ |
三邪飛 |
|
|
一ゴロ |
|
|
(2) |
古田 |
中飛 |
|
左安打 |
|
遊飛 |
|
|
三ゴロ |
|
(9) |
佐藤真 |
|
左飛 |
右飛 |
|
遊ゴロ |
|
|
三振 |
|
(4) |
城石 |
|
中安打 |
|
左本 |
遊ゴロ |
|
|
一ゴロ |
|
(1) |
鎌田 |
|
捕犠打 |
|
中安打 |
|
三振 |
|
|
|
1 |
石井 |
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|
|
|
|
|
|
|
1 |
五十嵐亮 |
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|
|
|
|
|
|
|
|
PH |
度会 |
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|
|
|
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|
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|
一ゴロ |
1 |
高津 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
横浜 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
(8) |
金城 |
中飛 |
|
中安打 |
|
ニゴロ |
|
|
四球 |
|
(6) |
石井 |
左飛 |
|
左安打 |
|
|
右飛 |
|
三振 |
|
(9) |
多村 |
三ゴロ |
|
遊ゴロ |
|
|
右飛 |
|
三振 |
|
(3) |
T.ウッズ |
|
遊ゴロ |
|
遊ゴロ |
|
三ゴロ |
|
三振 |
|
(7) |
鈴木尚 |
|
遊直 |
|
左飛 |
|
|
左安打 |
|
三振 |
(4) |
種田 |
|
右安打 |
|
遊ゴロ |
|
|
ニゴロ |
|
三振 |
(5) |
古木 |
|
三振 |
|
|
右安打 |
|
死球 |
|
左飛 |
(2) |
中村 |
|
|
三ゴロ |
|
右安打 |
|
遊ゴロ |
|
|
(1) |
吉見 |
|
|
一ゴロ |
|
|
|
|
|
|
1 |
田崎 |
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|
|
|
|
|
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|
|
PH |
福本 |
|
|
|
|
右飛 |
|
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|
1 |
山田 |
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|
|
|
|
|
|
|
|
PH |
小川 |
|
|
|
|
|
|
一ゴロ |
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|
1 |
福盛 |
|
|
|
|
|
|
|
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|
1 |
富岡 |
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[当日]
毎年開催されている平塚球場でのベイスターズ主催試合。2003年は夏休みの日曜日ということで,前々から観戦を予定していた。2002年は土休日の地方主催ゲームが1試合もなかった横浜だが,2003年は6月15日の静岡とこの平塚が日曜日に組まれている。
この球場では一度グラウンドでプレーしたことがあるが,いざスタンドから見てみると非常に狭い球場である。両翼91m,センター120m。スタンドも小さく,ファウルボールが数多く場外に飛び出した。
2003年の横浜戦の観戦は,対中日が2試合(浜松,静岡)と対ヤクルト(横浜,神宮)が2試合。中日戦は両方とも先発ホルトで,ヤクルト戦は両方とも先発吉見。特に吉見はこの年の不調を絵に画いたような2試合を観戦している。住んでいた土地柄,横浜とヤクルトの対戦は数多く,今回で実に14回目を迎えるが,これまでの対戦成績は横浜3勝ヤクルト10勝。横浜がホームで勝ったのは大洋時代の20年前に1回見たのが最後。つまり縦ジマのユニフォームがヤクルトに勝ったところを今まで見たことがない。そして,先発を聞いた瞬間・・・勝負は決した。
[戦評]
試合前の打撃練習。ヤクルトは左腕を想定して,スタメン組は伊藤彰を相手に行なっている。嫌な予感がしていたのだが,予感的中。先発はヤクルト鎌田,横浜吉見。1回,吉見の低目へのコントロールが微妙にずれ,1死満塁のピンチを迎えるがここは踏ん張った。しかし,2回に飯田のタイムリーで先制されると,4回には先頭の城石にレフトスタンドに運ばれ,鎌田にはセンター前に落とされ,ベッツにレフト線に運ばれ3点目献上。ラミレスには右中間へのヒットで毎度見慣れた光景に再び出逢ってしまった。田崎,山田,福盛のリリーフ陣はヤクルト打線を全員三者凡退に斬ってとっただけに,吉見がすべてだった。
野手陣もほとんど見せ場はなく,得点は5回の金城の併殺崩れの間の1点のみ。9回に宮本のライト前ヒットで三進しようとした飯田を多村の強肩が刺し,更に二塁に向かった打者走者を古木が刺してダブルプレーにとったときは流れを引き寄せるかとも思わせたが,その後出てきた高津に簡単にひねられ,8回の五十嵐亮から数えて5者連続空振り三振にとられるなど,今年の戦い振りを象徴する試合展開だった。

位置 |
席名 |
当日券 |
座席@ |
外野自由席(芝生) |
1800円 |
座席A |
内野B指定席(長いす) |
3200円 |
座席B |
内野A指定席(長いす) |
4500円 |
座席C |
ネット裏指定席(独立いす) |
5000円 |
※料金,席割りは2003年8月3日のもの