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AMBACとジャイロ


 MSがお話 投稿者:たかつかさ  00/08/20 Sun 20:38:00

それはさておき、過去ログからAMBACについて。

これは「現実はともあれ、この世界ではこうなんだ」としか
解釈が出来ないと言うと愛情が足りないので、
別の解釈をしてみました。

ロケット噴射に依らない姿勢制御としてモーメンタムジャイロより
効率が良い方法では無いのですが、ではなぜ手足を使うのか。
作中において、MSが宇宙空間で腕を動かしても胴体が
動かないことがあります。
ここに答えがあるのではないでしょうか。

現代よりもずっと優れた軽量コンパクトなモーメンタムジャイロが
実用化されており、全体としての姿勢制御はこれで十分行える。
しかし、ミノフスキー粒子の影響下での戦闘は極端な近距離で、
めまぐるしく互いの位置関係を入れ替えながら行われます。
この状況で機体全体を動かして追跡・照準しようとすると
加速度にパイロットが耐えられないのではないでしょうか。
そこで武装の向きだけ変えることで追随し、ジャイロは腕を
動かした時の反動を吸収することに用います。

と、いきなりオフィシャル設定に喧嘩を売るようなことを
考えてしまいました^^;

http://www.belbel.or.jp/users/takatsukasa/index.htm


 悪い姿勢は死に繋がるぜ!(←パクリ) 投稿者:団長  00/08/23 Wed 23:04:52

 ●たかつかささん江
 はじめまして。
 御サイトは愛読させて頂いています(特に宇宙なボードと創作のボード)m(__)m
 宇宙なボードの「低コストローンチヴィークルの研究」の続きと「ガンダムについて」に関してはコンテンツのUpを恋い焦がれていたりします(^^)

 さて、AMBAC。
 AMBACがガンダム世界特有の嘘なのかそうでは無いのかを調べている内に、人工衛星の姿勢制御に行き着きまして、最近「3軸制御方式」を知りました(^^;
 で、これを知ったのは良いのですが、ガンダム世界とのマッチングに悩んでいました。
>ロケット噴射に依らない姿勢制御としてモーメンタムジャイロより
>効率が良い方法では無いのですが、ではなぜ手足を使うのか。
 効率もさることながら(効率は未来世界のコトなのである程度無視しても問題無いと考えています)、ガンダム本の記述とカチ合うのはサイトによってはマズイだろうと思います。例えば、センチュリーのAMBAC解説(p35)はまだ良いのですが、センチネルの機動知識のAMBAC解説(p290)の「MS以前の宇宙機は姿勢を変化させるのにバーニアを作動させ推進剤を消費していた」と言う記述。
 ですから、妄想と電波と単純計算で成り立っている自分のサイトならいざ知らず、こちらの様にガンダム世界の事象を考察する際に「映像などの作品描写やガンダム本の記述を共通認識とする」という「ルール」を設けているサイトにおいてセンチネルでキッパリ否定されている「3軸制御方式」を持ち込むコトに躊躇していました(^^:
 しかし、たかつかささんのご発言を拝見して目から鱗です♪

>作中において、MSが宇宙空間で腕を動かしても胴体が
>動かないことがあります。
>ここに答えがあるのではないでしょうか。
 ここで言う「胴体が動かない」と言うのは、「モビルスーツが腕を振った場合、AMBACの定義に則ると、腕の振りの反動で機体の姿勢が変わる筈だが、映像ではその様な描写は無い」と言うコトですね?
 これだけですとおっしゃるとおり、映像を肯定するネタになりますが、AMBACを否定してしまいます(^^;

 一方で、「AMBACを映像で表現したらどうなるか?」と言う問題もあると思います。
 敵のパイロットと禅問答(?)をしながらも、めまぐるしく互いの位置関係を入れ替える手に汗握る戦闘シーン(だいたい物語のクライマックスだったりする)。ここでモビルスーツが四肢をAMBAC肢としてジタバタ振り回していたら・・・
 とてつもなく、かっこ悪いのでは?
 私はこんな風に考えてしまいます(^−^;;

 ですが、たかつかささんのご発言の「リアクションホイールをガンダム世界に持ち込む」と「腕の振りの反動をリアクションホイールで殺す」。これはイケます!!

