WJ感想「第275話 “神曲”(ディビーナコメイディア)」

『ゾロ』



キャーーーーー!!

お願ーーーーーい!!

攫ってぇーーーーー!!

奪ってぇーーーーー!!

連れてってぇーーーーーー!!

Σハッ!!電車来た!!乗らな!!

Σ違う!特急や!!アカン、アカン、出町柳まで行ってしまうとこやった。

・・・これが2003年5月12日の夕方の私です。

駅で読んでました。ゾロがロビンを抱きとめた場面で電車が来ました。

思わずそのまま乗りそうになりましたが、特急電車は赤とオレンジなので気が付きました。

ちなみに、特急に乗っても出町柳に着く前に七条とか四条とかに止まります。

さて、と。

もう結論は出ているんです。

「ゾロは理屈抜きで格好いい。」

以上、ジャンゾロ275話終了。いや、まじで。

ただ、手持ちぶさたといいますか、妙にソワソワするので

これから無駄に色々こねくりまわしますが、どろんこ遊びを楽しむ幼児感覚です。

とにかく、ゾロは理屈抜きで格好いい。反則的に格好いい。本能で格好いい。

それだけです。

※長いです。

メールフォームで質問を受け付けましたところ、やはり「女だぞ」発言に
関する物が最も多く、エネルがらみの質問は皆無でした。(笑)

多くの方が複雑な気持ちで受け止めたセリフ「女だぞ」について、
これまでに私の頭を駆け抜けた事を書き留めようと思います。取り留めなく。

ええと、これまでにずっとゾロは女の子を助けてきましたね。
おにぎり娘のリカちゃんとか、ローグタウンではチンピラに囲まれている
たしぎを助けようとしました。

そして、すっかり忘れていたのですが
トラゾーさんの感想で書かれてあって、ハッと思い出してワーンとなりました。

ナミとの初対面のシーンの「女1人に何人がかりだ。」というセリフ。

2巻ですよ!2巻!!
これまでに、ゾロは大いに成長してきましたが
この「女の子をいじめちゃダメ!」精神は変わらずにあった、という事になります!!!

・・・・でも、今回こんなにも衝撃なのはロビンだからなんでしょうか。
抱きかかえたからでしょうか。怒ったからなんでしょうか。
どうなんでしょうか。わからないまま時は流れて…ああ、次のジャンプが出ちゃう!!

たまたま最近友人と「なんでゾロは女風呂を覗かなかったのか。」という話になって
くいなとの一件以来、ゾロは『性』という物を封印したんじゃないか、という
話を聞いて、少し感動した矢先のゾロの「女だぞ。」発言だったので
私も正直、複雑でした。もちろん嬉しいのですが、いつものスカッとした
爽快感が無かったといいますか。

やはりゾロは女を女と見ているのか、と思うとセクシャルバイオレットな
パッションを持てあまし、自転車で日本全国縦断敢行の夏休みのエナジーです。

…ああ、次のジャンプが出ちゃう!!日本全国縦断出来ない!!

ゾロにとって、人間を2種類に分けた場合『男と女』ではなく
『強い者と弱い者』なんじゃないかと思うのです。
そして強弱とは絶対的な物ではなくて相対的な物で状況によって変わる物だと思います。

だから女は弱い、とか女は庇護の対象、というのも少し違うと思います。(やや希望)

もしかしてゾロはこんな風に思ってるかもしれません。
『女の体は子供を産む物なので、大切にしなくてはいけない』
そんな明治時代の男性のような発言は、平成時代には
時と場所を間違えればセクハラとして査定が下がります。
しかし大丈夫です。セクハラ対策委員会が設置されているような企業に
ゾロが勤めるような事はありません。実名で訴えられる事はありません。
っていうか、ゾロは既に指名手配されてました。ウッカリ!

いや、違う!(まだまだ迷いの中です)

ゾロがロビンを抱きとめたのは、ロビンの体ではなく
ロビンの誇りですよ。>夜弥さん
あっけなく地面にたたき落とされるのではなく
仲間の腕の中で。腕の中で。ゾロの腕に包まれて・・・・

ギャーーーーーース!!!(一旦、思考ストップ)

セークシャール バーイオレーット

さぁ、ご一緒に!

セークシャール バーィォ・・・・
(誰もこの歌を知らないので、静かになりました)

例えば女か女じゃないか、というのは時と場合による、という考え方ならどうでしょう。
(まだ、迷ってますよ!!ああ、次のジャンプが出ちゃう!!)
ローグタウンでたしぎがチンピラに囲まれているのを見たゾロは
助ける構えをしました。結果、たしぎが強かったのでゾロの出番は無かったのですが。
この時、ゾロにとってたしぎは女だったとします。
しかしたしぎが剣士としてゾロに挑めば、ゾロは剣を抜きますし
たしぎの力量によっては本気を出したと思います。
ああ、コレだ。そうだ。そうなんだ。

ゾロにとって。

「剣の前では男も女も関係ない。」

そうだ!そうなんだ!!

真剣勝負にその人間の肩書きとか出自とか関係ない。

そうだ!きっとそうだ!!

そしてゾロはその使い分けが出来るんだ!!
しかも考えてそれをやってるんじゃない。
咄嗟に自分の感じるままに行動した結果がそうなんだ。

そうだ!それがゾロなんだ!

ああ、偉大でございます。(涙で迎える次週のジャンプ)

それに比べて私と来たらどうでしょう。
些細な事にこだわるあまり、あーでもないこーでもないと
無益な思考に囚われて、ゾロの眩しさを直視できずにいました。

恥ずかしい!そんな自分が恥ずかしい!

