続きを読む  過去ログmenu  TOPページ


鳴神 悠 題名:くく 投稿日 : 1999年7月21日<水>11時49分

掲示板6000HITを頂きました。
そんだけです。


伊佐未 題名:きき 投稿日 : 1999年7月21日<水>02時42分

>旧世紀末は、ホントに洒落にならん位に人口が増えすぎて

初めはいまいち実感がなかったんですけど、よく考えるとホントに
これが大問題だったんだと感じてます。

実は今まではなんで連邦議会がダカールなの?って思ってましたけど
世界の後進途上国であるサブサハラアフリカ周辺に経済発展を
もたらそうと考えての事なら、連邦政府もかなり本気で地球規模の
政策をしてるってことですよね。

インドや中国に重要基地がある事でもわかるんですが、
人口問題って本気で危なかったのでは?と今更ながら思っております。

そもそも、これらの国の経済発展は長期的に見れば確実に「人口の減少」を促進
するものですし、また所得格差がなくなるという点でも通貨面、単一経済体、
など効用は色々ありますが、統一国家を作るには極めて合理的なんですよね。

連邦は本気で人口を減らす政策をとってますよね。
とするとコロニーは地球の人口問題が解決するまでの、「借り住まい」的な
ものだったんではないかと考えられません?


lapiz 題名:かか 投稿日 : 1999年7月21日<水>01時12分

>「SPACY」は英語のスラングで「ぼ〜っとしている」とか「ヤクをキメてラリってる」という意味
そうなんですか。それは知りませんでした。

しかし、インディペンデンスデイでスペースコマンドーっていうのが(米国に)でてきましたけど、
あれって実在するんでしょうか?軍と言うよりは、隕石とかUFO(?)、そしてそれらよりずっと怖い
弾道ミサイルを監視・警戒する部署みたいでしたけど・・・。


虎ノイ 題名:赤い狐(謀略編)第2夜 投稿日 : 1999年7月20日<火>23時58分


伊佐未 題名:蒸気機関永野護 投稿日 : 1999年7月20日<火>23時31分

昨日はテスト、明日もテスト、やばい(爆

かなりぶっ飛んだ事いいますけど、以外とユーロみたいな国境のない
連合諸国が、米国と戦って勝っちゃった結果、そのまま地球連邦が設立
したとかだめですかね?

月のドル、セントって不思議ですよね?
ドルだけなら月ドルという解釈もできますが、セントまで月にあると
するとアメリカの地域でドルを使ってないんじゃないか?なんて思った
りしてます。

連邦が出来るまで月はアメリカの州の一つだったとか、
「実験的」な月面都市としてアメリカの手によって、
人間が宇宙に住むための擬似都市だったとかで、その中でドル、セント
が使われてたと仮定します。
で、アメリカがなくなったからアメリカ色の強い月は、アメリカを
残す為か、誇りのためか、そのままドルとセントを使ったみたいに
考えてたら、上記のぶっ飛んだ仮説(たいした根拠がない)に至った
わけですがダメッスか?


桑衝去場 題名:重轟場暗黒洞 投稿日 : 1999年7月20日<火>16時58分

lapizさんへ
「NAVY」についてはF・M・バーチさんが解説して下さったので省略しますが「SPACY」は英語のスラングで「ぼ〜っとしている」とか「ヤクをキメてラリってる」という意味になるので「United Nations」同様アメリカ人は「宇宙軍」とは読んでくれない、というのがホントのトコなんでしょうね、
「NAVY」や「ARMY」の様に歴史のある単語なら兎も角、比較的最近誕生した「空軍」は「AIR FORCE」ですから、ソレよりも新しい宇宙軍は(宇宙軍を所有している国家はまだ無いでしょうが)「SPACE FORCE」になるんでしょうね。
もっとも言葉なんてのは時代と共に変化しますから、UC時代には「SPACY」=「宇宙軍」と言う意味で使われていてもなんら差し支えは無いとは思いますけどね。

F・M・バーチさんへ
「廃藩置県」とは灯台もと暗し也でした(^^;)
確かに、そう言われればそうですね、

>『最初に必要なもの(例えば軍事力・官僚組織)を、一体どこから調達するのか?』
これは、アレでしょ「このままでは人類は滅んでしまうきに、これからの天下国家の事は地球規模でを考えにゃいかんぜよ!」みたいな人がいて、各国に働きかけて大政奉還みたいな事をやってのけたか、どっかの国際資本組織と兵器屋さんからの出資を元に中核組織が出来上がり、当時の大国以上の経済力と政治力を保持するようになれば、各国から選出されて参画した官僚さんや軍人さん達も「地球全体の為」というお題目と、何らかの特権が与えられれば「な〜んだ、自国にいるよりコッチの方が美味しいじゃん」って事になって、自らの保身の為に邁進して立派な連邦政府を樹立したってトコロですか?