■AMBAC(主として四肢のみ)だけで姿勢制御をしている場合■
 例えばライフルを持っている腕を振ったとします。この反動を受けて機体は回転します。この回転を止めるためには四肢の内残ったどれかを振って回転を殺す必要があります。
 別にコレはコレで良いのですが、「カッコ悪いのでは?」と言う疑念が脳裏から離れません。
 そこで、「反動は姿勢制御用スラスターで殺しているのでは?」と言う考えが自動的に浮かんできますが、これはAMBACの利点として説明されている「推進剤の節約」に反してしまいます(^−^;
 できれば「能動的質量移動による自動姿勢制御(←AMBACの和訳)」で全てを賄いたいトコロです。

 そこで、たかつかささんのアイディアを盗用させて頂き、リアクションホイールが内蔵されているモノと仮定します(AMBACとは何も四肢やバインダーといった機体の外の部品だけで無く、内蔵部品でも実現されていても良いだろうと言うことです)。

■AMABACは四肢プラス3軸以上の内蔵されたリアクションホイールで実現されている■
 例えばライフルを持っている腕を振ったとします。この反動を受けて機体は回転します。必要充分なだけ回転した後、回転を止めるために内蔵された適切な回転軸のリアクションホイールを適切な方向に高速でぶん回して反動を殺します。一切の噴射無く、姿勢制御が完了します。
 これであれば、映像表現を肯定しつつもAMBACも肯定できます。しかも、ぱっと見「何だかわからない腕や足の振り」を表現する必要も無く、「カッコ良い」です(⌒◇⌒)ノ
 これだけだとAMBACの存在意義の一つである「四肢の存在の意味は?」とも考えられますが、リアクションホイールだけではアンロード時に姿勢制御不能な期間が生じてしまいます(もちろん実際の宇宙機の様に噴射しても良いのですが、ここはやはり、ね)し、四肢とリアクションホイールで生じるトルクを加算させて、より素早い姿勢制御を実現する等、いくらでも「嘘」はつけると思います。

 これならば、センチネルの記述をぶっちしてもお釣りがくると思いますが・・・

 リアクションホイールをモビルスーツに内蔵させた場合、これ以外にもイロイロと利点が考えられますので、楽しいですね(^^)v
 ・・・私の場合、工学的裏づけに自信が無いのが難点です。つまり「妄想」となります(大汗)

>加速度にパイロットが耐えられないのではないでしょうか。
 リニアシートが導入されるまでは根性で乗り越えていた模様ですから、一年戦争では「不問」しませんか(^−^;
================================================================================
引用元:データコレクション4・Z編・上巻(p50)「リニアシート」の解説
「MSの機動や格闘において、パイロットが被る加速や衝撃は通常の航空機などの比では無く、一年戦争時には本体の損傷が軽微であっても、機体内で損傷した例が数多くあり、実戦を経験したパイロット達からも、改善を求める声が上がっていた。」
================================================================================

>と、いきなりオフィシャル設定に喧嘩を売るようなことを
>考えてしまいました^^;
 皆川ゆか氏のサイトの記述(http://www2s.biglobe.ne.jp/~minakawa/official_works/blue/blue_all02.html)によると、AMBACはバ社ではオフィシャルですが、サ社ではオフィシャルでは無い様ですから、この点は大丈夫です(^^)


<参考文献とWebサイト>
・日本電気文化センター刊「宇宙と人工衛星」黒田隆二・著
・電気書院刊「人工衛星〜ロケットから放送衛星〜」永井裕・著
・WebMaster・水城徹「航天機構」(URLは以下)

http://www2a.biglobe.ne.jp/~mizuki/


 MSの姿勢制御 投稿者:たかつかさ  00/08/24 Thu 00:50:25

>団長さま

>AMBECはリアクションホイールと四肢で構成される
確かに、もともとの意味からして「能動質量移動」ですから
リアクションホイールを含めても言葉の定義には反しませんね。
ただどうしても何らかの出版物に喧嘩を売ってしまいそうですが……。


