第222話「いざ記憶を奪還せよ!海賊団島に上陸」

〜魚を捕まえるゾッキュン〜



あまりにも似合いすぎるたき火とゾロ。
たき火と背中と毬藻。
部屋とYシャツと私。

この人は記憶が途切れている事に戸惑いとか感じないのでしょうか。考えたら眠くなって、寝たら朝になる、という自然主義なんでしょうか。なんだかすっかり自然に溶け込んで、このまま何事も無かったように海に出て、当然故郷には戻れなくて、ミホークの方から自分の所にやってくるまで世界一にはなれなくて。

早く!早く!ゾロを迎えに来てあげて!
この人、1人だとダメっぽい!


アザラシの赤ちゃんがいました。
コロコロしてました。
目がまん丸でした。
鼻が濡れてました。
抱くとフワフワでした。
キューキューと鳴きました。

ところで、アニメのオリジナルに真面目にツッコミを入れるというのも無益な事ですが、ナミはアーロンパークが陥落した事を知らないのでは?だから麦わら海賊団に仲間としている状況を「手を組んでるふりをしていずれお宝を持って逃げる」と判断すると思いました。結果的にお宝を持って逃げ出すのは同じですが、自分が海賊に混ざってる事にそれほど違和感を感じないと思うんですよね。
それから、鼻の穴に割り箸をつけて変な顔を作る芸を「チョッパーの持ちネタ」だとルフィが言ってましたが、一応、チョッパーの持ちネタでは無いので指摘しておきます。
チョッパーが仲間になった時の宴でルフィが「ヨサクに習ったんだ」と言ってます。まぁルフィのことだから、自分から教えておいて「お前の持ちネタだ」とか言いそうですけど。っていうか、『持ちネタ』って田中真弓さんのアドリブだと思います。



滝があって木陰があって人通りが少なくて
昼寝をしたり鍛錬をしたりするのに
最適な場所です。
多分、ナミ達と同じ島にゾロも到着してると
思うのですが、そうだとしたら、
島の住民も知らないような鍛錬穴場スポットです。
さすがゾロは野性のカンだけで
この場所を見つけだしました。
短時間で!迷うことなく!


スローで見て4回目に気付きました。
背後の水中に魚がいたことを!

つまり最初に普通に見てた時と、スローで3回見た時に、魚の影に全く気づきませんでした。私が鈍感だということなんでしょうか。ゾロばっかり見過ぎということなんでしょうか。
ゾロしか見てませんでしたので、突然滝に飛び込むのも、そういう鍛錬を始めたんだと思いました。

ひーとみーをとーじてー
きーみをーえがーくよー
そーれしーかーでーきないー

お送りしたナンバーは平井堅の
2004年No.1ヒット「瞳を閉じて」です。

ゾロが背後の魚に気付く一連の動きをスケッチしようと思いまして、最初と最後だけで説明は成り立つのですが、このパッチリクッキリ二重をスケッチしなければアニゾラーとして悔いの残る結果になると思いました。頑張りました。

このような、鍛錬・狩り・食事・睡眠というシンプル4ステップライフのゾロを見ていると海賊狩り時代のゾロについて色々と思いが巡ります。

1人で過ごすことの多い彼は人と会話する事が少ない代わりに物思いに耽る事は多かったんじゃないかと思います。
戦闘中に驚くほど挑発的で雄弁になる彼と、仲間の中に居ても寡黙である彼の二面性などがふと頭に浮かびました。



イエイイエイイエイイエイイエイ
ウォウウォウウォウウォウ
イエイイエイイエイイエイイエイ
ウォウウォウウォウウォウ
イエイイエイイエイイエイイエイ
サバイバルダンス♪
サバイバルダンス♪
トラーアルダンス!

山籠もりゾロというシチュエーションが嬉しくて
無駄にテンション高くtrf。
さっきは背中越しに鬼の形相でノコを睨みつけたというのに、今のノコからは殺気が感じられないからか「喰うなら勝手に喰え。」とか言ってサバイバル仲間発見です。そういえば、ゾロは子供に優しかったのを思い出しました。
さて、今回は水中で魚を捕った後、濡れたゾロはシャツを脱がないのか、という議論が当然出たのですが、おそらくこの大きなたき火と魚に火が通るまでの調理時間を考慮して「脱いで干して乾いた」という時間の経過が表現されているのだと解釈して裸体のゾロは我慢することにしました。



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若竹