第377話 「仲間の痛みは我が痛み ゾロ決死の戦い」


ゾロはいつの間にシノビになったのか、と驚いてしまった瞬間移動です。さすがのバーソロミューもうっかり肩を斬られてしまうくらいですから、私なんかが見逃してしまうのが当然のスピードでした。

早いだけでなくて、どことなく重厚感も漂わせる圧倒的存在感のゾロ!

これから始まるゾロ伝説への期待が、高ぶらないでか!
やらないでか!
やらないか!

若竹注目ポイントは袖の穴です。記念すべきTシャツの破れ穴。名付けてメモリアルホール。
Tシャツが破れることの重要性をご存じない方のために、私がズバッと解説します。
ズバリ、“肌が見える”
そして流血もそうですがTシャツの破れも場面によって形や位置が変わっていてはいけないので、普段よりも余計な神経を使わないといけません。

つまり、その価値があるから!
(文章が読みにくい、わかりにくい、と感じられた方は想像力を駆使して下さい。)

こちらもTシャツの穴をしっかり心に留めるためのスケッチです。
こう見えて、ゾロの服ってなかなか破れないんですよ。私の記憶では「ネジ巻島の冒険」という映画でゾロのズボンの太ももの部分が破れて大フィーバーだったのですが、あれ以来の近年まれに見る服破れです。
服破れって、もっと的確な言い方が無いんでしょうか。戦って服が破れてそこから肌が見えてる様子を表現する熟語って無いんですかね。星の数ほどある日本語にも、まだ表現できない物があったとは!
恐るべし、今週のゾロ!

絶望したゾロをスケッチしたのだと思われるでしょうが、違います。確かにこの時のゾロは自分の首を差し出す覚悟を決めましたが、私がここで一旦停止をしたのは、シャツの破れ具合を記録するためです。

そんな生き方があっていいじゃない!

これはバーソロミューに対して跪いているゾロですが、私の視線は袖の破れの形に注がれます。
微妙に穴の形が変形していますが、ゾロが動いている内に、穴が広がったのかもしれませんね!

そしてサンジ登場!!

な、なんという・・・・
袖の破れ具合・・・・。
中のシャツを少し残して更にドーン。(破れが)
そして、ネクタイの穴は一体どういう衝撃で生まれたのでしょう。決して緩むことなくキッチリとしめられたネクタイには穴が貫通しています。シャツは破れていません。
サンジのネクタイは防弾チョッキの役割を果たしているのか、とか私は今とてもくだらない方向に話を進めている。
そんなことじゃない。今週はそんなことじゃない。
息づかい。そう、息づかいが聞こえる!!

1人で全てを受け入れようと覚悟を決めていたゾロの前に、姿を見せたサンジのよろけっぷり!「もう、お前立ってるのがやっとなんじゃないのか」という弱々しい息づかい!
何がやりたいんだ!ゾロの決心を鈍らせる気か!
悲しいことを言うな!いや、お前が一番悲しいんじゃないのか?
そんな湿った流れをゾロの“ドギャン”で、もうぐったり。(私の精神が)
どぎゃんかせんといかん!

そしてとうとうモザイクが入りました。

一番、良い場面でモザイクが入りました。
説明すると、私のスケッチで表現できる訳がない、という潔い判断により、皆さんの偉大なる想像力により、この図を完成させてもらおう、という大胆な試みです。
“描けない”という理由もありますが、“直視できない”という気持ちも込められています。

今週の回は、アニワンが放映されてる地域の方は必ずテレビで見て頂きたいです。youtubeとかで見た気になってたら大間違いです。地デジ推奨。

バーソロミューから痛みの断片を投げられるゾロです。どれほどの悲劇がそこに詰まっているのか分からずに、しかし逃げることはせずに落ち着いた表情になっています。
その表情が歯医者の診察台に座っている患者に近いな、と思いました。

地獄の断片を体に吸収した時の、阿鼻叫喚は見ていて本当にゾクゾクしてしまいました!ああ、地獄ってきっとこんなんだ!と思えるような“痛み”の表現にぐったり。(ゾロも私も)

そして、血が完全に消えています。
何が起こったんだ!血が昇華してしまうほどの高圧・高温地獄だったのだろうか。

意識が朦朧としたゾロは、痛々しいのに、何故か不安がよぎらない。サンジの弱々しい息づかいの時はこちらがハラハラするのに、何かが違う。何が違う?!

眠りから目覚めて、ゾロを探し出したサンジの、ゾロの姿を見た時のサンジの表情です。
もう、この表情が全てを表していて、出来ることならゾロの弱った姿を見たくない、という気持ちになります。
冷静を装うのが得意なサンジが、一瞬見せた、唖然としたこの顔が切なくてたまりません。

またモザイク出た−!!

このシーンがモザイクの理由はやはり「想像して下さい」という意味もありますが、痛々しくて健全ファミリーサイト『若竹』に掲載するのは不適切レベルの「暴力や残虐シーン」を彷彿としています。

ええ、シャツは破れていましたよ。そりゃあもう芸術的な破れ具合でしたよ。それならいっそ脱げよ、と言いたくなるくらい布が残ってませんでしたよ。

それらの全てをひっくるめて、私にはスケッチができませんでした。
そして、それが、今週の私の感想だ!

どん!


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