>「低コストローンチヴィークルの研究」の続き
>と「ガンダムについて」
後者はともかく、前者はちと……。
正直に言いますと、化学燃料ロケットに頼る限り、
現状以上のことはほとんど不可能に近いのです。
ロケットエンジンの性能はすでに、理論上限ぎりぎりのところまで
来てしまっていますから、初期質量に占める推進剤の比率は減らせません……。
そして、作中でのLTV打ち上げシーンを見ると核ロケットや
レーザー推進では無いようです。

にも関わらずミノフスキー工学の無い時代から宇宙移民がリーズナブルに
行えているガンダム世界では、「低コストの化学ロケット」があることに
なります。
理論上限を越えずに(物理的不可能を設定せずに)これを成り立たせるには
答えはひとつ、
「打ち上げと再突入という過酷な試練に繰り返し耐え、しかも
極めて軽量な素材」でロケットのボディとエンジン構造体を
造っているということです。
推進剤以外の部分がすなわち構造体と積荷です。
構造体の大幅な軽量化(それも、耐久性を損ねるどころか遥かに向上させて)
に成功していると言う解釈以外には無いと思います。

……「ガンダムについて」のコンテンツになりそうですね、
この考察を進めれば^^;

http://www.belbel.or.jp/users/takatsukasa/index.htm


宇宙ゴマとかダイナビー 投稿者:桑衝去場  00/08/24 Thu 01:09:52

たかつかささんへ
早速の投稿ありがとうございます。
>と、いきなりオフィシャル設定に喧嘩を売るようなことを
>考えてしまいました^^;

&団長さんへ
>ガンダム本の記述とカチ合うのはサイトによってはマズイだろうと思います。
たかつかささんの説は、「AMBACなんて嘘っぱちだ! 」と、真っ向から設定を否定するものでは無いですし、件のセンチネルの記述も、AMBACの有効性を謳ったモノであり、ジャイロによる姿勢制御は行っていない。とは書かれてないですよね?
で、EB1(MS大図鑑一年戦争編)p.83の内部構造図によると、ザクは「リニア・ジャイロバランサー」
を搭載してます。 直立歩行をするMSには、人間の三半規管に相当するバランサーは必要不可欠な装備でしょうから当然の事と思いますが、どこかにMSは「3軸制御方式」を使っていないという記述が無い限り、このジャイロバランサー以外にも能動的に機能するジャイロを搭載していると考えても良いのではないでしょうか?

“設定だから”といって妄信的に鵜呑みにするのではなく、呑み込み難い不味い描写であれば、呑みやすいように味付け(解釈)をして美味しく頂きたいというのが当方のスタンスですから、そういう設定は無いからといって可能性を否定するモノでは無いです。
ソレを言ってしまっては、私のジオン訛りの研究なども全く無意味なモノになっちゃいますからね。

>■AMBAC(主として四肢のみ)だけで姿勢制御をしている場合■
>例えばライフルを持っている腕を振ったとします。この反動を受けて機体は回転します。
>この回転を止めるためには四肢の内残ったどれかを振って回転を殺す必要があります。
実は、私も同じ事を書こうとしていたのですが、慌てて書き直した次第です(笑)


ところで、「モーメンタムジャイロ」とか「リアクションホイール」とか昔々「ダイナピー」というコマの回転を利用して手首を鍛えるという、運動器具だか玩具だかが流行ったことがありますが、モーメンタムジャイロってコレと同様にジャイロの遠心力を積極的に利用して方向転換をするシステムですよね?
(違ってたらご指摘お願いします>たかつかささん&団長さん)


宇宙コマ 投稿者:たかつかさ  00/08/24 Thu 01:34:35

>桑衝去場さま
>昔々「ダイナピー」というコマの回転を利用して手首を鍛えるという、
>運動器具だか玩具だかが流行った
あれ、大好きなんですよね^^;
あれに限らず回転数が上がって行く音が好きでして^^;(←変人)
>モーメンタムジャイロってコレと同様にジャイロの遠心力を積極的に
>利用して方向転換をするシステムですよね?
えーと、ちょいと違います。
遠心力と言うのは実在しない力ですから……と言って済ませると
不親切すぎるので、ちと長くなるかもしれませんがご容赦ください。

