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マスコミ はしゃぎすぎ

◆ゼナさま,ご懐妊の兆候 

ドズル公子妃ゼナさまにご懐妊の兆候がみられ,週明けの11日にも公王庁病院で精密検査を受けられることが8日,明らかになった。

同庁関係者は「尿検査で,陽性反応があった」としている。懐妊されていれば,今年9月に誕生の予定で,デギン公王陛下にとっては,初めての孫となる。 

公王庁関係者によると,ゼナさまは今月3日から5日までの日程で,グラナダ市の前線基地慰問のため,月を訪問されたが,帰国後,尿検査を受けられ,妊娠の兆候を示す陽性反応があったという。また,ご懐妊を示す体調の変化もあるという。

 さらに,37度台の微熱も続いており,予定されていた,ズム市ダイクン記念公園での開戦記念式典への出席も控えられていた。

 週明けには,公王庁病院で超音波診断法による検査などが行われ,確認されれば,医師団が結成されるとともに,正式発表される。

 ゼナさまはグラナダから帰国後の6日,デギン公王にに帰国の報告をする予定だったが,取りやめられていた。さらに7日のゼナさまの26歳の誕生日に予定されていた陛下とのお祝いの夕食会も延期されていた。 

ゼナさまは公国副総帥のマハラジャ・カーン氏(53)の長女で,地球のパリ第4大学を卒業後,ジオン大学大学院法文研究科在学中にドズル殿下に見そめられ,UC0078年6月に殿下とご結婚された。

 地球連邦に対しての独立戦争を宣戦後,開戦劈頭以来,軍は大戦果を上げているとの情報もあり,もしも,ご懐妊が確認されれば,戦争が早期終結するとの予想と共に,国民には嬉しいニュースが続くことになる。

                       UC0079.1.8付ジオン新報より(嘘です(^^;

 

後日談。(実はVODOKAさんに指摘されて気付いた)

まぁ,マスコミが騒ぐ時,世間の目から,ひっそりと起こりつつある何かを隠す目的がある
というのが,アクション小説等の定番ですね。
そして,考えてみると,この時期のトップニュースは,もちろん『対連邦独立開戦』だ。
しかも,開戦劈頭には各サイドの連邦軍をほぼ駆逐するという大勝利を上げている。
しかし,景気の良いニュースだけではない。コロニーにはBC兵器が使用されたという
ジオンにとって都合の悪い情報もあるはずだ。『疫病流行か?』とのカウンター情報も
流されただろうけれども,一番都合が良いのは,国民にそんな情報に興味を持たせない
事だ。
『公王陛下に初孫誕生か!!』宣伝省の役人はさぞ喜んだだろう。


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