第375話 “エニエス・ロビーの超人達”

『一度会ったら友達で毎日会ったら兄弟だ
ミド、ファド、レッシー、ソラオ
ど〜なってるの、この島は?!(ドーナッツ!)
ドレミファ ドレミファ ドレミファ ど〜〜なっつ!』


エニエス・ロビーのある島の神秘をサブタイトルにしました。

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パッフィング・トムの第一車両でフランキーとロビンが
すっかり打ち解けてました。コップ酒片手に。
フランキーは少し説教が好きみたいですが、
そんな熱さをロビンは嫌いじゃないみたいです。

この2人がどこまでお互いの事を話したかわかりませんが
フランキーは自分の生い立ちを語ったような気もします。
アイスバーグさんはロビンにプルトンの設計図やトムさんの事を
話したと思いますが、CP9であるロビンにフランキーの事を
話すわけがありません。

だから、フランキーの方からアイスバーグさんの話題になったのかなーと思うんです。

何気なく進んでる場面ですけど、この飲み屋のシーン。
すごく大人の感情がぶつかりあってて読めば読むほど味が出る
『肴はあぶったイカでいい』、といった風情です。
(意味がわからない方は自分の若さを謳歌すればいい)

フランキーときたら、子供の頃のまんまで未だに「バカバーグ」って
呼んだりして、お前はいつまで経っても弟だな、おい!
そんなフランキーの幼さを歌います。
「一度会ったら友達で毎日会ったら兄弟だ」

この時のフランキーの「そういうの親切って言うんじゃねぇの?」という
セリフが最初に読んだ時に意味がわからなくて
今でもあんまり理解できててないんだけど
私なりの解釈はフランキーはロビンの忠告に感謝しつつも
素直に有り難うと言えなくて、ロビンの冷たい素振りと
裏腹な点を突っ込んでるという感じなんでしょうか。

子供の頃、高倉健のあまりにもシンプルなセリフに
涙を流す大人の心情が理解できなかったような感覚です。
まだ私には酒が足りないらしい。
どうやら安いお酒の方がいいみたい。

2人ともお喋りになるのも無理はありません。
なぜなら死刑台に向かっているのですから
今さら、何を取り繕う必要があるでしょうか。

人を傷つける武器の存在自体が罪なのか、という
問題の答は人それぞれだと思います。
アイスバーグさんは「罪になる」と言います。
しかしフランキーとトムさんは違います。
フランキーは自分の造った凶器でトムさんを傷つけましたが
それでもその忌まわしい凶器を誇りに思うことが
トムさんへの精一杯の報いと考えているように思います。
でも、今は船を造ってはいないのだけど。

今、船を造っていないのは
アイスバーグへの配慮なのかもしれないと思うと萌える。

どんな時でも萌え最優先だ。

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ゾロが目覚めました。爽やかに。ナチュラルに。
ただ、ロケットマンが脱線した騒ぎの時にはゾロの姿は見えないのに
ココロさんとヨコヅナが喋った騒ぎの時には興味津々で近付いてきます。

それは、ゾロが動物好きだからだね!きっとね!

この時の寝起きのゾロですが、寝起きらしく何となく髪が無造作です。
トップの髪に少しの乱れがあります。
なぜならそれは、今までチョッパーが乗っていたからです!
チョッパーの動きでゾロに寝癖がつく夏色のファンシー。
お前の頭なんてチョッパーの枕だ。
柔らかい夢に包まれてテンピュール。
草原の香りのピロー。
アイ ニード スリープ。
ウェルカム トゥー ワカタケ。

ほどよく夢心地になったところでCP9についても考えてみようと思う。

まだ電気ストーブをしまってないのに
まだブーツをしまってないのに
更新を優先させる私を誰か叱って欲しい。

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ロブルッチ率いるCP9W7チームがクールで有能なのに対して
スパンダム長官と残りの愉快な面々のハチャメチャぶりはどういう事なんでしょうか。
「決める時は決める」というメリハリなのかと思いきや、仕事ぶりも大雑把なようです。
W7へ派遣されたのは有能な選抜チームだったという事なんでしょうか。
この大仕事を成し遂げた事でルッチは昇格して
スパンダムの上官になるという可能性も無いとは言えません。
CP9の編成と、彼らがルフィ達とどう戦うのかを考えると興味が尽きません。

確かCP1〜CP8は表だった組織でCP9は殺しも認められいる暗躍機関なんでしたっけ。
そんな機関に配属されるのは、光栄な事なのか、有望視されているのか
或いは表舞台での活躍を否定されるような、左遷のような扱いなのかと考えると
CP9の印象も変わります。

市民の英雄を暗殺し、その罪を海賊になすりつけて
古代兵器の設計図を奪取するプロジェクト。
私ならこの計画にやりがいを見出せません。

その他の仕事では「革命軍支部長暗殺計画」などがあるそうです。

革命軍という言葉は初めて出てきたように思いますが
革命家ドラゴンは物語の中枢に関わってくる重要人物だったと思います。
政府、海軍にとって都合の悪い存在を政府の命令で暗殺しちゃおうという
改めてどえらい集団ですね。CP9。

「罪」や「悪」とは何か、を考えさせる展開になってきたと思います。
今の状況で誰が一番正しいのか、誰もわからないと思います。
ロビンがいない方が世界が平和なのか。
CP9は世界の秩序をもたらすために必要なのか。
ココロさんは魚人の世界の美人なのではないか、とか。

そんな中で私達は、もう“迷わない”船長にただ着いていけばいいんだと思います。

エニエス・ロビーも視界に捉えた!!
全員決戦の準備を!!!!

このセリフ、ルフィが言ったのか全員で言ってるのか定かではありませんが
今まで長きに渡って溜まってきたもやもやが解消されるような高揚感で
熱く盛り上がります。
実に素晴らしいセリフです。
実に良い今週の締めくくりです。

ただその吹き出しのせいで、ゾロの麗しい筋肉が隠れているのが
少し残念な夜弥なのでした。
暑中お見舞い申し上げます。


2005.7.31


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