第259話「コック対決!サンジvsラーメン挙法」

〜サンジのイナバウアー〜




ノボルです。
ノボルマジカル、ノボルミラクルです。
サンジの戦いといえば、軽やかでしなやかです。
そんな流麗な動きが今ノボルの絵で!!
ポケットの膨らみもいい。
太股のしなり具合もいい。
肩から背中のラインもいい。
腰の角度も実にいい。
しかし、それだけで終わらないのがノボル。
(※作画監督の小泉昇氏のことです)
この角度で前髪の隙間から鼻先がコンニチハ。
それがサンジの愛らしさじゃなくって?!


この流れるようなキック&ターン。
スピン&スパイラル。そしてイナバウアー。
軸足と上半身がこれほど安定していながらの
高速キックです。見事と言うほかありません。
ワンゼがうざければうざいほど!
サンジの優雅なスワン!
サンジのキックが決まる時、それはまさに
アヒルが白鳥に変身する時じゃなくって?!

頑張った!私、スケッチ頑張った!
ノボルの絵の模写なんて出来るわけないけど
少しでもノボルの素晴らしさを語りたくて!
ノボルの回はどの瞬間で絵を止めても息を呑むほど美しいのですが、このコマのサンジは荒川静香のエキジビジョンのYou Raise Me Upでした。私の心の中で。
戦ってるの?舞ってるの?競技なの?芸術なの?
そんな気持ちになりました。
銀盤の貴公子サンジは指先に花びらの可憐さを、襟には初夏のそよ風を、前髪にはゴールドメダルの輝きを…。
そしてこの黒いスーツに包まれた体のラインにも魅せられてエーゲ海。体の側面の筋肉が伸びてる感じ、ああ、あそこにサンジのあばらがあるのだと感じさせるラインです。ビバ。ビバ☆ノボル。何度でも呼ぶよ。ノボルの名を。


ゾロは「ノリツッコミ」を覚えた!

突然姿を消したルフィについてチョッパーが
「煙突にささってたりして」と言うとゾロが
「俺じゃあるめぇし…ってチョッパー!!」と
まさかのノリツッコミ。

ツッコミ担当として腕を上げるゾロも誇らしいですが
チョッパーにさえも“からかわれる”存在になったことが
微笑ましくて、思わず顔がほころびますね。
このまま練乳をかけて2人まとめて
食べてしまいたいですね。


今週の“神業”です。
サンジの神業をノボルの神業でお届け!
光り輝く包丁がサンジの鮮やかな手さばきの中で
青いバタフライの幻影を生んでました。

…今、蝶の鱗粉(りんぷん)について興味が出たので少しだけ検索で調べたけど鱗粉の役割で「彩りを持つ」「水からの保護」「匂いを出して異性をひきつける」というのを見て、少し遠くまで行ってました。

そうかー。
サンジの色は鱗粉で形勢されてたんだなー。



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若竹