「遠心力」が作用するのは回転体それ自体に対してのみで、
外部には取り出せません。
ではリアクションホイールの作用とは何かと言えば、
「物体を回すと、反作用でその反対に廻ってしまう」ことです。
たとえば宇宙空間でモーターにコマをつなぎ、電源を入れます。
仮にコマを時計回りに回せば、モーターは反時計回りに回転して
しまいます。
逆に、モーターが前もって反時計回りに回転している場合、
電源を入れればそれを減速できます。
モーターがMSの機体構造につながっているとすれば、
電源のオンオフによってMSを回転させたり止めたりできることに
なります。
あるいは前もってコマを高速回転させておき、
これにブレーキを掛けると機体は引きずられて回転しますし、
回転数を上げる操作を行えば反対方向へのトルクを得られます。

MSが腕を振ると回転してしまうと言うのと原理は同じですが、
回転ですからエンドレスであると言うのが違いです。
腕を振って一時的に回転を得ても、腕が関節のストッパーに当たった
ところで動きは終わりです。

MSをより単純化しますと、

□−−○−−□

となります。
○は関節、□はなんらかのウェイトです。
「腕を振って姿勢制御」と言うのはこれを折り曲げたり
伸ばしたりするのと同じ事です。
必然的に角度には制限があります。
角度制限が無いようにするとリアクションホイールになります。

http://www.belbel.or.jp/users/takatsukasa/index.htm


 取り急ぎ投稿者:団長  00/08/24 Thu 02:10:45

●桑衝去場さん江
>どこかにMSは「3軸制御方式」を使っていないという記述が無い限り、
>このジャイロバランサー以外にも能動的に機能するジャイロを搭載していると考えても
>良いのではないでしょうか?
 なるほど。
 何か一つのガンダム本で否定されると資料的整合性を諦めてしまうのが私の悪い癖です。
 ご指摘の解釈を加えるコトにより、たかつかささんのお説をより強化できますね(^^)
>そういう設定は無いからといって可能性を否定するモノでは無いです。
 そうですね。そこが「レ」の居心地の良い点です(^^)
 私の発言はたかつかささんのお説をよりガンダム世界にフィットさせるための案だったのですが、余計なコトを書きすぎました。反省していますm(__)m


●たかつかささん江
>にも関わらずミノフスキー工学の無い時代から宇宙移民がリーズナブルに
>行えているガンダム世界では、「低コストの化学ロケット」があることに
>なります。
 この点、とても悩ましい問題ですね。
 私はこれを解消するのに「実は軌道エレベーターがあったに違い無い!」と考えていまして、髭のガンダムにザックトレーガーが登場した際に狂喜乱舞した覚えがあります(笑)「宇宙世紀の初期からザックトレーガー(軌道エレベーターの類い)が存在したコトに訂正されたかも?」と。
 その後、「∀ガンダム記録全集2」が発売されて、ザックトレーガーの設定の詳細が発表されてがっくり来ましたが・・・(p72〜3:「ザックトレーガーの前身である固定式軌道エレベーターが建造されたのは宇宙世紀末期」とのこと)

 ところで、「低コストの化学ロケット」は駄目なのでしょうか?
 出版文化社の「宇宙観光がビジネスになる日」を読んで思ったのですが、結局X−33は「ベンチャースター」になっちゃいましたが「DC−Xデルタクリッパー」はコレに相当するモノだと思っていたのですが??
 シロートながら、HOPE-Xの打ち上げ凍結と言いX-33と言い、まだ良くわからないスペースプレーンに注力するよりも新技術の開発が要らないロケット式のSSTOの開発を進めて行けば宇宙世紀が近くなると思っています(^^;

http://GUNDAM-RB.w3.to/


 姿勢制御の解説サイト投稿者:団長  00/08/24 Thu 02:43:43

●桑衝去場さん江
 既にたかつかささんが解説されてますが・・・
>モーメンタムジャイロってコレと同様にジャイロの遠心力を積極的に利用して方向転換
>をするシステムですよね?
 参考にしたWebサイトの「航天機構(http://www2a.biglobe.ne.jp/~mizuki/ )」にジャンプして「雑記」→「創造の物置:雑文」→「やさしい宇宙機入門:接触編」と潜っていくと詳しい解説があります<リアクションホイール