F・M・バーチ 題名:核融合岸辺シロー@怪しさ(アンド胡散臭さ)120%(笑) 投稿日 : 1999年7月20日<火>09時27分

 まずは小ネタから

 虎ノイさんへ
>次元波動(中略)超光速

 長いです(笑)。短縮しましょう(笑)
 そうですねぇ、『ワープ』なんてどうでしょうか(笑)
(または『タンホイザー・ゲート』でも可(笑))

 みた瞬間、『ピン』ときましたが、念のために某『科学講座』を見直して確認しました。やっぱりでしたねぇ(笑)


>NAVYの語源について

 私も詳しくはしらないのですが、確かこの言葉の語源は英語で教会(の建物)現す言葉の一つ『NAVE』からきているはずです。
 教会の建物が船に似ていたことから船のことを『NAVIS SHIP』と呼ぶようになり、後に軍艦全体、そして海軍そのものを『NAVY』というようになったらしいです。


>『お題』について

 さぁて、何を書きましょうか(笑)
 一応、皆様の意見を読んだところでは

1) 地球連邦は、必要に応じて生まれた『統一国家』である
2) 連邦が成立するためには、何等かの『異常事態』が必要である(例えば、全世界単位の異常気象、第三次世界大戦など)
3) 成立後、少なくとも暫くの間は、国家(あるいは地域生活集団(いわゆる『民族』のことです))規模の反対運動が続発している(そして、それを鎮圧するために『連邦軍』が発足した)
4) 連邦を構成している(であろう)旧地域国家は、内政的には高度の自治権を有するが、外交、軍事(そしておそらくは金融・財政も)の分野においては、その主権の一部(または大半)を放棄している(させられている)。

 といった所でしょうか。

 実は、歴史上でこのような状態から統一国家が生まれた例が、いくつかあるのです。
 その中で、もっとも私たちに『身近な』物としては『廃藩置県』が挙げられるでしょう。
(というよりも、これまでに各種メディアで発表された、連邦成立を扱った設定の大半は、(意識・無意識の別はあるにしても)『廃藩置県』を前提にしている節があります)
特に『その初期段階において、有力な軍事力を保有しない勢力が、なしくずしに中央集権体制を確立してしまう』という点は、まさに『廃藩置県』そのものです。このような例は、少なくとも欧州の中・近代史では確認することができません。その点からいえば、地球連邦という政治形態は非常に『脱欧米主義』的な経緯から生まれたものであるといえるでしょう。

 でも、私にはこの方法を採用するに当たって、一つ疑問があるのです。それはかつての『窒素』の問題と同様に、『最初に必要なもの(例えば軍事力・官僚組織)を、一体どこから調達するのか?』という点なのです。
 私か例に引き出した『廃藩置県』の時でさえ、即時使用可能な『西洋合理主義』と、(それに洩れなく付いてくる)西洋人アンド武器セットがあったのですから・・・
 本当、どうなのでしょうか?


lapiz 題名: 投稿日 : 1999年7月20日<火>03時06分

確かに、ガンダムの地球連邦は「Federation」よりも「Union」な感じがしますが。
そもそも、この問題は「United Nations」ではアメリカ人は地球連邦とは読んでくれない、
という事情から変えられたものなんでしょうけど。
この両方を考えてみると、「Earth Union」ってのがいちばんしっくりくるのかな?
あ、でもこれじゃあ「EU」になってしまう(笑) だめだこりゃ。

>SPACY
僕はただ、見事な造語だなぁ、と思うだけですが。確かに変と言えば変。
そもそもNAVYだって、どういう経緯で出来た言葉なんでしょう?
語尾にYを付けるとどうなるの?(英語苦手人)

>ちょこっと前の話を
またまた掘り返すことになるかもしれませんが、すいません(;^_^A
ジュピトリスのところの話で気になったんですが、0.1G或いは0.01Gの加速って、普通にしてて
影響ある加重なんでしょうか?いや、ジュピトリスに通常のリング型慣性重力ブロックを設置し
てあるとするじゃないですか。そうすると、あんまり加速がきついと、中にいる人は横からGを
受けて立ってられないですよね。そういう話です。0.1Gって、どれくらいに感じられるんでしょうか?


