第240話「永遠の別れ?闇を引く女ニコ・ロビン」

〜そして風まかせ、Oh my destiny〜
(TSUNAMI)



2004年10月13日にアップした
ジャンゾロ340話で、私はこう書いています。

風に飛ばされてきた新聞が顔に貼り付いて
「おわっぷ」などとクラシカルな
反応を見せるゾロが目に浮かびます。

しかし実際に動画で再現されたクラシカルゾロは
私の予想を超えていました。
アクアラグナの風をなめてはいけなかったんだ。
その風はゾロの襟元をチラリと裏返す
いたずらっ子だったんだ。
自然の驚異。
驚異のゾロの胸囲。山田君、ざぶとん準備。

ここで私が見逃さなかったのが
ゾロの鼻の形をやさしく包む
エリエール新聞紙。

新聞の真ん中の折り目からはずれているのに
新しい隆起を別に生み出してしまうほどの
ゾロの鼻筋が凛としているということ。
それが日本の夏。当たり前のこと。

その証拠が次のスケッチ。
“ゾロの輪郭”という美を隠しきれなかった。
なぜなら真実を報道するのが新聞の義務だから。
山田君、ざぶとん2枚準備。

トゥナイ ヤイヤイヤイヤイヤ ティア

そう。今宵、仮面舞踏会。
そこには仮面で素顔を隠したエレガントな
剣士が1人。
エレガントに見えてしまうのは
私がエレガントだから。
両方に広がる天使の翼から
ルーブル美術館のニケを連想してしまうのは
私こそが勝利の女神だから。

ペガサスのようにも見える。
あと、なんかトリケラトプスみたいにも見える。
あと、デカレンジャーの悪役とかに居ても
よさそうに見える。

ところで、まだ私はゾロの顔を描いてない。

ゾロのキッとした顔をスケッチできて満足です。
だって、新聞紙しか描かないアニゾロなんて
味気ないですもの。
しかしコメントはゾロの表情の凛々しさではなく
やっぱり「新聞とゾロ」です。
ゾロは新聞を顔から剥がすや否やすぐに
「これか!俺が追われる理由は!」と言ってます。

つ・ま・り!

ゾロは顔に貼りついたままの状態で
新聞を読んでいたのです!

近すぎて見えない奇跡などない。ゾロにおいて。

いつまでもサマーキャンドル 美しい明日へ(杏里)



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若竹