第202話「包囲網突破!奪還ゴーイングメリー号」

〜ラブリンって何語だ!〜



見よ!この迫り来るアップを!
ただのアップじゃない!迫ってくるんだ!
近付いてくるんだ!下から見上げるような、
アゴから前に出るような近づき方なんだ!
そして限界まで近付いた時に影で顔が暗くなるんだ!
そんな近づき方をしたら!
テレビ画面に顔を近づける人が続出しちゃう!
リアルな数字で7〜8人くらいは画面に口づけたはずだ!
でもTV画面は想像以上に埃っぽいから気を付けて!
気持ちはわかる!
気持ちはわかるけど!
ワンピースは部屋を明るくして、
テレビから離れて見なくちゃいけないんだ!
痛いほど気持ちはわかるけど!

今回のオリジナルは本当に面白いですね!
誰かが言ってましたが、今までのオリジナルと違って子供の主人公が出てきませんよね。それで大人向けの演出になってるような気がします。すごく面白いです。
このシーンは純粋にとても格好いいと思ってスケッチしました。どのくらい格好いいと思ったかと言うと、私が画面全体をスケッチするほど格好良かったです。

ルフィが構えている間に、サンジとゾロがスローモーションで前進するのですが、その時間が止まったような、2人が出会った時のような、フレッシュで爽快な感覚と、出会いはスローモーション♪という中森明菜のデビュー曲のような切なさも兼ね備えた感じでした。
♪ふいに背すじを抜けて 恋の予感甘く走った♪
必死に状況を説明すればするほど、意味がわからなくなってきました。宇田監督の演出はアクションが格好いいなーと思いました。

目を閉じていても、必殺技を自由自在に操るゾロが
渋くて格好いいのですが、瞑想に耽るような表情で
「アホラブリンと違ってな。」と、サンジのことを
キュートでポップに呼んでいました。
渋さとポップさのギャップにも驚きましたが、
そんなゾロの心の呟きをきちんと聞いている
ラブリンコックにも驚きました。
2人が通じ合っている事を、全国のお茶の間に
お届けするのが東映の使命なのかもしれません。
ラブリンコックって!!

お前ら
可愛い過ぎるんじゃーっ!!

ペットになれ!
私のペットになれ!
2人揃って飼ってやる!!
カゴにな。
カゴに柔らかい布を敷いてな。
ほんでな。
2人を並べて愛玩するねん。
仕事で疲れた時にな。
2人が並んでミューミュー鳴いて
私を慰めたらええねん。
いっつもケンカばっかりしよんねん。
でも寝てる時に寄り添ってんねん。
ものすご癒されるねん。
そんなん商品化したらええねん。
生き物やけどな。

少しだけ遠出していました。(脳内で)
私が頑張っているのを知ってる東映の人が、私を癒すために、ここのシーンを頑張ったに違いない。ゾロとサンジのケンカのシーンに制作費42億リラを投じたに違いない。
(昔のイタリアの通貨)
これは本当にアニメの感想なのか。
わりと違う。

私は3倍で録画しているので、それをコマ送りして見るとかなり画質が悪いので、サンジとゾロの表情がわかりにくいんです。だからゾロがアッカンベーって舌を出してるように見えました。それはそれで正解だと思う。

ポカスカジャンケンっていう玩具がバンダイから発売されると思う。今、その企画書を私が書いてるから、みんな、楽しみにしててね!

うほっ!イイ男!
ルフィを閉じこめていた網を
一太刀で切り裂いた場面です。
鞘を握る右手の指にまで美しさが漂っています。
小泉さんが作監の時は、本当にいつ一時停止しても、
目眩くゾロにお会いできるので、ビデオが大変です。

輝く線を描く男、小泉氏は、
今までゾロのシャツをレオタードのような
ミラクルフィットで描いていらっしゃいましたが、
最近、シャツの皺を描いて下さるようになって、
本当に喜ばしいです。
今は袖の部分と腹巻の部分と襟ぐりの部分だけですが、もう少ししたら
胸の下の部分にもシャツのゆるみが入ると思います。
そうなるまで、私の濃ゆい電波を送り続けようと思います。

「行くぞ船長」だか「やるぞ船長」だか、
ハッキリ聞き取れなかったのですが、
とにかくゾロの強烈な囁きパンチでした。腰にきました。
なんで船長って呼ぶのかな。
それが余計に腰にきました。
バンテリンも効きませんでした。
ゾロルとかルゾロとか
カップリングとかやおいとかそういう物を超越して、
とにかくありがとうございました。
宇宙から地球を見た時に、国境線が無いのと同じような感動を覚えました。ゾロが「船長」と耳元で囁いて、その後ルフィが「俺のゾロ」と言いました。いいえ、聞き間違いなどありません。
とにかく私はインターナショナルなので、全ての愛に満たされました。



←前へコスプレ編TOP次へ→

若竹