冷水をかぶってきます!!

ざばーーーーーん!!

熱が出て、ややダウン。

では、軽く熱病を患ったままで質問コーナーです。

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今週のゾロのロビンに対する態度は
思わずジャンプを人前で読めなくなるほど最高って本当ですか?

本当です!あなたは正しい!!

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今週のゾロの男前っぷりは一体どういうことですかっ?

一体、どういう事なんでしょうか?
何か怪奇現象といいますか超常現象といいますか一言では言い表せない
気象の変化といった感じですね。
そしてその嵐のような台風のような地震のような、災害じみた
ゾロの格好良さに、全国のゾロラブさん達がのきなみ体調ダウンでした。

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ゾロが倒れるロビンを抱きかかえてエネルに「女だぞ」というシーン。
私は言葉の裏に、とても「くいな」を感じたのですが、夜弥さんはどのように
あのシーンを感じたんだろう?と気になって「ジャンゾロ」での感想を待っていたんです。
否定的だったロビンを傷つけられて怒ったゾロ、とか。
子供の頃に「男だとか女だとか関係ない」と言っていたゾロが言った
「女だぞ」というセリフは夜弥さんの中のゾロ的にはどのように映ったのかな?と思いまして。

どこから、どこまでが質問ですか!!
質問という形式からはみだしています!!「語り」に突入なさってますよー!!
この質問には、ジャンゾロの全体が答えになってると思います。

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今週のゾロの『女だぞ!』は騎士道精神ですか?
あの発言の根底にあるものは、武士道の「仁」の精神とも言えなくはないかなとも思いますが。

お知らせ下さいました武士道のページを読みました。
(※「武士道」「仁」というキーワードで検索すると
 武士道について詳しく書かれたページがひっかかってきます)

騎士道や武士道については漠然としたイメージを持っているだけなのですが
私も「騎士道」というのは、どうもピンときません。
…「弱い者イジメ大嫌い」精神の延長だと思っています。

まず、「抱きかかえた」行為はロビンという仲間が倒れていくのを
せめてロビンの「志」は立ててやりたい、というような意味であって
抱きとめたのはロビンの体ではなく、心意気だと思っています。
つまり、この時点で男とか女とかは関係ないと思います。

そしてエネルに発した「女だぞ」については
たまたま「女」という言い方をして、それがこの場合「弱者」とイコールに
なってしまったのですが、ゾロの憤りは「無抵抗の者」に手を上げる卑劣さゆえだと
思っています。

ですから、ラキがやられた時とは状況が少し異なります。
ラキはエネルに銃口を向けてしまったから・・・。
哀しい事に、ラキが銃口を向けたのはワイパーのためで、
そしてその事が余計にワイパーを苦しめたと思います。

今回のゾロも同様でロビンが攻撃された時に、身動き1つとれなかった
己の不甲斐なさに対する怒りをも感じていると思います。

というわけで、やはり「サムライ」路線で行ってきます。(どこかへ)

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今週のゾロの「女だぞ」というセリフは、サンジのフェミニストがうつったのでしょうか?
それとも、ゾロはロビンに特別な感情が湧いたのでしょうか??

ここまで読んで下さったのなら、ご理解して頂けると思うのですが
私は『女だぞ』発言がサンジの影響による物ではない、と思っています。
ロビンには特別な感情が湧いてると思います。
ミス・オールサンデーの時やロビンがメリー号に乗りこんだ時に抱いていた感情とは
明らかに別の物になっていると思います。
そうですね。「仲間」になっていると思います。
あの世界では「仲間」という関係が最高に特別な関係ですよね。

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今週のゾロの『女だぞ』にサンジの存在はどのくらいのパーセンテージで
影響を及ぼしていると推測されますか

パーセンテージときましたか。
ここで中途半端に8%として「あの抱え方の腕の角度が…」とか
語るよりも潔く0%と答えます!!
オー、ノー!!そんな寂しそうな顔をしないで、ベイベー!!

ゾロとサンジは常に対極にあって、目的や考え方が同じ場合であっても
全く違った方法でアプローチをすると思うのです。
男と女の違い、とか異性への態度とか、そういう点については
ゾロはサンジの影響を受けないと思います。
お互いに「絶対相手の考え方を相容れない」部分というのがあると思います。
ゾロには実質よりも「誇り」を優先させるところがあったり、
「飾り」を無用だと思うところがあったりすると思うのですが
サンジは「誇り」よりも安全を選ぶと思います。
また、何事にも「遊び」の部分を非常に重要視します。

ゾロがサンジに対して最も敬う気持ちを持っているのは
サンジの料理人としての精神と技だと思っています。
全ての者を救おうとするサンジの精神は
ゾロにとって真似しようとは思わないけれども、偉大な物として
頭を垂れると思うのです。(決して表には出しませんが)
そして、サンジの料理人としての技や、盛りつけ等に現れる
“余裕”“洒落っけ”なども自分には無い物として評価していると思います。

ゾロがサンジの影響を受けるとするなら、意外にも“剣技”なのではないかと思うのです。
ゾロは様々な剣技を操り、時にマンガのような技を繰り出したりしますが
それらは全て強く勇ましい“剛”な剣だと思います。
しかし世界一になるためには柔らかで穏やかな“柔”な剣を扱えなければなりません。
“柔”とはまさにサンジの誇る資質だと思うのです。

まだゾロはサンジから受けた影響を自分の物には出来ていません。

まだ0%です。

これからです。

これからもっとサンジから影響を受けなければなりません。

これからもっとサンジと会話して、ぶつかりあって、通じ合わなければなりません。

彼らの旅はまだまだ続きます!!

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