桑衝去場 題名:光子力@スンマセン昨日は疲れてたので寝ちまいました(^^;) 投稿日 : 1999年7月20日<火>02時14分

>と言うわけで(どういうわけだ)続きは夜中に書きます。
子持ちのサラリーマンとしては、週末は会社の飲み会やら、家族サービスやらで忙しくて(^^;)
昨日は朝まで飲んだくれて、二日酔いのままガキ共を連れてプールに行って来たモノで、昨日の書き込みの後、飯食って風呂入ったらそのままダウンしてしまいました(^^;)
(以上、見苦しい言い訳でした)

>連邦制のこと続き
連邦軍の英訳が「U.N〜」だったとしたら「U.N」=「United Nations」はいわゆる「国際連合」の事ですから、現在の国連軍を母体として肥大変質したものである。と俺説ったりしてるんですが、これが何時の間にか「EARTH FEDERATION」に変わったとなると、時期の特定が非常に難しくなるんですよね。「Union」と「Federation」という単語を比較した場合、「Union」(連合もしくは統一国家)の方がニュアンス的に、より統一性が高い感じがしますので、順序的には連邦制が敷かれた当時は、各国家がある程度の自治権を有しており、其れを軍主体の議会が統治する「Federation」(国家連邦)だったものが、軍部の力が増大して支配力が高まって「ユニオン」になったのなら話は分かるのですが、何か逆なんですよね。
正直言って、この辺の解釈は未だまとまって無いので、自分で書いてても訳ワカランのですが(^^;)、 F・M・バーチさんが仰る様に、歴史書=史実とは限りませんから「連邦は最初から一枚岩の統一国家だったんだゼ!」っての強調する為に、途中で改竄されたという可能性も考えられますね。

ほんで、「地球連邦」の成立についてですが、
旧世紀末は、ホントに洒落にならん位に人口が増えすぎて、「アンタらは宗教が違うから、この土地に入ってきたらアカン」とか、「言葉がちゃうから一緒には住めまへん」なんて言ってられないくらいに切迫した状況になっちまったんでしょうが、依然人種問題やら宗教問題は残ってたでしょうから各地で小競り合いが頻発してアワや世界戦争勃発、人類滅亡か否かって時に、「国連」のお出ましと相成るわけですが既存の「PKO」やら「PKF」ではもう対処しきれないもんだから(もっとも、現在でも対処出来てないですが)「国連軍」の軍備を増強して力で押さえつつ、人類を存続させる為の「宇宙移民計画」が企画され、そうなると(地球連邦という存在なくしてこのような大事業は不可能ではないか?)と伊佐未さんも書かれているように、超国家体制の組織として「地球連邦政府」が樹立され(発足当時は「国連」に毛の生えた程度だったんでしょうが)権限が強まれば利権も増えるというのが世の常ですから、雪だるま式に権力は増大して行き、押しも押されぬ立派な「地球連邦政府」が出来上がったという寸法ですか?
地球連邦軍が設立されたのは、「連邦政府樹立&宇宙移民計画発表」から10年後ですから、当時はまだ「国連軍」だったんでしょうね。
ん? そうなると「U.N.T.SPACY」ってのは「国連宇宙軍」当時の呼称が慣例的に使われていたと言う解釈もできますね。

注「SPACY」に関しては、またの講釈にて(笑)

虎ノイさんへ
>先週はちょいと研修(江田島)に行ってました。
海軍兵学校ッスか?(笑)

赤い狐も新シリーズに突入ですね、
なんか、前作のラストといい謎が深まる一方でとっても楽しみです(^^)


虎ノイ 題名:赤い狐(謀略編)第1夜 投稿日 : 99年7月18日<日>23時30分


虎ノイ 題名:次元波動超弦励起縮退半径跳躍重力波超光速土井たか子 投稿日 : 99年7月18日<日>23時15分

先週はちょいと研修(江田島)に行ってました。
それで,題目はまったくもって意味不明です。元ネタは一体何?

