WJ感想「第273話 “五重奏”(クインテット)」


(ピューと吹くジャガーっぽく)



1100年以上前 シャンドラ(黄金都市文明)繁栄
“敵意”から守るため、ポーネグリフがシャンドラに運び込まれる
800年前 “敵意”と戦い、シャンドラ滅亡
文明滅亡後 シャンディアの子孫が慰霊碑を建立
400年前
海円歴1122年5月21日
ノーランドがジャヤに黄金都市遺跡を発見
奇妙な鳥の鳴き声と鐘の音を聞く
アッパーヤード
誕生時

ジャヤの半分が空へ飛び、空にアッパーヤードが出現
(シャンディアの子孫はアッパーヤードと共に空に来た)

アッパーヤード誕生時に歌声が響いたとの伝説から
黄金都市遺跡の黄金の鐘と鐘楼がそのままであったとされている/エネル談

アッパーヤード
誕生後
(黄金都市遺跡から鐘と鐘楼が運び出される)
アッパーヤードからシャンディアが追い出され、空の者による統治開始
6年前 黄金を目的にエネルがアッパーヤードを占拠。
その後、黄金を遺跡から運び出す
現在 空の者は黄金都市遺跡についてはカケラも知らないのであるが
ワイパーも黄金都市の詳細を知らずに居た!

【疑問】
アッパーヤードと共に空に飛んできたシャンディアの子孫が
古代遺跡の在処を知らないのは何故?
シャンディアが隠したのでは無いの?
或いは、子孫にすらその存在を隠したの?

【ポーネグリフ】
遺跡に残っていたポーネグリフには
「真意を心に 口を閉ざせ」「我らは歴史を紡ぐ者」…「大鐘楼の響きと共に…」
と記されてあり、核心部分が書かれたポーネグリフは鐘楼と共にあるようです。
ポーネグリフと鐘楼は“敵意”から守るために運び出されたと推測する事が出来ます。
ロビンは世界中のポーネグリフを探してアラバスタが最後の1つと言っていましたが
今回の発見で、ロビンのまだ知らないポーネグリフが存在した事になります。
(=リオ・ポーネグリフ??)

【“敵意”とは】
ある歴史的事実を抹消しようと動く組織。大いに謎。
歴史を紡ぐ事が不可能とされてるようなセリフがコブラにありました。
「語られぬ歴史は紡ぐことが出来るのか?!」(24巻218話)
これを不可能にしているのがおそらくロビンの言う“敵意”なのでしょう。

【考古学者ニコ・ロビン】
ロビンの夢は歴史を知る事であり、リオ・ポーネグリフを探す事でもあります。
ロビンは8才で考古学者になり、海軍の軍艦に狙われました。
その時に、6隻の軍艦を沈めたロビンは賞金首になります。(22巻201話)
海軍がロビンを狙ったのは、歴史を追究する意志への危惧と推測でき、
また、歴史を追求する事を阻む“敵意”と“海軍”が何かしら関係していると私は考えます。

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【夜弥の注目点1】
268話のジャンゾロでも書きましたが
ワイパーの「何も知らねぇ青海人が!渡せるもんはここにねぇぞ!」
というセリフからゾロが目的としている黄金がこの場所に無いと言っているようです。
つまり、シャンディアは黄金の存在も在処も知っているように思いました。

【夜弥の注目点2】
黄金都市遺跡を隠している雲とシャンディアが身を潜めている雲隠れの村の
雲隠れっぷりが酷似していると感じました。
地面に広がる雲が“地下の空間”の天井に当たる、という形状に加えて
両者とも巨大豆蔓の根元に位置しています。

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以上の事を考えて、私なりの仮説を立ててみました。
(物事の順序を整理するための物なので予想という程の物でもありません。)

シャンディアは何とか“敵意”からポーネグリフを
死守することが出来たが、その遺跡が空に飛んでしまい
空の者にアッパーヤードを明け渡さなくてはならなくなった。
この時点でシャンドラの文明は滅んでいるので“敵意”と
戦った底力はシャンディアには無い。
しかし、守るべきポーネグリフ(と、鐘楼と鐘)だけは
持ち出して、雲隠れの村を作り、そこに隠した。
残りの遺跡にはポーネグリフのヒントや黄金があるので
それも空の者の目に触れてはまずいので、雲で隠した。
雲隠れの村を作ったのと同じ方法で。

しかし、持ち出したポーネグリフ(と黄金の鐘とか)が
何の意味を持つ物なのかは、子孫に伝える事が出来なかった。
・伝える前に口封じにあったか。
・子孫にすらも隠さなくてはいけない物であったか。
どちらかの理由でシャンディアの子孫はそれが何かもわからず
黄金の鐘(ポーネグリフ)を隠し持つ事になる。

これはポーネグリフの文字は読めないが、その保管を
代々受け継いでいるネフェルタリ家と似ているとも言える。

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【マクシム】
ワイパーが黄金の存在と在処を知っている、という仮定が正しいという前提で
ワイパーが「黄金は既にマクシムに運び出された事」を知っているのではないか、という
可能性について考えてみました。
しかし、今週ワイパーは黄金都市遺跡を見て、かなり驚いた様子だったので
そこから黄金が運び出された事を知っているとは考えにくいと思いました。
ワイパーはアッパーヤードの奪還のみが目的でエネルを狙い
マクシムについては一切を知らないように感じました。
マクシムについてはガン・フォールの方が知識を有しているようです。
ガン・フォールはエネルが「別れ」を告げにやってきた時にマクシムの完成を察知しました。
そして“無用の長物”として消される運命の神隊そして神兵を救うために
ナミ達をメリー号に残して動き出しました。
ガン・フォールはマクシムについて何か知っているようです。
※神隊=ガン・フォールの部下
 神兵=エネルの部下

さて、マクシムという言葉が出てきた時に、シャンドラの文明が築いた技術をもとに
製造されるハイテクマシーンなのかな、と予想したのですが
エネルはシャンドラの古代文字を読めないことが272話で判明しました。
つまり、マクシムとシャンドラの文明は無関係である事が解りました。

エネルが「5人」に拘ることからマクシムが5人乗りなのかな、とも思ったのですが
まぁそんな単純な物では無いでしょう。

【大戦士カルガラ】
依然として謎のままのカルガラですが、いつの時代の人なんでしょう。全く!
羽根は生えていますが、武器は「槍」です。
この槍に貝(ダイヤル)が仕込まれているのでしょうか、或いは
貝を使わない戦士だったのでしょうか。
「シャンドラの灯をともせ!」という言葉と共に英雄扱いされていることから、
過渡期に存在しシャンドラのために戦った、という事だけは解ります。
しかし、例えば“敵意”からポーネグリフを守る戦いで活躍した、というのなら
800年前、つまりジャヤがまだ青海にある時点となるので羽根について疑問が残ります。

しかしアッパーヤード出現後のシャンディアの行動は「無念の敗走」という
印象を受け、果たして巨大な像を作って称えるほどの英雄が
子孫に何をもたらしたのか、と疑問に感じます。


・・・・・つづく



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