第253話「サンジ突入!嵐の中の海列車バトル!」

〜世界一黄色い男〜



今週、私が学んだ事は、サンジは黄色かったという事です。サンジが黄色かったり、サンジのイメージカラーが黄色である事はなんとなく理解していたつもりでしたが、まだまだ足りませんでした。その黄色は時に太陽であり、時にタンポポであり、時にヒヨコであり、時に菜の花であり、時にキラキラ星だったり、時にアヒルのくちばしだったり、時に黄レンジャーの好物のカレールーだったりします。
その黄色いオーラで私達は心が温まったり、気持ちが弾んだり、笑いが込み上げたりするのです。ハロゲンヒーターのような暖かさは、扱い方を間違えると大変な火傷を負ってしまうので、要注意です。
そしてサンジ自身が黄色いだけでなく、サンジの脳内も黄色でした。眩しすぎて見えない奇跡がありました。いつまでもサマーキャンドル。
今回の衝撃はサンジというもみの木を彩るクリスマスオーナメントの数々でした。ハッピーメリーチョッパー。イエス、ノエル。私、今、とても冷静だよ。
サンジのプリンスを表現するお星様は何度か登場しましたが、いずれもリボンの騎士的な形状でした。私にしかわからない説明で結構だ。しかし、今回はまさしくコレでした。左の私のスケッチをよくご覧下さい。6方向に伸びている星型のスプレーがありますよね。フォトショップをお使いの方ならお馴染みのデフォルトスプレーですよ。
つまり、今週のサンジのロマン輝くプリンススターはフォトショップのスプレーをそのまま使え、という東映兄さんからの指示でした。ダイレクトに私への。
OK。東映兄さん。私、その気持ち受け止めた。つまりフォトショップを使って、今週のサンジをスケッチしなさい、とかいつもフォトショップを使いながらアニメのスケッチ取ってくれてありがとう、とか色んな温かい気持ちの贈り物だよね。私、今、冷静です。サンタクロースはいるよ。ほら、目の前に。

そしてまた黄色いサンジだよ。
ひまわりように力強くて、蝶々のように
どこかに飛んでいってしまいそうだよ。
微笑みと微睡みと睡蓮という字面が似ているのでなんとなく並べてみた。
この微笑みはアニメだと
真顔→瞳を閉じて→確認→微笑み…という
キャトルセゾン。フランス語で四季という意味だよ。
そう、移ろいゆく季節の彩りのように
サンジの表情が変わっていくんだね。
そうだね。ポプラ並木だね。
街路樹が黄色に染まるカルチェラタンがよく似合うね。
今週の私はスーパーに詩人です。

見逃すな、そのサン・テグジュペリ。
サンジの攻撃のその一瞬に
サンジは黄色い小鳥さんになったよピヨピヨ。
腕の角度はキューピーに等しかった。
後頭部の丸さは甘栗むいちゃいましたレベル。
黄色い妖精はあなたの心の中に…。

ここからは真面目な感想になる予定。
アイスバーグさんが誰にも行き先を告げずに歩き出しました。そんな体で動くのは無理なはずなのに、止めても無駄だと思ったからなのでしょうか、ガレーラの社員達は、アイスバーグさんを強く制しません。アイスバーグさんがガレーラにとって、またW7において、どれだけ特異な存在だったのかを垣間見たような気がします。アイスバーグさんの言うことは絶対で、誰もがアイスバーグさんを信用してはいるものの、誰もアイスバーグさんの心の中に入っては行かないんだと感じました。アイスバーグさんの心に秘めた物や一人で背負い込んだ物の存在がそこはかとなく周囲に距離感を与えていたような気がします。アイスバーグさんの体が心配でしょうがないはずなのに、黙って見送ることしかできない社員達と、社員の誰にも心を開かないままで、立ち去る背中が寂しそうに感じました。そして滑らかに揺れる袖がエレガントだと思いました。


さーて、来週のワンピースは!

とうとうこの時代がやってきました。
世は大パラレル時代です。
満を持しての小泉パラレルです。冬コミ前に!

では、来週に大変な事になる前に今の内に心の準備をしておきましょう。まず、時代物という事で全体的にちょんまげスタイルのようです。サンジも後ろ髪を束ねてスズメのシッポのようになっています。

Howキュート!

そしてキセルです。時代物といえばキセルです。私の指示通りです。
そしてたすきをかけて袖を上げてますね。スローで確認すると腰の辺りまでの衣装が確認できますが、火消しのような出で立ちだと思いました。あまり時代劇に詳しくないので全然火消しじゃなかったらすいません。腕は黒っぽい布が巻いてあります。説明がうまくできなくてすいません。正解を知りたい方はビデオをスロー再生して下さい。

そういう訳でルフィもちょんまげです。ルフィのちょんまげはじゃりんこチエみたいな感じでこれもまた可愛いです。ぼんぼりをつけてみました。やんちゃな感じです。ゾロと戦ってたみたいだけど、どうなるんでしょう。
久しぶりに脳天気なルフィが見られそうで嬉しいです。

わー。なんか、本当にクリスマスプレゼントって感じですね。

そしてナント、緑の頭の僧侶ですってよ!奥さん!
多分、東映のあんちゃん達は、「時代物で萌えるゾロの職業は?」というアンケートをやったに違いない。そして忍者と浪人を押さえて堂々のトップだったのが僧侶という訳ね。少し前の言葉で言うならバッチグーです。
なんか、もう裸足だし。手が黒いし。手が黒いというと「腹が黒い」とか「手が早い」のような慣用表現みたいですが、手袋みたいなのをしてたんです。時代劇のコスチュームの名前がいちいちわからなくて、むずむずします。なんだろう、このむずむずする気持ち。もしかして…恋…?!

来週、大変そうだなー。私。



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若竹