第164話「シャンドラの灯を燈せ!戦士ワイパー」

〜森っ子ゾロたん〜



あーあ。

目が合っちゃいました。

だってしょうがないじゃない。
目が合っちゃったんだから、しょうがないじゃない。
始まっちゃたんだから。俺達の物語。
ボーイ ミーツ ツル。
ツルまっしぐら。
ん?ゾロまっしぐら?
どっちだっていいさ。
とにかく、もう離せない。離さない。
グイッと握って、確かめた。うん、この心地。
そう、今なら飛べる。飛び越えて行ける。コイツとなら。
もう、気持ちは空なんだ。もっと高く。もっと遠く。
コイツと一緒なら・・・。フライ ウィズ ツル。

叫びたい。腹の底から叫びたい。
ワンモア ターザン。
フォーエバー モア ターザン。
つかめ!ツル!
つかみ取れ!お宝!
少年の心で。

雄叫びが森の中を突き抜けるように響いた夜は
私の心も森林欲。

意味なんてないよ。いつも、いつまでも。

ロビンと2人して賢っぽく、大人っぽく
喋った結果が結局「どうでもいい。」という
いつものどんぶり勘定。
オールウィズ いきあたりばったり。

そんな大ざっぱな感じもクールでイエス!
だって、そうじゃない。
どんなトラブルも「かかって来い」という
余裕というか覚悟というか心意気の証。
だから、クールでイエス!

私のような肝っ玉の小さい小市民は
こんなゾロの大ざっぱな所を目指して三千里。
千里の道も一歩から。
千里中央桃山台。
西中島南方って「にしなかじまみなみがた」って読みます。

意味なんてないよ。今までも。これからも。

信じられない光景を見た時の
驚きのゾッキュンです。
私も何かと驚きました。
それから何かとトキメキました。
汗がいいね。たくさん汗かいてていいね。
瞳の色が淡いのもいいね。
目がギョロってしてるのもいいね。
焦ってる顔がいいね。
頼りなく開いた口もいいね。

でも、このシーンのトキメキグランプリは
「ぉあ…」という絞り出したような
弱々しい声です。怯えたような声です。
ヤバイ感じです。
いてもたってもいられなくなりました。

ゾロが会いたがっている神はまだ登場していませんが
アッパーヤードがジャヤの半分だと判明して
空島に関わる人や物事が最後に一斉に登場してきました。

これから、とてつもなく大きな物語が始まるのだという
「序章」を感じる今週のラストでした。

さぁ、長い長い空島編が始まります!



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若竹