 こちらのサイト、たかつかささんのサイトと同様に大変興味深いテキストのオンパレードです(^^)

http://GUNDAM-RB.w3.to/


 はじめまして!投稿者:Syu-Cho  00/08/25 Fri 01:00:15

…ですよね、ここでは、多分。管理人お二方にはずいぶん前から親しく(?)させていただいているのに、ここのレベルの高さ故に今の今まで書き込んだ事の無かった不義理者です。スイマセン。

 で、やはり書く事も大した事ない訳ですが、皆様のご参考にと思い…。
 ジャイロの事ですが、MS・MAに搭載されているジャイロについて書かれている資料は私の知る限り2つです。
 まず、「EB一年戦争編」のザクとゴッグの内部図解には「ジャイロバランサー」の文字が見えます。ザクはフンドシの上方、ゴッグは首(?)の付け根あたりにあるとされています。ただ、内部図解は資料によって結構マチマチなので鵜呑みにはできないと思いますが…。
 そして「ポケット百科MSV ジオン軍MS・MA編」のエルメスの項には、こう書かれてます。
 「宇宙機にしてはバーニヤの数が少ないが、これは装甲に弱点をつくらないためである。方向転換用バーニヤなどをもたないぶん、機体安定用ジャイロが補助的に作動するようになっている。」

 私は実際のジャイロについてはさっぱり解らないので以上の記述に対して意見を述べる事はできませんが、特にエルメスについての記述は某同人誌で原稿を書く時に非常に悩み、曖昧にしてお茶を濁した部分でもあります。
 どなたか学の無い私によい解釈の仕方を教えてくださいませー。

http://webclub.kcom.ne.jp/mb/syu-cho/


 姿勢制御の話とか投稿者:団長  00/08/26 Sat 02:00:12

●たかつかささんへ
>モーメンタムジャイロ
 すいません。良くわからないまま、「ゼロ・モーメンタム方式のリアクションホイールのコトだろうなぁ〜」で反応していましたが、手持ちの本とかサーチエンジンで探して見たのですが、「モーメンタムジャイロ」と言う単語を発見出来ませんでした。
 これって「モーメンタルホイール」とか「リアクションホイール」のコトと理解していて良いでしょうか?
>デブリ考察の一助になれば幸いです。
 先ず「超光速航法無しで恒星間の戦争を行う」って言うコンセプトにビックリしました!あと「破砕スクリーン」のネーミング。マスキャッチャーの網みたいのを想像して読み進めていったら・・・
 コレはガンダム世界にも導入可能ですね♪

●Syu-Choさんへ
>方向転換用バーニヤなどをもたないぶん、機体安定用ジャイロが補助的に作動
>するようになっている。」
 えーと、今話題のジャイロが私の考えているモノであっているかを上でたかつかささんに確認中なのでヘタなコトは言えないのですが、私が言っている三軸制御方式がコレに当たるのであれば、先に書いた「航天機構(http://www2a.biglobe.ne.jp/~mizuki/ )」内の「やさしい宇宙機入門:接触編(http://www2a.biglobe.ne.jp/~mizuki/data/Madorbit.txt)」の「四番目の話:悪い姿勢は死に繋がるぜ!そのいち〜五番目の話:悪い姿勢は死に繋がるぜ!そのに」までと、NASDAのココ(http://spaceboy.nasda.go.jp/note/Eisei/J/Eis12b_j.html)を読んでみてください(NASDAの記述は私が持っている複数の本の解説と異なる点があるのですが、絵は大体一緒です)。