話題は「地球連邦創設の謎」に迫ろうとしているようですね。
私も昔考えましたが,政治・経済はよく判らないので止めました。(笑)
ただ,『連邦が設立される前に,大きな(全地球規模で)戦争があった。』
(もしくは,起きそうな事態に陥った。)という設定を読んだような気がします。
(また,後で調べておきます。)
ただ,連邦成立後,その意志決定に従わない地域国家をビシバシ懲罰していた
のは間違いないと思います。
たとえば,産児制限に非協力的な国家には,宇宙移民の対象者数が多く割り当て
られたとか………。


桑衝去場 題名:光量子北野タケシ 投稿日 : 99年7月18日<日>18時49分

lapizさんへ
>なんかまたネタ振りが必要なんでしょうか?(^^;
スンマセン、管理人が主体性の無い他力本願ヤローなもので(^^;)
タマには自分もネタふりしないといけませんねぇ。

F・M・バーチさんへ
>ならば、ひとつ私が『ネタ振り』(のようなもの)をしてみたいと思います(笑)
とか言いながら、また人任せ(笑)

>えーっ、そうなんですか
>(しまった。同じことを考えている人が、こんな身近にいたなんて(笑))
あ、私のはあくまでも語学系の考察でして、「UNION」と「FEDERATION」という言葉のニュアンスの違いに付いて書く予定ですから「ネタ」はカブらないと思いますよ(^^)

>ちなみに『ジオン公国』ついて
拝見させて頂いてましたが、非常に興味深い説ですね。
あまり書くとネタバレになりますので、詳しくは下記にリンクを貼っときました>ALL

>みなさん、『地球連邦』ってどうして成立したと思いますか?
いくつかの富野氏の小説には、人口増化などの諸々の危機感から、なし崩し的に連邦制に移行したようなニュアンスで書かれているようですが、そう簡単に現在の人と人の壁は越えられるもんじゃ無いと思いますので、マクロスの「統合戦争」みたいな話の方が説得力があるんですが...
そういえば、そろそろ「マクロス」が落っこちて来るんですよね(笑)

と言うわけで(どういうわけだ)続きは夜中に書きます。


lapiz 題名:原子力キムチ@思考力20% 投稿日 : 99年7月18日<日>04時00分

なんか流行って来そうな予感?(笑)

僕はただ、「コロニー作るから世界を一つにしてみんなで力合わせないかんのよ。
そうせな人類お先真っ暗よ。それに時間もないけん、反対する奴はみんな制圧ばい。
もう甘いこと言うとれんのよ。わかってくれよん。」(方言不明)
くらいのことかなぁ、と。すいません、なんだか頭がまともに働かない・・・(;^_^A

ただ、F91の小説・上巻の序文にはあった文章には、上記のような内容のことが
描かれてあったので・・・。ま、お金の話になると、確かに伊佐未さんの仰るような
こともあったのかなと思いますけど。


伊佐未 題名:以下、暴走モード 投稿日 : 99年7月17日<土>22時18分

国家間の体制が違いすぎるため、地球連邦政府はマクロ的に経済を
統括しているだけだった。(環境問題や人種問題など地球規模の政策)

ただ遥か未来を見据えて完全統一の方向性はもっていた。
だから地域毎に経済を任せていた。(為替レート、通貨体制の移行説を考慮)

地球連邦の軍事力は紛争を解決するため与えられた国連軍のようなもの。
(連邦軍の本部がころころ移行することから考慮)

地球規模のマクロ的な経済を主に担当していた為に、コロニーなどという
とんでもないものを作ろうと考えた。全ては人類の存続のため
(地球連邦という存在なくしてこのような大事業は不可能ではないか?)

