第150話「幻想は叶わない!?ベラミーVS猿山連合」

〜本気と書いてマジ。真剣と書いてシンケン。〜



ミミズだって オケラだって アメンボだって
みんな みんな 生きているんだ ともだちなんだ

アンパンマンの生みの親であるやなせたかし作詞のグレイトソングで始まりました、今週のアニゾロです。しかし、ゾロとアンパンマンは違いすぎました。共通点と言えば艶やかな表面と内に秘めた甘い芳醇な味わいの大納言。西洋のパンに東洋の心意気(アンコ)。ああ、食べちゃいたい。食べちゃいたい。ちぎって食べちゃいた〜い。…こんな所でしょうか。何がってアンパンマンとゾロの共通点ですよ。つい3秒前の事をお忘れですか。

ゾロがアンパンマンならきっとオケラとも友達になれたのかもしれませんが、ゾロはロロノア・ゾロでした。前に立ちはだかる者を倒す生き方を選んだのでした。ベラミーには手を出さなくてもオケラには手を出すのが、ゾロなりの“筋”なのです。しかし、オケラの予想外の愛らしさに戸惑うゾロなのでした。

無意味な戦いでした。
オケラは丸腰でした。
オケラ自身に戦う意志はありませんでした。
腰が引けてました。
微妙に内股でした。
瞳は涙で潤んでいました。
そうです。操られていたのです。

そんなオケラのジレンマを知ってか知らずか
ゾロの攻撃はコント仕立てのピコピコハンマーです。「叩いてかぶってジャンケンポン」で負けたらヘルメットをかぶって勝ったらピコピコハンマーで叩く、というアレです。あのゲームです。そんなコミカルでリズミカルなゾロとオケラのコラボレーションで、表現されたのは、やはりゾロの愛らしさでした。食べちゃいたい。食べちゃいたい。ちぎって食べちゃいた〜い。
残念ながら、ゾロの顔はアンパンじゃありません!
でもゾロがアンパンマンならサンジがジャムおじさんなのかと思うと何故か体が熱を帯びてきました!助けて!

これはジャンプで見た時から
「ゾロが鳥を持ってる!!」と
大事件のように取り上げた覚えがあります。
今見ても、本当にアイドルのブロマイドのようですね!
私、頭、オカシク、ナーイ!ナーイ!
鳥を力強く持つゾロの勇姿にうっとりするのはもちろんですが
新たに感じた事もあるので、今日はその事を話まーす。

サウスバード、逆さ吊り?!

ウサギを持つ時は耳を持ったり、子猫を持つ時は首の後ろを持ったり、動物を掴むのには、それ相当の「持ち方」というのがあるように思うのですが、鳥はどうでしょうか。鳥を逃げないように捕まえておくのに、この持ち方は適当なんでしょうか。よく、わからないのですが、こんな鳥の持ち方はどうなんでしょう。私の記憶ではルフィが撃たれて落ちたカモメを掴んで「サンジー、カモメ、カモメ!」って言ってた時と同じ掴み方ですね。
つまり、食材ですか。
死骸扱いですか。

憎い!憎い!そんなゾロが憎い!動物大好きゾッキュンなくせに!
優しさを微塵も感じさせない、突き放したような冷たさが憎い!
そんなゾロから目が離せない!助けて!

これがベラミーのマークだという事を誰が知っていたでしょうか。私は知りませんでした。しかし、ゾロです。ベラミーって名前は覚えていなくても、マークとか標識くらいは判断出来ます。…ってアホの子みたいに!!
しかし、実際これがベラミーのマークと知っていなくてもその筆跡とか筆圧とか匂いとかで、ベラミーの仕業だと察知しそうでコワイです。ゾロとルフィならあり得そうでコワイです。
つまり、これが“マーキング”という奴だとしたら、本当に動物同志の縄張りの主張です。私なんて立派な人間なので、理解出来なくて当たり前です。
そしてやっぱりナミがいて良かったなーと思います。何となく、通訳として。

だってー。ゾロとルフィだけがわかる言葉とかあるんですものー。

これです。こんな風に和道一文字を差し出します。こんな涼しい顔して、自分の剣(たましい)を差し出します。こんな涼しい顔で「本気で止めたきゃ、うちの船長を殺せ。」って言います。あっさりと。当たり前のようにルフィの決意の固さを受け止めています。しかもハッタリなんかじゃないんです。
今頃になって気付いたんですが、ゾロは単に刀を渡しているだけじゃなくて、クリケットの手元に鞘を差し出してちゃんと抜ける位置に置いているんですよね。

「この刀を抜け」って言ってるんですよね。
なんか、スゲーって思いました。
ゾロ、スゲーって思いました。
ゾロ、スキーっ!って思いました。助けて!

そして、原作ではうやむやにされてましたが
やはりゾロはずっとサウスバードを離さなかった事がわかりました。こんなに格好良く渋く決めていても片手は「じょ〜〜〜〜」って言ってる鳥を掴んでるのですね。
格好いいのか可愛いのかわからない!選べない!助けて!



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若竹