第186話「絶望への狂想曲 迫り来る空島の消滅!!」

〜四季折々の…〜



グッドモーニングゾロ。訳して「良い朝、ゾロ。」

そんな清々しい気持ちで春が来た。
これこそが私にとっての桜の開花宣言といっていいはずです。正々堂々と。目覚めは小さな咳と共に…。まるでポエムだ!色々な部分が傷ついているゾロボディーですが、この目覚めの咳によって、今、ゾロの喉がいがらっぽいのだと知ることが出来ました。見た目ではわからない、そんなゾロの傷。咽喉や粘膜にまで意識を働かさなければならないのかと思い知らされて、春が来た。

これまで何度か目を閉じたままのゾロをスケッチしていました。寝ているのとは違う、気を失っているゾロ。
静かで切ない表情にある種の悦びを感じながらスケッチしていました。いける!目を閉じていてもいける!確かにいける!
それは季節によって表情を変える金閣寺が年中、見頃であるように、目を開けたゾロも閉じたゾロもそれぞれに趣深いという事実。
しかし今こうして目を開けたゾロに出会った時に、やっぱりこれがゾロなのだと、ここでも桜の開花宣言か。おはようと共におかえりなさいと声をかけたい、そんなピュアラブ。



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若竹