その結果、連邦政府は莫大な負債を抱える。おそらくは地球全体から税金を、
(特に日本のような金持ち地域の血税が大半)徴収したがまかないきれない。

連邦政府は経済的に未熟なコロニーを監視、連邦版IMF?
経済的には苦しくなるがコロニーからも税収。全ては人類存続のため

地球の事を大してしらないスペースノイドは時間がたつにつれ
生活が苦しいのを地球のせいにする。地球の人達は全て金持ちと勘違い

で、もうちょっと時間がたち、サイド3のおっさんが独立などと言いだした。

連邦政府「ふざけんな!誰が金出したと思ってるんだ?だいたいせっかく
地球を一つにしたのにまたバラバラにする気か?なんの為に連邦制を
ひいたと思ってるんだ!そんなこと許したら独立に反対した地球人に示しが
つかない。お前らだけ特別扱いできるか!」

地球人「俺達の血税をなんだと思ってる!恩知らずの宇宙人め!」
独立したけりゃ負債払え!俺らも苦しんだ!」
以後、地球連邦は宇宙に敵を見出し求心力を得る。地球人としての意識の
急速の芽生え。


伊佐未 題名:超電磁由美かおる 投稿日 : 99年7月17日<土>22時13分

>香港と中国みたいな連邦制
実は私もよくわかってなかったりして(笑
連邦制というのは、完全な統一国家というわけではないですよね?
今、韓国と北朝鮮で揉めておりますが、韓国側が提示した太陽政策
なるものは、北朝鮮と韓国を統一するのではなく、北朝鮮を残しながらも、
共に生きていこう。
つまりは政治、経済の体制が全く違う国をそのまま残すような連邦制にしよう。
しかし国交は排除して一つの国になろう。という事だったと思います。
中国と香港の関係もこの連邦制に近いと解釈しています。

国家間のあらゆる面で差があるのは当然ですから、地球連邦が成立すると
したらこのような形が望ましいと思いまする。

地球連邦というひとつの国ですが、実際は地域ごとに体制も経済政策も違い、
国境が消えただけで、地球連邦誕生時は現在とそれほど変わらなかったのかも
しれません。

ちょっと今お題の連邦設立とはずれてますが、すいません・・・長くなりそう・・・
ここはあの人の技を使わせてもらいましょう。


F・M・バーチ 題名:核融合和田アキ子(笑) 投稿日 : 99年7月17日<土>09時08分

 lapizさん、すいません。あまりに面白いのでつい使ってしまいました。
(一応、多少は『アレンジ』はしてみましたが・・・ダメですかね)


>なんかまたネタ振りが必要なんでしょうか?

 ならば、ひとつ私が『ネタ振り』(のようなもの)をしてみたいと思います(笑)

 実は、『地球連邦の統治形態の変遷』として、何か書いてみようと思っていたのですが、余り一方的に『俺説』をまくしたててもどうかなぁ、と思っていたので(『なにをいまさら』という気もしますが(笑))、ひとつ『お題』を頂戴したいと思います。

 みなさん、『地球連邦』ってどうして成立したと思いますか?
 常識的に考えれば、『絶対』成立しないと断言できてしまうこの『組織』
をなぜ『作ろう』とおもったのか? 自分なら『こう思う』という意見を聞かせてください。
 そして、それを元に何か書いてみたいと思います。
(ちなみにちょっと前までの公式資料では今年、つまり1999年が連邦成立の年でした(笑) 一昨年あたりから公式記録の『書き替え』が頻繁に行われていましたが、これなんか『2000年問題』に右往左往している人々と同様のものを感じてしまいます(笑))
 
 
 管理人さんへ
>ちなみに、連邦制に関しては『地球連邦公用語』の方に、地球連邦軍の表記が『U.N.T.SPACY』から『EARTH FEDERATION SPACE FORCE』に変わった理由と絡めて書く予定なんですが

 えーっ、そうなんですか
(しまった。同じことを考えている人が、こんな身近にいたなんて(笑))
 ちなみに『ジオン公国』ついては、たびたび紹介させていただいている『ボールセンチュリー』の中に間借りしている私のコーナーで一応の理屈ずけをしてみました。お暇な方は、一度除いてみてください。


lapiz 題名:ねた 投稿日 : 99年7月17日<土>02時52分

なんかまたネタ振りが必要なんでしょうか?(^^;


