「第289話 “望月(ぼうげつ)”」

『もちづきって読んでました』



9月に入りましても灼熱の残暑が続く今日この頃。
皆様、お健やかにお過ごしでしょうか。
私はここ数週間、めっきりノーランドにフォーリンラブでございまして
ケーキ屋さんに貼ってあった栗の写真にうっかりときめいたりしております。

今年の秋は勝手に「栗祭」を開催して栗のお菓子を食べまくる所存でございます。
「やっぱ、男のマロンよねー。」と言いつつモンブランを食べまくる倶楽部を作ります。
部員募集中です。

天津甘栗も標的です。
全部食べずに、2〜3個は飾って楽しみます。いいえ、全部食べ尽くします。(どっちだ。)
ノーランドカッコイイ。ノーランドカッコイイ。ノーランドカッコイイ…。

「恐かったろうな」って言って私を連れて逃げて欲しい。囚われの私を救って欲しい。
村で一番美しい私を・・・。

「もう大丈夫!!」って言って、私を強く抱きかかえて欲しい。
若くて美しい私を・・・。

「死ぬ必要などない!!」と言って、
ノースに生まれてれば貴族とでも結婚できようって器量の私を…

でも、ダメ!ノーランドはカルガラと結ばれるんだから!!(何が何だか…)



↑栗。

さて、と。

今、振り返ってみて思うのですが
ノーランドがムースを救ってカシ神を殺した時の瞬間の
カルガラの表情に“怒り”は無いように見えます。

彼にとっては娘が命拾いしたという事よりも
自分に儀式を汚した責任がある、という事の方が重要なのですが
その判断は後からついてきた物で
“その瞬間”にはむしろノーランドの声を聞き入っているように見えるのです。

ノーランドを受け入れるかどうかの選択は
何よりカルガラの心の葛藤そのものでした。

ノーランドが渾身の力をふりしぼって動かしたのは
割れた地盤ではなく、カルガラの心でした。
今、私、うまいこと言いました。

なんで、ノーランドはもっと早くカルガラを説得しないのかと
ヤキモキしていたのですが、カルガラの理解は得られないと
諦めていたからですか?(困った時は疑問形)

一方、カルガラです。
カルガラはノーランドを見ながら、迷っていたのだと思います。
村民の前ではノーランドを殺すと言っておきながら
もしかしたら、ノーランドを見守っていたのではないかと思うのです。
あのまま、カルガラはノーランドを見殺しにするか
あるいは、自分で殺すか
それとも・・・・・。
カルガラ自身がどうしたくてそこに居るのかわからなかったと思います。

ノーランドから何かを得たくて、待っていたように思えて、切なくって…そんな夏の終わり。
そして食欲の秋には是非、マロンを。お嬢さん。

長い歴史と大きなうねりの中で
酋長だけが、『神こそが呪縛』であることに気付いていたように思います。
村を動かす神官と、村をジッと見守る酋長という関係は
現在のシャンディアの、村を動かす戦鬼ワイパーと、ただ静かに見守る酋長という
関係と似ていると思いました。


↑栗。

Σええええええっ?!

ノーランドって処刑されるんですか?!

嘘だ!デタラメだ!あんないい人がなんで処刑されなきゃなんないの!!

嫌だ!絶対認めない!信じない!信じないけど・・・。

もし処刑されるとして・・・・。

ノーランドの航海日誌の最後の「髑髏の右目に黄金を見た」という一節は
カルガラが書いたのだとしたら萌え〜。
村を救ったノーランドからカルガラが“進歩”を学ぼうとして
文字の書き方とか習ったら萌え〜。
ノーランドはすっごく字が汚くて、ノーランドから習ったカルガラは
その通りに書いたりするの萌え〜。


*素材提供*
SUPER SWEET


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