 私のイメージする「ジャイロ」とは、姿勢制御を「するためのモノ」では無くて、姿勢を「検知するモノ」(ジャイロコンパスっすね)ですので、ガンダム本の記述のジャイロを能動的に姿勢制御をする装置と断ずるには抵抗があります。
 ですが、たかつかささんのおっしゃる「モーメンタムジャイロ」が能動的に姿勢を制御する装置のコトを指す呼称であれば、エルメスのジャイロは、人工衛星で良く使っている姿勢を安定(変更)させる為に機体の内部で回転している円盤のコトと解釈すれば良いと思います。

 しかし、エルメスって「ビットでアウトレンジするための機体」だと思っていたので、防御力が弱くたって、姿勢制御が遅くっても特に問題が無いと思うのですが・・・(^−^;

http://GUNDAM-RB.w3.to/


 すいません^^; 投稿者:たかつかさ  00/08/26 Sat 09:46:33

正しくない(一部の職場で間違って広まっているらしい)用語を
使ったことをお詫びします。
リアクションホイールで正しいのです。
以後、気をつけます。

http://www.belbel.or.jp/users/takatsukasa/index.htm


AMBAC問答で感動 投稿者:団長  00/08/27 Sun 01:07:32

 レス、ありがとうございます(^^)>たかつかささん
 宇宙機製作の前線の用語として「リアクションホイール=モーメンタムジャイロ」であれば、宇宙世紀に置いても同様だと考えてもおかしく無いでしょう♪ガンダム世界の機関砲が「バルカン」と総称されるが如く、リアクションホイールやらモーメンタムホイールを「ジャイロ」と呼称している、と。

 Syu-Choさんが引用してくださった
>方向転換用バーニヤなどをもたないぶん、機体安定用ジャイロが補助的に作動するようになっている
 これも、文脈からするとソレくさいですし、人工衛星のソレは姿勢を安定させるさせるためのモノですし。

 あと問題はセンチネルの
>MS以前の宇宙機は姿勢を変化させるのにバーニアを作動させ推進剤を消費していた
 ですが、ここで言う宇宙機は有人のモノは含まれていないとでも解釈すれば、OKでしょう(^^)
 とりあえず、ざっと調べた感じではスペースシャトルやアポロの姿勢制御はガスジェットで行っていたみたいですし・・・

 手足を使ったAMBACの欠点を、これで解消する方法が見つかったコトになります。それも「俺説」では無く!!

ちょっと、感動しています。ありがとうございました(⌒◇⌒)ノ

http://GUNDAM-RB.w3.to/


 レスの続きとか投稿者:桑衝去場  00/08/28 Mon 02:00:46

たかつかささんへ
解説ありがとうございます。
>「物体を回すと、反作用でその反対に廻ってしまう」ことです。
ヘリコプターはテールローターが無いと、本体がローターと逆方向に回転してしまう。 というのと同じ原理ですよね? (違う?)

団長さんへ
>私の発言はたかつかささんのお説をよりガンダム世界にフィットさせるための案だったのですが、
団長さんの書かれた主旨は、十分承知しておりますが、慌てて書いたので、チョットキツイ表現になってしまいました。
コチラこそ、すみませんでしたm(_ _)m

でも、Syu-Choさんが紹介して下さったように、ガンダム世界でも「ジャイロ」による姿勢制御は使われている様ですから、設定を破壊する事にならなくて良かったですね(^^)

>姿勢制御の解説サイト
ご紹介ありがとうございます。とても勉強になりるサイトですね。


Syu-Choさんへ
>はじめまして! …ですよね、ここでは、多分。
あ、そういえばコチラでははじめてですね。

なにはともあれ、情報ありがとうございます。
お陰でさまで、設定破壊を免れたようです(^^)

>機体安定用ジャイロが補助的に作動するようになっている
と言うことは、本来はザク等と同様の機体安定用「リニア・ジャイロバランサー」(団長さんが書かれたように姿勢を「検知する」ジャイロコンパス)として機能するモノ(AMBAC肢を持たない分、デカイか高回転型で高性能?のモノを積んでるとは思いますが)を補助的に方向転換にも使っていると解釈する事が出来ますね。