桑衝去場 題名:なんか、掲示板が凍り付いてますねぇ(^^;) 投稿日 : 99年7月17日<土>01時27分

まあ、管理人がレスをサボってるからしょうがないんだけど。

伊佐未さんへ
>いかに国際的な圧力があったとしても、体制の差や所得格差が
>中国が香港を吸収しなかった理由ですよね?
まあ、たしかに格差がありすぎますからねぇ
ところで、
>香港と中国みたいな連邦制
ってどんな感じなんでしょ? 
私もチョコッと調べてはみたんですがどうも手頃な資料が無くてよく分かりません(^^;)
ご教示頂ければ幸いです。

ちなみに、連邦制に関しては「地球連邦公用語」の方に、地球連邦軍の表記が「U.N.T.SPACY」から「EARTH FEDERATION SPACE FORCE」に変わった理由と絡めて書く予定なんですが、なかなか筆が進みませんで(^^;)
最近は他力本願な更新ばっかりしてますんで、チト気合いを入れて執筆したいと思っております。


伊佐未 題名:連邦制のこと 投稿日 : 99年7月14日<水>02時28分

>「Zフイルムブック」のP.228に、軍部主体の連邦官僚について同様の
>主旨の記述がありましたよ。
フィルムブックとは盲点・・・
ありがとうございます。立ち読みしてきます

香港と中国みたいな連邦制かな〜と思ってましたが、
いかに国際的な圧力があったとしても、体制の差や所得格差が
中国が香港を吸収しなかった理由ですよね?


桑衝去場 題名:星条旗は永遠なのか? 投稿日 : 99年7月13日<火>01時09分

F・M・バーチさんへ
大変詳しい解説ありがとうございます。
「ライジングサン」という映画が公開されている当時、週刊誌か何かで「悪役を捜し求めるアメリカ映画」というコラムを読んだ記憶がありますが、ハリウッド映画の敵役の変遷を見ると、まさにコレの縮図のようですね。
昔の西部劇では『野蛮な原住民』を撃ち殺してウサをはらしていれば良かったモノが、ネイティブアメリカンと呼称するようになり保護の対象となってからは、戦後の冷戦構造を背景に「ソ連」を『仮想敵』として「ドルフ・ラングレン」が敵役を張った「ロッキー3」なんかは、まんま米ソの代理戦争のノリだったり、ソビエト連邦崩壊後は、「ブラックレイン」の松田優作やら、「ロボコップ」の日本系企業製アンドロイドやら、もろにジャパンバッシングがエンターティメントの花形になったり、「ホットショット2」に出てきた「某中東のヒゲの大統領のそっくりさん」やら(笑) 湾岸戦争時も「強いアメリカ」を強調することによって大統領の支持率が上がったりしてましたし、
先頃のユーゴ空爆も最大の『仮想的』を失ったNATOのやつあたりといった感じがしなくもないです(^^;)

伊佐未さんへ
>最初は誠実な選挙でも、段々と権力を固執しようという人達ばかりになった。
>なんて考えはだめですか?
選挙の話では無いですが、F・M・バーチさんが上げられた「Zフイルムブック」のP.228に、軍部主体の連邦官僚について同様の主旨の記述がありましたよ。


lapiz 題名:なる 投稿日 : 99年7月13日<火>00時17分

なるほど。よくわかりました。ありがとうございます。m(_ _)m

それにしても、お米の国は、なんというか、アレですね。ま、日本もほめられたものじゃないんでしょうけど。


F・M・バーチ 題名:地球連邦の統治形態について(その2) 投稿日 : 99年7月12日<月>21時44分

lapizさんへ。
 『アメリカ型』について、多少説明します。

 日本では余り認識されてはいませんが、北米大陸中央部に存在する『合衆国』は、本来単一の国家として存在していること自体が『不自然』といえるほどに、あらゆる面で異質なものの集合体だといえます。
 人種(実は私は、この言葉や『民族』という言い方が大嫌いです)、文化、言語、そして移民してきた『世代』によって異なる、厳然とした階級制度(ピルグリム・ファーザーズの例を持ち出すまでもなく、この国では伝統的にあらたしく『移民』してきたものを迫害する傾向があります。代表的なものだけでも(たたし、もっとも有名なアフリカ系諸生活集団と、ユダヤ系についてはここでは区別します)古くはイタリア、アイルランド、ポーランド系移民。そして中国、日本系。新しくはメキシコ、ベトナム、そして韓国系(同系移民に対する大規模な迫害暴動が起こったのは、まだ記憶に新しいと思います)・・・ これらのどれか一つをあげただけでも、国家の分裂は確実に発生してしまうはずです。現にそのような例によって国家が『崩壊』しているケースは、枚挙に暇がありません。

