第121話「ビビの声の行方!英雄は舞い降りた!」

〜再会〜


何と言いましても、腹巻アップから始まるドラマでした。
緊迫した戦場から一転して、そこは毛糸のワンダフルワールド。
少しほつれていたりして、庶民派なイメージでしたが、それらを全てひっくるめて
私たちに「和み」を提供してくれました。目に優しい緑は心にも優しかったね。
潤いたい。真夏のアラバスタ。
ふるさとと腹巻。そんな郷愁が私たちを誘うメリー号クルー達の現在。

ちょっと楽しみにしていたのですが。
ナミを背負うゾロの姿を。おんぶを。動くおんぶを。
おんぶだけで3スケッチの予定でした。捕らぬ狸の皮算用でした。
なんでおんぶをもっとしっかりと描いて下さらぬのか。
原作でも小さくしか描かれてませんでしたので、仕方が無いのですが。
やはり、刺激的なのでしょうか。踊り子をおんぶする剣豪という絵は。
刺激的なんでしょうか。おんぶ絵。(哀しいので2回ほど言ってみました。)
ナミの衣装でおんぶされると足が全部出ると思います。やはり。刺激的なんでしょうか。
(哀しいので3回言いました。)

騙されてお小遣いをとられた弟みたいです。
ああ。可愛いなぁ。何で手がグゥなんかな。

ゾロはナミに怒ってるというよりはツッコンでるんですよね。

何て言ったらいいのか言葉が浮かばないんですが
みんなして、再会して怒ってんの。
憎まれ口を叩き合ってるの。
みんな戦いながらギリギリの状態で仲間の事を案じていたのに、再会した途端、こんなんなの。ゾロだって「ナミは逃げられたのか?」と死線を彷徨いながら心配してたから、ナミの無事を見て、なんだかいい感じの雰囲気になったと想像するのですが、多分ナミの方から「あんた、来るのが遅いのよ!何してたのよ!私、足怪我してんだから、運びなさいよ!」とか怒鳴ったんだと思うんです。それで、ゾロも言うことを聞くものの、「俺の方が重傷だろ!」とか文句言ってるの。

こうやって、気持ちを張りつめてるんだと思うのです。
まだまだ状況は変わらないどころか悪化している今
仲間の無事を喜ぶ余裕は無いんですよね。

あえて「いつも通り」にふるまってるようにも見えて
やっぱりそれが再会が嬉しいからだったりもして
何だか本当に涙が出そうです。

会えなかった時間を埋めようとする人達…。
それほど長い時間では無かったはずの別行動なのに、ものすごく遠く感じて、遠いのにものすごく強い存在感を感じたり、戦いの奮起につながったり、ものすごく心配だったり…。
あいつの戦ってる姿を見てみたい、とか思ったり。
やっぱり見たくないとか思ったり。
まるで何年ぶりかの再会のように感じるのは
心なしか、一皮むけてるからなんだろうか。
傷だらけなのに、力強く見えるからなんだろうか。

軽口を交わしながら、確かめ合ってる姿に。

何だか本当に涙が出そうです。

この時のゾロの顔はあの時の松田龍平に似てると思いました。あの映画の。映画の題名が思い出せなくて、確か漢字で2文字だったような、と色々考えて出来たのが「禁忌」と「男色」でした。思い出しました。「御法度」でした。3文字でした。しかし、私の「御法度」の定義がなんとなく明らかになったような気がしました。
関係ない話でした。
ルフィを見送るゾロがとても優しかったです。信頼しきった様子で甘くもあり力強くもあり。
昨日の深夜の「ガキの使いやあらへんで。」で「松本レンジャイ」の製作風景のナレーションをしていた人と同一人物とは思えません。

夏コミ帰りであるにもかかわらず、こんなに当たり前な感想ばかりが出てくるのは
これが本来の私の姿なんだと、確信しました。夏よ、アリガトウ。
もう少しです。アラバスタ!!




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若竹