でも、
>方向転換用バーニヤなどをもたない
という記述はちょっと引っかかりますね。
第40話「エルメスのララア」で、しっかりバーニアをふかして方向転換するシーンが確認できますし、ガンダムとの交戦で、ひょこひょことバックもしてますからねぇ(^^;)
まあ、「宇宙機にしてはバーニヤの数が少ないが」とも書かれてますから、言葉のアヤなのでしょう。


団長さんへ2
>しかし、エルメスって「ビットでアウトレンジするための機体」だと思っていたので、
>防御力が弱くたって、姿勢制御が遅くっても特に問題が無いと思うのですが
エルメスも一応モビルアーマーですから、ビットが無くなれば単体で戦わなければなりませんので、それなりの装甲と機動性は必要だと思いますよ。 
それに、貴重なニュータイプが乗る機体ですから、パイロット保護の為にも特に高い防御力が求められたんでしょうね。
...って、でも、あのコクピットじゃマズイですよね(^^;)

>手足を使ったAMBACの欠点を、これで解消する方法が見つかったコトになります。それも「俺説」では無く!!
そうですね、設定を破壊する「完全無欠の俺説」では無いと言えますから、先ずはよかったよかったなんですが、 一つだけ注意して頂きたいのが、逆に「MSの姿勢制御がAMBACと“ジャイロ”の補助で行われている」という明確な設定が無い限り、たかつかささんが提示された“一つの説である”と言う事をご留意して頂きたいです。

もっとも、この辺に関しては、私の過去の発言を「語録」(http://www.rnac.ne.jp/~rewloola/goroku.htm「小沢正一的こころ」参照)としてUPしてますから、団長さんもご承知の事とは思いますが、他の皆様へのアナウンスとして敢えて付け加えさせていただきました。


 ログちゃんと読んでないのバレバレ。投稿者:Syu-Cho  00/08/30 Wed 21:59:17

 EBのザクについては既に桑衝さんが引用されてましたね。スイマセン。

◆団長さん
 紹介してくださったサイト、大変参考になりました。なんとなく…ですが、理解できました。

>しかし、エルメスって「ビットでアウトレンジするための機体」だと思っていたので、防御力が弱くたって、姿勢制御が遅くっても特に問題が無いと思うのですが・・・(^−^;
 私も、エルメスやブラウ・ブロは単機で目的地に急行し(両機の推力は当時の他の機体と比べると異常です)、アウトレンジから攻撃を加えるのが本来の設計思想だと思っています。しかし劇中でも描写があるように、パイロットに負担がかかりすぎるためにエルメスのビットは誘導範囲の縮小を余儀なくされたと考えています。
 しかし、その後のファンネル搭載機では、その設計思想を受け継いだ運用をされた機体って無いんですよね。パイロットのNT能力が足りなかったのか、それともバカなだけなのか…。

◆桑衝去場さん
>でも、Syu-Choさんが紹介して下さったように、ガンダム世界でも「ジャイロ」による姿勢制御は使われている様ですから、設定を破壊する事にならなくて良かったですね(^^)
 ただ、ガンダム世界ではあくまでジャイロは補助的に使われているようですね。高機動のために高性能or巨大なジャイロを搭載するよりは、手足としても使えるAMBAC肢のほうが有利であったという事でしょうか。

>第40話「エルメスのララア」で、しっかりバーニアをふかして方向転換するシーンが確認できますし、ガンダムとの交戦で、ひょこひょことバックもしてますからねぇ(^^;)
>まあ、「宇宙機にしてはバーニヤの数が少ないが」とも書かれてますから、言葉のアヤなのでしょう。
 そうなんですよね。劇中ではクルッと回転したりして、結構小回りの効く機体なんですよね。単に姿勢制御用スラスターが少ないだけなんでしょうけど、ジャイロの効用もそれなりにあったみたいですね。

http://webclub.kcom.ne.jp/mb/syu-cho/


 ちょいと質問投稿者:紅い稲穂  00/08/31 Thu 17:33:18

ジャイロによる姿勢制御とは何でしょうか?
また、どのような方法にてジャイロで姿勢制御をするのでしょう?
まさか大昔のコマみたいなジャイロ使うんじゃ・・・


ホイールによる姿勢制御 投稿者:たかつかさ  00/09/01 Fri 02:54:34

えー、桑衝さんの言われた
>ヘリコプターはテールローターが無いと、本体がローターと逆方向に
>回転してしまう。 というのと同じ原理ですよね? (違う?)
と言う奴です。
私が不用意にジャイロと言う言葉を使ってしまいましたが、
宇宙機業界での正式な言葉は「リアクションホイール」です。

