「第295話 “巨大豆蔓(ジャイアントジャック)”」

『落葉に未来を託し、船長に命を託し』



少し前の話になりますが
KARI-RINGさんの日記や笹木たすくさんのWJ感想で知りました。

『逢ふ事は片われ月の雲隠れ (おぼろげにやは人の恋しき)』

拾遺和歌集に載っている詠み人知らずの和歌だそうです。
先にお名前を出したお二方の日記に各語の意味や解釈などがあり興味深く拝読しました。

こういうのを見るにつけ、尾田先生は1人ではないんじゃないかって思います。
尾先生と田先生と栄先生と一先生と郎先生がいて、それぞれ
得意分野の知恵を出し合ってるんじゃないかって思います。
この和歌の一部分をタイトルに採用したのは一先生だと思います。

それで、私なりの解釈を下の句込みで書いてみました。
(ちなみに、古典は里見八犬伝しか知りません。)

【夜弥的口語訳】
 逢いたい人が、まるで月が雲に隠れるように姿を消してしまった。
 朧気で儚い月夜の風情を見ていると、ますます人の恋しいことよ。
 2人寝ころんで見上げた何も無い空。
 答など、どこにもない。誰も教えてくれない。
 でも、君を思うとこの胸は何かを叫んでる。それだけは真実。

途中からは平井堅の歌詞になっています。
まぁ、とにかく恋しくて恋しくて、会えなくて、叶わなくて、切なくて…。
そんな感じですよね。多分。この歌を歌った人は女性のような気がします。
小野妹子と聖徳太子はデキてるような気がします。(摂政×遣隋使)

さて、片われ月というと、やはり自分の半身とかそういう意味を含んでいると思うのですが、
それで、今日(10月12日)ハッと気がついたことは289話のタイトルが「望月」だって事です。
ノーランドが樹熱を治し、穏やかな満月の光が村を静かに温かく包み込んでいます。
これが「月の満ちた状態」という事だと思いました。
再びこの満ち足りた時間を過ごしたいと、離ればなれになりながらも
互いを想い続け、そしてその夢は叶わなかった・・・ああ、無情・・・。

何度だって泣きますよ。泣かせて頂きますよ。泣かせて泣かせて桃色吐息。

では、気持ちを切り替えて今週号の話題です。

まず、ワンピの感想の前に、今週のジャンプを読んで最も強く心が動いたニュース。


 

それに対する原作者のコメント
「イメージもピッタリで放送が楽しみ!!」
そういうイメージやったんか!!鼻毛真拳!!


では、いよいよワンピ295話「巨大豆蔓」の感想です。

↑こんな顔のワイパーを初めてみました。

やっと本格的にゾロが起きあがりました。
その起きあがる様子がメガかっこよくて、もうあなたの生き様に
惚れ込んでいるのだから、そんな細かい所作でこれ以上ハートを持って行かないでと
涙ながらに懇願したい勢いです。
よろりと起きあがる姿勢が武士以外の何者でもありませんでした。
サムライスタンダップ。その右手の拳に萌えゲッツ!
ゲッツ! ゲッツ! ゲッツ! オー、ゲッツ & ターン!
その背中が語っていました。
「剣豪伝、始めました」
その横で丸くなって眠るサンジを見て思い出した物があります。
アニメ131話の東映ご乱心映像でした。
再現フィルム↓

さて話は少し逸れましたが、ゾロが何やら思い出しています。
ルフィが「鐘を鳴らす」と言っていたことを、覚えていました。
その時のルフィの言い方だと、ジャングルジムやすべり台で遊ぼうという感覚に過ぎず
「ひし形のおっさんやサル達に聞こえねぇかなー?」というセリフも
「あのジャングルジムの上から俺の家、見えねぇかなー?」という小3男子レベルの
意味しかなさそうです。
ですからロビンもそれほど気には留めていなかったようです。
しかしゾロはルフィが常にそんな遊び半分のように見えていつも真剣な事や
思ったことは是が非でも実行する事を理解していて
ルフィの行動をただ1人、推測出来ています。
姿は見えなくても考えていることは手に取るように解る2人の信頼関係を見ていると
やっぱり尾田先生は1人じゃないと思います。
この辺のゾロとルフィの一心同体ぶりは田先生が主に担当してらっしゃいます。


遂に現在の黄金の鐘と鐘楼が姿を現しました。
結局何がどうなって、そこに在ったのかハッキリとは解らずじまいでしたが
ワンピースの全てを理解するのは先週くらいから断念してますので
全然気になりません。
ポーネグリフも無事なようですが、随所にみられる栗が気になりました。
いや、栗ではないのですが、栗に見えました。
とりあえず、栗が何個ついてるか数えました。
大小あわせて13個ありました。
もともとは14個あって1個は取れてるようです。
ひょっとして青海のジャヤの近海に沈んでるかもしれませんね!
まぁ、これは栗ではありませんし、ルブニール王国の城の屋根だって
栗に見えなくもありませんが、頭の上に栗のような形状の物を乗せることは
とても高貴な事だということが伺い知れます。

もう、私のジャンゾロを読んでる人は2〜3人しかいないような気がしてますので
このまま気楽な感じでいきます。
戦いで傷ついているので、息が上がっているのも自然なんでしょうが
空島に来てからやはり「ハァハァ」が多いように思います。
それは私が変態だから、特殊な電波を傍受しやすいのかもしれませんが
空気の薄さを常に訴えているのかもしれません。

また、この掴み方です。
ゾロにとって、チョッパーの持ち方はこの1通りしかないのでしょう。
乱暴なように見えますが、素早く的確に掴むには非常に合理的に見えます。
野生のカンで咄嗟にこんな風に持ってしまうのか
もしかしたら、ゾロも子供の頃こんな風に持ち上げられていたのかもしれません。
雷が落ちてきた時にワイパーがアイサを、ガン・フォールがピエールを
抱きかかえていますが、ゾロは両サイドにチョッパーとサンジがいて
ギリギリでチョッパーの安全を確保した事とか
それを見たウソップがサンジを助けに行った事とか
それを見たゾロが瞬時に手の空いてるロビンにチョッパーを投げる事とか
それらの全ては尾先生が考えました。

ワイパーのポーズもサムライっぽかったのでゾロで描いてみました。
久しぶりにゾロの絵を描いたジャンゾロでした。

剣豪伝始めました。

2003.10.12


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