「第332話 “ルフィVSウソップ”」

『メリーが泣いてる!』



う、うわぁ…。

あれから気持ちを落ち着かせようと
何度もジャンプを読み返したんだ。

先週はルフィの気持ちになってジャンプを読み返したんだけど
今週はウソップの気持ちを理解しようと思って
何度も読んだ!ウソップのセリフを読んだ!

ウソップはこう言ってたね。

「この先もまたおめぇらに迷惑かけるだけだ…おれは!!」

こんな所にウソップの本音が隠れてたね。

メリーを修理するための大切なお金を盗まれて
取り返そうと挑んだら、余計にボコボコにされて
仲間に助けられて…。

4人がフランキーハウスに乗り込んでいった時の
ウソップの気持ちを考えてみた。
自分は単なるお荷物かなーって気持ちになった。

「ナミ…おれはミジメで腰抜けか?」
「おまけにマヌケね…」
ジャヤでクリケットさんと話していた時のウソップとナミのセリフ。
ウソップはミジメで腰抜けでマヌケで。
そして仲間思いで男気のある奴なんだ。

ウソップが何のために戦っているのか考えたんだ。
弱い自分に決別するために戦っているのかなと思ったんだけど
今日、わかったんだ。
ウソップは仲間のために戦ってるんだ。

ウソップは自分が麦わら海賊団の足を引っ張っていると思ってるんだ。
自分がいない方が麦わら海賊団はもっと成長すると思ってるんだ。
麦わら海賊団が!
麦わら海賊団が!
ルフィ達が!
もっともっと強くて大きくなるために、自分は不要だと考えてるんだ!

麦わら海賊団が!
ルフィ達が!
世界中を旅するために、メリーとは別れなくてはならないと思ったんだ!

だから、麦わら海賊団のために!
自分とメリーがここで仲間から外れようとしたんだ!

メリーと旅を続けられないのがつらいのはみんな同じ。
メリーと別れると判断したくないのはみんな同じ。
じゃあ、自分のわがままで
自分はメリーと一緒にいたいし、麦わら海賊団とも外れいたいという
自分のわがままで
ウソップのわがままで
麦わら海賊団はメリーと別れればいいんだ…というウソップの配慮なんだ。

こんなにも仲間とメリーを大切に思っているウソップなんだ。

自分の冒険が途中で挫けても、仲間を大海原に送り出したいと思ってるんだ。

ルフィもウソップも仲間とメリーを大切に思っているからこそ
こんな険しい道を選んだんだ。

そして傷つけ合う2人を、メリーは涙を流して見守っているんだ。

でも、大丈夫。
ルフィは絶対に勝つから。
ウソップに容赦しないと思う。

ルフィはウソップに勝って、
そしてきちんとメリーにさよならを言うと思う。
ウソップの勝手な行為を責めると思う。
お前は俺の仲間だ。勝手に船を降りることを許さないって。
ウソップは敗北を認めると思う。

ウソップはキャプテンウソップじゃなくて
麦わら海賊団のクルーのウソップになると思う。

うん。大丈夫だ。

あの船長は強いんだ。七武海も倒したんだ。

よし!じゃあ、ゾロとサンジに注目なのらー!!(うってかわって脳天気★)

ゾロとサンジがケンカしてるよー!ワーッショイ!ワーッショイ!


(絵は早乙女さんに描いてもらいました。
 前髪が触れる距離で描いてくれました。
 息が頬にかかる距離で描いてくれました。)

先週あれほど「無言ゾロ」について熱く語ったジャンゾロですが
今週の熱いゾロに熱くならざるを得ないジャンゾロです。
先週あれほど「ゾロは自分の感情を人にぶつけない」と熱く語ったジャンゾロですが
今週、こんなにゾロはぶつけちゃってます!はじけちゃってます!

今、ここで過去を振り返っても仕方ないのに!
お互いを責めても仕方ないのに!無駄なのに!何も生まれないのに!
ただ、行き場のない怒りをぶつけているに過ぎません。
それが非生産的で子供じみたふるまいだとわかっているのに自分では抑えられないんです。

そう。
『out of control』なのです!
(↑ジャンゾロサンを読んだ方だけほくそ笑んで下さい)

ゾロだってムシャクシャしてたんじゃん!
ただ傍観するだけの自分を情けないとか思ってたんじゃん!
ウソップを失う事を不安に感じてんじゃん!
ゾロの中には「夢」という箱と「夢以外」という2種類の箱しかなくて
夢以外の箱は普段は締まってるんだけど
無意識に開いちゃう時があるんだ!
サンジが開けちゃうんだ!
サンジはゾロの箱を開けちゃうんだ!
そしてゾロはサンジの鍵を壊しちゃうんだ!
私も絵本作家になれるかなー。

もう本気で夏コミの準備とか
早寝早起きとか頑張らないといけないので、このくらいで終わっておきます。


2004.8.10


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