試しに、回転いすの上に立って上体を捻ってみてください。
下半身は反対方向に回転します。
関節があるので回転角度には制限がありますが、もし関節でなく
回転軸であったなら360度の回転が可能なのは判ると思います。

http://www.belbel.or.jp/users/takatsukasa/index.htm


 早い!...な、なんという運動性.... 投稿者:桑衝去場  00/09/07 Thu 00:07:30

Syu-Choさんへ
>高機動のために高性能or巨大なジャイロを搭載するよりは、手足としても使えるAMBAC肢
>のほうが有利であったという事でしょうか。
というか、元々MSの手足ってAMBACをさせる為にわざわざ取り付けたワケでは無いと思いますので、因果関係が逆のような気がしますが....

手足があるからAMBACが出来るので「ジャイロ」は補助的なモノで良いという事でしょうか?

>しかし、その後のファンネル搭載機では、その設計思想を受け継いだ運用をされた機体って無いんですよね。
NZ−333「α・アジール」あたりがソレ系統の機体なのではないでしょうか?
まあ、「アルパ」にしても飛び入りの素人娘を乗せたりしてますし、強化人間やインコム、サイコフレームといったサイコミュの簡易化の歴史を見るに、真性NT不足というのが最大の問題なんでしょうね。


たかつかささんへ
>と言う奴です。
ども、ありがとうございます。
大間違えはしてなかったようですね>私(^^;)

>私が不用意にジャイロと言う言葉を使ってしまいましたが、
>宇宙機業界での正式な言葉は「リアクションホイール」です。
団長さんが書かれていた通り、ガンダム世界には「バルカン」とか「アポジモーター」のように間違った使われ方をしている用語がしばしば登場しますが、この手の誤用語について、私は宇宙世紀では言葉の意味が変化し現在とは違う意味の使い方が定着していると解釈しておりますので、取り敢えず、モーメンタムホイール等も同様に、全部ひっくるめて「ジャイロ」と呼ぶ事にさせて頂きますね。
実際、現実世界でも言葉と言うのは、マウスやタブレットなどのコンピューター用語など端的な例ですが、同じ単語でも分野によって意味が違ったりしますし、時代や状況によっても意味が変化したりしますから、大雑把に捉えておいた方が解釈の余地が拡がるのでいろいろと都合が良いのです(笑)

ところで、団長さんが書かれていた
>リアクションホイールをモビルスーツに内蔵させた場合、これ以外にもイロイロ
>と利点が考えられますので、楽しいですね(^^)v
というのが気になるところであります。

例えば、初期のRXシリーズのようなコアファイター搭載機の場合、どこにジャイロを積むのか? という問題もあるのですが、取り敢えず、Aパーツには頭か首の付け根にでも1個、コアファイターには、戦闘機形態でのバランサーと兼用で1個、Bパーツには股ぐら辺り(タキムNC-7メイン核融合炉と干渉しない位置にではありますが)に1個、と言う感じで、それぞれ超小型の「ジャイロ」を搭載していたとして、これらを一斉に縦回転させた場合にくるりと前転出来ないものでスカね?
 
確か、宇宙ゴマ2つを棒で繋いで、その棒の真ん中から糸で宙吊りにすると、糸を中心軸にしてクリクリと回転するのを、昔々NHKの科学番組かなんかで見たような記憶があるんですが、

いえ、ソレが出来れば、初代第2話のシャアの台詞「なんという運動性...」というのは、ジャイロを1セットしか積んでないザクに対してガンダムの方が運動性が高かったという事を言っていたんだ。などとコジツケが出来たりしますので....(^^;)


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