「第308話 “妨害大作戦”」

『プロジェクト× 〜挑戦者たち〜』



レースは熱を帯びてきた。


レースに不慣れな者ばかりで結成されたチームを引っ張っていたのは

航海術に長けたナミであった。


しかし航海に自信のあるナミにも予想の出来ない困難が次々と訪れた。

常識では考えられない敵陣からの妨害に、ナミの自信は崩れ欠けていた。

その時、人知れず実験に励む者がいた。

ウソップであった。

空島で得た貝のエネルギーを加速に使えないかというアイデアだった。

チームに希望が見えた瞬間だった。

しかし貝を使った加速には限界があった。

貝の使用はウソップの肩を壊してしまうほどの威力があったのだ。

ナミは言った。

「壊れたってかまわない。」

むろん冗談だった。


結局、敵チーム『キューティーワゴン号』にリードを許したまま

ロングサンゴ礁を迎えることになった。

ここでタルタイガーの面々は改めて自然の驚異を思い知ることになる。

目の前でキューティーワゴン号が逆流する光景を目の当たりにしたのだ。

言葉を無くすウソップにナミは声をかけた。

「さぁスピード上げるわよっ!!」

ただ1人、自信を持つナミにウソップとロビンはついていった。

ナミの自信を裏付けるように、タルタイガーは面白いように進んでいった。

普段あまり表情を崩さないロビンまでもが声を上げて驚いた。

“海流の迷路”であった。

先にある渦によってサンゴ礁の中に出来る特異的な海流は

小さな渦が連続するように生じ、うまく入口さえ見極めれば

海流が勝手に船を運ぶのだとナミは他のクルーに説明した。

この時、クルーの頭には勝利の二文字が浮かんだ。


その後のタルタイガーの快進撃は目を見張る物があった。

その勢いを止めることは誰にもできなかった。

「全ての事象を疑ってかかれ。」

過去の研究で培った信念が功を奏し、回り道をする事なく

ゴールへ進むタルタイガー。

この時すでにタルタイガーがキューティーワゴン号に劣っている点は

何もなかった。

船の加速力。航海術。判断力・・・・。


ゴールを目前にし、誰もがタルタイガーの勝利を信じていた。

しかしその時、信じられない光景がその場にいる全員を凍らせた。


ビームだった。


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感想ー!!

ポルチェちゃんの純真さに泣けました。
チョッパーの可愛さに本気で心臓がドキドキしました。
扉絵も!わた飴も!可愛いなー。だっこしたい。

さて、とうとうオヤビンの本領発揮といった所ですね。
最初に感じた事は、どんなにナミたちがノロノロしても
相手の船を沈めてしまえば負けないだろうという事です。
ゴール目前ですので、ルフィ達がそれをやってのけると思ったのです。

しかしよく考えたのですがオヤビンの(オヤビンの名前は多分このまま覚えない)
能力というのは時間を操るのではないかと思ったのです。
私はファイナルファンタジーを2本ほどプレイしましたが
「ヘイスト」や「スロウ」がどんなに戦闘に影響を及ぼすかは身に染みています。

もしオヤビンがルフィ達にノロノロビームをかけてしまえば妨害だってままなりません。

あなどれませんね。オヤビン海賊団!

どうする!どうなる!麦わら海賊団!!

OK。わかった。こうしよう。

2倍遅くなったら、2倍頑張る。勝つためにはこれしかない!
僕は仕事が遅くて人の2倍の時間がかかります。
だから、2倍頑張ります。
泣ける!いい話だ!

ところでオヤビンは最初に「調べはついている。」と言ってましたが、
本当によく調べてますね。
麦わら一味の趣味嗜好をちゃんと把握してますよ。
ただ、チョッパーについては情報不足でペットか何かと勘違いしてそうです。

2004.2.3


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