 では、なぜ『合衆国』は単一の統治形態で存続し続けることが可能だったのでしょうか?
 理由は色々あげられますし、またそのどれもが一定の説得力を持っていますが、あえてたった一つに集約してしまえば『(自分たちの存在を脅かす)敵に対する結束』が、この国の分裂を防ぎ続けてきたといえるでしょう。
 独立戦争当初は、当然『宗主国』である連合王国に対して。その後は自分達が進むべき『新天地』を『不当に占拠』している『野蛮な原住民』に対して・・・
 そして大陸内部の『新天地』が消滅すれば、今度は自分たちが統治の基本理念とした『民主主義』に対する敵を、次から次に『作り出して』います。これは『世界平和』などという崇高なる目的の為などでは断じてなく(ただし『国内向け』には強調します。実際『自由と民主主義を擁護する、正義の騎士』という言葉を、単純に信じる合衆国市民はそういないでしょうが、単純に『否定』する人もまた、ほとんどいません)、あくまでも国内問題を一時『棚上げ』するための方便に過ぎません。
 そして、そのような『敵』に『勝利』し続けてきたからこそ、合衆国市民は『合衆国』という統治形態のもとに結集することを望み、自らの立場を悪化させる『分裂』を回避し続けてきたといえるでしょう。
 言い替えれば『適と戦って、勝ち続けてきた』ことが、『合衆国』を存続させ続けた最大の要因だったのです。

 とまぁこのように書くと、『地球連邦こそ『アメリカ型』ではないのか?』と言われてしまいそうですが、少なくとも宇宙世紀の極初期に関していえば『アメリカ型』が成立する条件が整っていません。有り体にいえば『敵を打倒する力』を、連邦は保持していないのです。
(もっとも、『地球連邦は発足当初から、(単一指揮権のもとにおかれた)莫大な軍事力を保有していた』とサンライズあたりが一言いえば、私のこれまで論旨はすべて崩壊しますが(笑))
 ですからサイド3=ジオン公国を『仮想敵』とした0070年代以降ならばともかく、『地球連邦』という統治形態が発足する為の『理念』としては、『アメリカ型』は不適当だと思うのです。


lapiz 題名:質問 投稿日 : 99年7月12日<月>18時19分

>『アメリカ型』は、事実上『敵』が存在しなければ成立しない方法ですし
これってどういうことなんでしょうか?教えてください。


F・M・バーチ 題名:『地球連邦』って、中国語ではなんて書くんだろう? 投稿日 : 99年7月12日<月>05時05分

 ちなみに『国際連合』は、中国では『連合国』(第二次大戦の”それ”です)というそうです。実にわかりやすいですねぇ。

 窒素について。
>これって、地球の環境には大した事の無い量?それとも、深刻な環境破壊をもたらす数値? 

 やってみたことがないので、はっきりと断言はできないのですが(そりゃそうだ)、少なくとも0.1%程度の変化が大気の構成に発生した場合、何等かの事態が起こることだけはまちがいないでしょう。
 現在、半ば反狂乱になって叫ばれている『二酸化炭素』の増加問題ですが、これにしても大気内の濃度が(たったの)0.01%単位で変化することに対して言われていることなのです。新聞では100ppm単位で掲載されているために誤解をしてしまいやすいのですが(物事を大げさに表記するのは報道・広告の常です。『タウリン1g』とするよりも『タウリン1000mg』のほうが多く思えるのと同じ事です)、大気全体でみた場合、その程度のものでしかありません(もっとも、もとの濃度が0.03%しかないので、大問題といえば大問題なのですが)
 窒素に関していえば、地球にはさまざまな形で『予備』が存在していますから、長期的(まぁ、だいたい10〜100万年単位でしょうか(笑))にみれば、この程度の変動はどうということがないと思えます。ただし、ここで問題にしているのは『10年単位』ですから(この程度の時間は、自然界の循環サイクルからみれば文字通り『一瞬』以下です)、これほどの『劇的な』変化が発生した場合、何かが起こることだけは確実でしょう。

