第199話「迫る海軍の捜査網!囚われた二人目!」

〜イエー★めっちゃ牢獄!〜



そうだ!これだ!これでこそ牢獄のゾロなんだ!待ってたんだ!待ち焦がれていたんだ!
先週の牢獄はごっこ遊びみたいな薄っぺらい感じがしていて物足りなかったんだ!でも、今週はちゃんと牢獄だ!後ろ手の拘束具も腕がぐにってなってて不自由そうでイヤッホー!ゾロは拘束されるのが大嫌いなんだ!体の動きを封じられるのが大嫌いなんだ!自分の好きな時に寝たり鍛錬したりしたいんだ!だから、今のゾロは本当につらいはずなんだ!そんなつらそうな顔が見れて良かったね。私。
でも、つらいと言っても、本当に静かで、脱出の機を窺ってるに違いないんだ!
ああ、牢獄っていいなー!(しみじみと)
海軍に囚われるっていいな。それを仲間が助けに来るっていいな!そういうの、同人誌で読んだことある!すごい良かった!
原作でありそうで無い、そういう設定を私達は望んでいるんだ!だから、今回の牢獄とか最高です!今後ともよろしく頼むよ!東映君!皿洗いとかじゃなく。

うん。美しいね。知ってたけどね。
ゾロの横顔が美しいの、知ってるけどね。
横顔だけじゃ無いんだけどね。美しいのがね。
ゾロの美しい表情といえば365くらいあると思うし、それを1つ1つ数え上げるのは大変っていうか、1年くらいかかると思うんだけど、その中の1つに「無」っていうのがあると思うんだ。喜怒哀楽のどれにも属さない、とても静かな表情なんだけど、胸の内に込み上げる熱い感情を抑えているような…。
このスケッチのゾロは色々と考えている表情かなと思うんだけど、多分、ゾロは、ウソップに会えて嬉しいと思うんだ。仲間が無事な姿を直接確認できて嬉しいに違いないんだ。でもそれ以上に、今の状況はとても厳しいから、嬉しい顔なんか出来ないし、もともとそういう感情を表に出すタイプじゃないしね。
それに、ゾロみたいな無口なタイプはウソップやサンジのようなお喋りさんを「騒々しい」と煙たがる様子を見せたりするけど、内心、自分が感情をストレートに表さないだけ、そういう人が近くにいると、自分の感情を代弁してくれるみたいでちょっと嬉しかったりするんだ。
例えば、ジェットコースターに乗った時に、自分は黙ってるんだけど、隣に乗ってる人がキャーキャー言ってると自分までキャーキャー言ってるみたいなエキサイティングが伝わってくるみたいな感じ!
わかるんだ!私にはゾロのことが!
私って、ちょっとイタイ人だね!

キャー!居た!ゾロが居た!ゾロが隣に居た!
そんな事にも気づかずにいたよ。ウソップ。
大切な事を忘れてかけていたよ。ウソップ。
そしてゾロが教えてくれたよ。ウソップ。
裏切り者だとロビンを罵った後、ロビンの考えを知って涙ぐむウソップがかわいかった。そして・・・。

深呼吸をさせて下さい。

「俺がいるだろうがよ。」

このセリフはナンデスカ?
口説き文句?口説いてる?
殺し文句?KILL YOU?KNOCK DOWN?
騎士宣言なのかしら。どうなのかしら。
こんな事言われて平気でいられるほど、私、強くない!
もう、どこに電話していいかわからない!
なんだろなー。どうなんだろうなー。なんでこんなにゾロは憎いかな!たった一言で全てを物語っちゃったよ!全てを持って行っちゃったよ!この一言でウソップはすっかり安心しちゃったよ!2人とも後ろ手拘束されてんのに!だって!ゾロってば!牢獄の中にいて、自信満々なんだもの!憎い!憎い!正面に太陽が来た時に、バカヤローと叫びたいくらいに、今の私は青春そのものさ!
それから、ゾロは仲間の助けを待ってませんからね!自分で逃げるつもりですらね!ウソップと一緒に!
Mr.3にろうそくにされそうになった時も、勝つつもりでしたからね!プンスカ!(なぜか、腹立たしい)

ところで、今回の199話が面白いのは監督がすごい人だからです。
細田守さんといいます。
一番最初のワンピースの映画の同時上映のデジモンの映画の監督をした人です。
↑上の文章を書いていて、「の」が連続してると何度もATOKに叱られました。
細田氏がどんなにすごい人かは検索したらわかるよ!
細田氏の名前を覚えていたら、いいことあるかもね!ないかもね!



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若竹