第349話 “一市民”

『ゴムゴムの能力よりもよく伸びるルッチの服(NASA開発)』



ルフィもゾロも飛ばされてしまいました。
ゾロは海に落ちたようですがルフィも海に落ちてたらおしまいですよね。
でも、ルフィならうまい具合にどこかに挟まってると思います。
意外とフランキーに見つけられたりして。

今週のゾロは「壁から離れろ!チョッパー!ナミ!」と言うのがかっこよかったです。
咄嗟にナミをかばったチョッパーが漢でした。
チョッパーはガードポイントがあるから大丈夫です!

メリークリスマス!

さて、今週の一番の見所は変身したルッチだと思います。

豹に変身したルッチもぷっくりキュン♪なセクシー唇でした。
そして、ルッチは変身しても帽子をかぶっているので耳が寝ていました。
どうしてくれようか。

巨大な体を下から見上げるゾロ、という構図です。
この絵を見ていて思った事はゾロの背中が
偉大な神の前で非力にひざまずく子羊のようだと思いました。
床に立ちこめる煙が幻想的で、私の頭に流れるのはアヴェマリア。
イメージはルーベンスの絵の前に力尽きるネロです。

外はクリスマスです。

ルッチは変身した自分をゾロに見せているように見えますが
ゾロの先にいるパウリーに見せているのだとわかりました。

圧倒的な強さを見せつけていたCP9でしたが
ルッチはなぜ、別れ際にパウリーに変身して見せたのでしょうか。

ここからはルッチとパウリーの哀しく切ない愛の物語が始まりますので
そういうのに余り興味の無い方はほどほどにした方がいいですよ。

ここまで、カクやカリファは淡々と任務をこなしてきました。
本心がどうなのかはわかりませんが、任務に無関係の事には多くを語りませんでした。

しかしルッチは少し違いました。

これでもかと言うほどに、悪役でした。
(私は少ししびれました)

魔の現場に遭遇して混乱しているパウリーにルッチは
「突然で信じられねぇならアイスバーグの顔でも踏んで見せようか」と言ってます。
この極悪人が!!
それに対するパウリーの叫びは
「ちゃんと喋れんじゃねぇのかよ!バカにしやがって!」という少々的はずれな物でした。

まず最初にルッチにぶつけた怒りが
今まで自分に対して鳩を通して喋っていた事でした。

アイスバーグさんを傷つけた事が何よりも腹立たしいはずなのに
パウリーの罵声ときたら
いつもの船大工の仲間としての軽い口げんかの延長のようです。
何年も兄弟のように過ごし、咄嗟に何を責めていいのかわからないんです。

混乱するパウリーに追い打ちをかけるように
ルッチは冷酷に事実を告げ、己の強さを見せつけます。
必要以上に。

さぁ、ここから少しずつ私の妄想が混ざっていきますよー。

CP9という正体を明かし、偽りだったささやかな幸せを
失う事を誰よりもつらいと感じているのがルッチであるという
私の妄想劇場、始まるよ!

物心着いた頃から超越した訓練を受けてきたCP9。
ずば抜けた能力と情報力で、1番ドックの職長になることも容易いことであった。
職長といえば、街ではヒーロー的存在で、順調な人生を歩んでいるように他人は見るだろう。

しかし自分が演じている人格は全て偽りの物で
自分にとってこの町の全ての人間は欺きと搾取の対象なのである。

ガレーラカンパニーに潜入して5年。
本来の任務は思うようにはかどらず焦りや苛立ちを感じる日もあった。

どんなに精神や肉体を鍛えようとも所詮は人間。
仲間との語らいに心癒される日もあった。

CP9の4人の内、任務の中核を握るルッチは
常日頃から一緒に行動することが多いパウリーに何かしらの感情を抱いていた。

完璧を信条とし、利用するためだけに人と接し
全て計算尽くで行動するルッチにとって
パウリーのいきあたりばったりであっけらかんとした性格が羨ましいと感じることもあった。
自分には無い情熱というものがパウリーにはあった。
無駄な熱さが理解できなくて
理解できないからこそ惹かれたのかもしれない。

パウリーと共にいる時に感じる安らぎと
いずれ彼を裏切ることになるというスリルが
ルッチにとっていいようのない快感になっていた。

パウリーはアイスバーグを心の底から尊敬していた。

ルッチはパウリーからアイスバーグの話をよく聞かされた。
確かに彼は船大工としても市長としても有能である。
ガレーラカンパニーの社員としても
CP9としても、その事はよく知っている。

有能であるからこそ、自分の任務がうまくいかないのだ。

いつからだろう。アイスバーグを憎いと感じ始めたのは。

狩りの獲物が思ったよりくせ者だからイライラしているのだろうか。
何かもっと別の場所から湧いてくるこの感情は一体何なのだろう。

…嫉妬。




任務遂行の当日。



アイスバーグが大事な話があるとパウリーを呼び出した。
ルッチは「ああ、やはり。」と感じた。

これで船大工としての自分の人生は終わった。

アイスバーグの持ち物がパウリーの手に渡ったと判断した
ルッチはCP9としての行動を開始する。
全てが計画通りとはいかないにしても
持ち物に近付くための大きなヒントを得た。
ゴールが目の前という時に、パウリーがのこのこと現場に戻って来た。
予期せぬ出来事だった。

パウリーに何かを求めるつもりはないし
未練のようなつまらない感情も無い。
ただ、これまでずっと自分を押し殺してきたのだから
最後くらいは自分の全てをぶちまけて
思う存分パウリーに嫌われてやろうじゃないか、と。

どうだ。パウリー、苦しいか。

「パウリー…
 …実はおれ達は政府の諜報部員だ
 突然で信じられねぇなら
 アイスバーグの顔でも踏んでみせようか?」

今週の妄想はこんな感じ↓

パウリー「今までお前らを本当に“仲間”だと思ってた!!!」

という訳で、ルッチ×パウリーに目覚めた2004年のクリスマスなのでしたー。
ルッチの誘い受けみたいなのでもOKです!(何の宣言だか)

ところで、ルッチの冷酷さは普通じゃありません。(そこがたまりません)
そして世界政府の人達です。
ロビンを先に逃がせたでしょ。
あれ、多分、どこかで待ち伏せしてる海軍に捕まえられると思います。
まぁ、ロビンの事だからうまく逃げると思うけど
CP9は任務遂行のためにロビンを利用した後、捕獲する計画を立ててると思うよ。
そのくらいやる人達だよ。本当に恐い人達だよ。

それからルッチとは、神官オームとブリーダー対決して欲しい。

アクアラグナで、屋敷の火が消えると思ったんだけど、どうだろう。


2004.12.25


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