「エネルは黄金を電気伝導体として使うんじゃないかな!」と
誇らしげに友人に言ってみせたところ、「あー、あるかもね…。」と
それはそれは薄いリアクションを頂戴したわけで。実際ジャンプでエネルが黄金を「エネルギーの伝達物質」として使っていたのですが
その友人に「予想、当たってたね。」と、軽く言われただけでした。そして私は学びました。
「多くのワンピースファンにとって、エネルの黄金の使用目的なんかどうでもよい事なんだ。」それよりも、もっと注目すべき場面がありました。
マクシムの顔がヤマに似ている事も気になりましたが。
コニスがバズーカを背負っている事も気になりましたが。
エネルの「いいさ…」という普通のセリフにも萌えましたが。・・・・・サワサワサワ・・・・・。
乾いた風が穏やかに流れて、木々の揺れる音が聞こえて来ました。
ついさっきまで、爆音や雷鳴が轟き、怒りや苦しみや焦りが交錯し
呼吸するのも忘れるほどの緊張感が張りつめていました。
今は一転して、静寂だけの景色が広がっています。この静かさは何だろう…。
手に汗握って、ゾロ達の戦いを見守ってきました。一緒に走ってきました。
そして、今、静かなゾロを、弱いゾロを、とても落ち着いて受け止める事が出来ます。
悔しいとか歯痒いという気持ちは全く無く、横たわるゾロの姿に心地よさすら感じました。
「痛みに耐えて、よく頑張った!感動した!」という首相の人の言葉を送りたいです。
そして何も恥じることなく、仲間に空島の未来を託して欲しいです。ルフィは・・・・。
「何ダ、コノ気持チ。スゴク、胸ガ、イタイ…。」
怒りを露わにするルフィを見て、夜弥的にはゾロルで萌えました。
しかしこれがルゾロになったところで、私のトキメキは微塵も変わりません。
そんな無節操パラダイス、若竹へようこそ!!真っ先にゾロに駆けつけるルフィを見ていたら、少し涙がこぼれました。
ルフィ・・・・裸足だ・・・・。
ああ、草履も脱げるくらいの勢いで走ってきたんだ。ゾロのもとに・・・・。
と、熱い物が込み上げてきたのですが、最初から裸足でした。ルフィとゾロの深い関係については、既にいくつかのサイトさんの感想を読んで
すごく満ち足りた気持ちになっていて、新しい言葉が出てきません。
「今から始まるんだ!」…そんな気持ちになるラストのルフィの力強い顔です。
「頼もしい」という言葉がとても陳腐な物のように思えます。そんなルフィの強さ。さぁ!ルフィを応援しよう!ただルフィを応援しよう!!
ジェットコースターが少しずつ上がっていくようなワクワクが来週へと続きます!!