皇子山球場

京阪電気鉄道「皇子山駅」徒歩3分、湖西線「大津京駅」徒歩5分

2011年4月26日埼玉西武−東北楽天戦内野自由席
交通・・・A
京阪電鉄の皇子山駅からは徒歩3分、ライトスタンドの奥を京阪電車が走っていく。JR湖西線の大津京駅は、皇子山駅の横を通って徒歩5分。京阪電車は2両編成、湖西線は15分に1本程度と、欠点はあるもののどちらも近く、地方球場では1、2を争う交通の便のよさ。
親近度・・・A
ファウルグラウンドが大変狭い。スタンドも低く、プレーを間近で見られる。車いす席が最前列にあり、バリアフリーにも配慮した構造。
周辺環境・・・B
コンコースにも出やすく、売店も充実している。大津京駅にはハートインがあるので、買い物にも困らない。
収容能力・・・C
15000人。今後一軍公式戦を定期的に開催するのであれば、もう少しほしいところ。
料金・・・A
今回は急な開催決定ということで、当初は内野指定席2,000円、内野自由席1,000円のみ発売され、内野自由席が予定枚数に到達すると外野自由席を1,000円で販売した。発表当初から予定が組まれれば、もっと高い料金で販売されるだろう。
席種・・・D
急な開催決定で、背もたれつき個別シートおよびベンチシートの一部が内野指定席、残りのベンチシートが内野自由席、外野自由席の3種類しか販売されなかった。ダッグアウト上の内野自由席はベンチシートだが席番号は振ってあった。今後開催される場合は内野指定席が増えるかも。
総評・・・B
今まで一軍公式戦が開催されなかったのが不思議。今後、開催が増えるか注目したい。
埼玉西武−東北楽天(平成23年4月26日皇子山球場)
TEAM |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
R |
東北楽天 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
埼玉西武 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
(勝)岩隈(敗)涌井
東北楽天 |
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
(遊) |
松井 |
二ゴロ |
見三振 |
|
|
中飛 |
|
|
一ゴロ |
|
(中) |
聖澤 |
空三振 |
|
見三振 |
|
|
投ゴロ |
|
遊ゴロ |
|
(左) |
中村 |
三ゴロ |
|
二飛 |
|
|
左飛 |
|
|
空三振 |
(一) |
山ア |
|
空三振 |
遊ゴロ |
|
|
遊ゴロ |
|
|
四球 |
走二 |
内村 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(二) |
高須 |
|
三ゴロ |
|
左安 |
|
|
左飛 |
|
三併打 |
一 |
平石 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(三) |
岩村 |
|
四球 |
|
二ゴロ |
|
|
空三振 |
|
|
(指) |
ルイーズ |
|
右安 |
|
三併打 |
|
|
遊ゴロ |
|
|
(捕) |
嶋 |
|
遊安 |
|
|
遊ゴロ |
|
|
右安 |
|
(右) |
鉄平 |
|
投安 |
|
|
空三振 |
|
|
投犠打 |
|
(投) |
岩隈 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
埼玉西武 |
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
(二) |
片岡 |
投ゴロ |
|
|
四球 |
|
二直 |
|
空三振 |
|
(中) |
栗山 |
中飛 |
|
|
遊併打 |
|
左安 |
|
見三振 |
|
(遊) |
中島 |
見三振 |
|
|
空三振 |
|
死球 |
|
|
遊失 |
(三) |
中村 |
|
空三振 |
|
|
空三振 |
見三振 |
|
|
中飛 |
(一) |
浅村 |
|
一直 |
|
|
右安 |
|
右飛 |
|
左飛 |
(指) |
フェルナンデス |
|
一邪飛 |
|
|
左安 |
|
右安 |
|
遊安 |
走指 |
斉藤 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(左) |
高山 |
|
|
空三振 |
|
空三振 |
|
三ゴロ |
|
|
打 |
阿部 |
|
|
|
|
|
|
|
|
四球 |
(捕) |
銀仁朗 |
|
|
遊飛 |
|
空三振 |
|
|
|
|
打捕 |
上本 |
|
|
|
|
|
|
見三振 |
|
一ゴロ |
(右) |
秋山 |
|
|
空三振 |
|
|
見三振 |
|
|
|
打右 |
佐藤 |
|
|
|
|
|
|
|
遊ゴロ |
|
(投) |
涌井 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
[当日]
東北地方太平洋沖地震の影響により、2011年のNPBは開幕日を当初予定から17日遅らせると同時に、4月中の関東地区でのナイター開催を自粛した。これによりヤクルト、横浜、ロッテはナイターをデーゲームに変更したが、巨人と西武はドームでデーゲームでも大量に電力を使うため、ホームとビジターの入れ替え、開催場所変更、試合延期を迫られた。そこで、当初4/26〜28に西武ドーム予定されていた西武−楽天戦は、4/26と27を滋賀県皇子山球場で開催することになった。オープン戦や二軍戦では使用実績があるものの、一軍公式戦は初開催。土曜出勤の代休を使って訪れることにした。今回はライオンズファンクラブの内野指定席引き換え券が使えるが、早々に完売してしまい、内野自由席を前売り購入した。当日は京浜東北線で東京駅に着いたときには14時30分発のぞみ43号の発車時刻が迫っていた。急いで乗車し、京都で湖西線に乗り換えて大津京駅へ。球場に入ると既に多くの観客が入っている。関心の高さが伺える。試合終了後は翌日のために名古屋へ向かった。
[戦評]
史上初の皇子山球場での試合は、埼玉西武涌井、東北楽天岩隈と両エースが先発することになった。両投手ともいい投球を見せたが、楽天が2回表のワンチャンスをしっかりものにした。涌井は2回表に二死から四球で岩村を出し、続くルイーズのライト前の飛球は右翼手の前に落ちて方向が変わり、後逸。二死二、三塁の先制チャンス。ここで嶋の打球は力ないショートゴロ。中島も慎重に裁くが、一塁は間に合わず、セーフ。更に鉄平のショートゴロも内野安打となる。岩隈にはこの2点で十分で、9回にピンチを迎えたものの、西武打線をまったく寄せ付けなかった。