 地球連邦の統治形態について(その1)
 地球連邦の姿が『ソビエト連邦』に酷似しているのは、ある意味仕方のないことでしょう。
 『多民族を統治する国家形態』としては、近代以降に限っていえば『イギリス型』、『フランス型』、『アメリカ型』、そして『ソビエト型』の四つが代表的なものだといえます。
 この内『イギリス型』は、宗主国である連合王国自体が既に失敗を認め放棄していますし、『フランス型』は、どうみても宇宙世紀世界にはそぐいません(ちなみにこの方法は、固有の文化を尽く否定して(この場合『建て前』さえも認めません)、単一の文化を『押し付ける』やり方です)
 『アメリカ型』は、事実上『敵』が存在しなければ成立しない方法ですし
、そうなると残るは『ソビエト型』だけということになります。
 じつさい、地球連邦という形の政治形態が『本当に』成立するとしたら、それはおそらく個人の権利を大幅に制限した、専制的なものとなるはずです。
 とうぜん、それに対する反抗活動も起こるでしょうし、地域国家単位で連邦に半旗を翻すこともあったことでしょう。旭屋出版のフィルムブック『Zガンタム、Part1』のコラムにもあるように、発足当初の連邦は、旧地域国家と文字通りの『生き残り』をかけた死闘を行っていたはずです。

 ちなみに、(私なりに考えた)地球連邦の統治形態の変遷については、夏コミで発行予定の『資料集』で書く予定ですので、興味のある方は本編『宇宙(そら)から見た宇宙世紀』共々ご覧ください。
(以上、最後だけ宣伝でした(笑))


虎ノイ 題名:地球の大気の量は 投稿日 : 99年7月11日<日>23時39分

地球の(赤道)半径は約6,378km,海も陸も含めた全部の面積は5億平方km以上。
大気の厚さは上空に上がるほど薄くなっちゃうので,普通に呼吸できる(0.7気圧程度)
レベルの標高3kmまでとすると,大気の総量は15億立方km。
(あくまで,3km以下の部分の量です。なお,山の容積は無視しています,念のため。)
コロニー(島3号)1個に必要な窒素の量は約800立方km,土壌の改良と植物資源用に
その5倍が必要だとしても,4,000立方km,仮に1,000個のコロニーを造るとすると,
400万立方km,上で算出した地球の大気量の0.27%。

うーーん,どうなんだろう?
これって,地球の環境には大した事の無い量?それとも,深刻な環境破壊をもたらす数値?
それとも,なんか試算が誤っているのか?


F・M・バーチ 題名:あれっ? 投稿日 : 99年7月11日<日>07時38分

 なんか今入ってきたら、4000HITでした。
 狙っていた方々、どうもすいませんです。はい。
(前にも同じ文章を書いたよなぁ・・・。恨まれてるんだろうなぁ、俺)


伊佐未 題名:地球連邦ってどんな体制? 投稿日 : 99年7月11日<日>04時07分

>それぞれの国家は地球連邦議会に対して,1カ国1議席の代表を送る
>権利をもっている。
ありそうですよね。連邦議会会長なるポストがあったとしても、
会長選出の選挙方法が議員による投票によって行われるもので
あるなら、地球出身者ばかりが会長に選ばれるでしょうし。

そもそもコロニーの代表自身が連邦の体制に満足して染まっていたなんて事
ありませんか?
例えば、欧州地区、南米地区、アジア地区、アフリカ地区、コロニー地区など・・地区毎に会長+選挙制の専務理事枠なるものがあるとします。

欧州地区に専務理事枠が10席、南米地区に5席、コロニー地区に3席と
いうように定められていて、専務理事をもった国はその区域において
強い発言権を得るために、地球、コロニーを問わず専務理事となった
お偉いさんは達は権力に固執する方向に向かうとか。

こういうふうに枠を与えられると、得てして権力に固執しようと
すると思うんです。地球、コロニーを問わずに
最初は誠実な選挙でも、段々と権力を固執しようという人達ばかりになった。
なんて考えはだめですか?