第379話 “道力”

『ホットブラザーズ』



先週は侍マンの「任せとけ!」で終わりまして
今週はゾロがどんな風に暴れてくれるのかと楽しみにしてましたが
先週の私の予想が当たっていたのは「多元中継が広がる」という点でしたね!(努めて明るく)

今週は裁判所が出てきました。

司法の島の裁判長とはどんな威厳のある人かと思いきや
とんだブリキのオモチャでした。
しかし、それは当然のオモチャなのだと思い至りました。

38巻364話でのナミのエニエス・ロビーについてのセリフを振り返りましょう。

政府所有の“司法の島”エニエス・ロビー
そこにあるのは名ばかりの裁判所
エニエス・ロビーへ連行される事そのものが
罪人の証とされ、罪人はただ
その誰もいない裁判所を素通りして
やがて冷たく巨大な鋼鉄の扉に辿り着く

ですから、裁判長といっても主な仕事は
始末の悪い罪人を押さえ込むというような事で
司法の専門家という訳ではないというのが今週わかりました。

それにしても、管理の面ではグダグダのエニエス・ロビーですが
最終的には力で抑えるという暴力的な機関なんでしょう。

さて、今週“道力”なる単位が登場しました!
サブタイトルにまでなって、なにやら大きなテーマにも見えます。

武器を持った1人の衛兵の強さを“10道力”とする
体技のレベルを測る単位だそうです。

ロブ・ルッチの4000道力を筆頭に
カリファの630道力まで、CP9全員が常人の域をはるかに越えた
数字になってます。

これだけページを割いて丁寧に説明された道力ですが
一体何のためにここで公開されたのかと言いますと
それは単にスパンダムが9道力であるというオチのための
前フリだと信じて疑いません。

たった1人の衛兵よりも劣る体技であることを言いたいがための
数ページだったのだと、私は思います。
ですから、しばらくして「で、結局『道力』って何だったの?」と
いくらかの読者が首を傾げるほどに
道力の話題は今後、華麗にスルーされると思います。
ドンマイ!

クマドリという人が今週も
「切腹!」「鉄塊!」という寒いギャグをやってました。
2度目ですよ。寒いのに。
ダチョウクラブの上島竜平の「訴えてやる」的な
持ちギャグなんでしょうか。
カリファの「セクハラです。」ネタや
ルッチとジャブラの犬猫合戦など
全体的に暑苦しい集団に見えてきました。

ウォーターセブンのCP9はあんなにクールだったのに…。

カラー扉絵、今週も素敵でしたね!
そう言えば、私、扉絵の感想ってあんまり書いてません。
多分、書き出すとキリがないし
本編とは関係がないのと時間が無いのとで
中途半端にコメントするくらいなら、一切触れないでおこうという
そういう感じなんだと思います。

カラー扉絵の感想を書かない理由だけで6行くらい喋ってます。
私、意外とお喋りだわ。

実は、今週の扉絵で、一番気になったのが
ナミのネックレスが水着の下に付けられてる事です。
こんなゴツゴツしたネックレスというかチョーカーっていうの?
そういう言葉はよくわからないけれど
水着を脱ぐ事を前提に付けられた装飾のようで
ハラハラしました!
あと、ロビンの水着の上にざっくりと着たワンピースも
相当エロいデザインだと思います。
それを証明するために、今週のロビンの正面のイラストを
誰か描いてね!(はぁと)

私が思うに、 この扉絵は尾田っちが自分がリゾートに
行った気分になるために描いたんだと思う。
盛夏に描いたんだと思う。掲載されるのが9月とか関係なしに。

さぁ、それでは男衆を見てきましょう。
ナミの素敵フォトをエサに釣りをして遊んでます。
エサにひっかかったのがエロライオンとサンジです。
サンジが嬉しそうにゲットした写真はナミのアップです。
ウソップがゾロに見せているのは水着姿です。
じゃあ、ライオンが頬を赤らめている写真は
ナミのどんな写真なのだろうかとヒヤヒヤします。
水着よりもアレな写真なのだろうかとヒヤヒヤします。
もしかしてロビンなのかも。
いや、あのロビンの屈託のない微笑の中には実は
とんでもない写真をまぎれこませた悪戯心が溢れてるのかもしれません。
「うふふ。船長さんがエサに使った写真は○○なのに。
 だれも気付いてないのね。」

果たして、エロライオンが欲情しているとんでもない写真とは?!

ちょっと横道にそれました。

もうちょっとだけ真面目に考えるとして
ウソップの楽しそうな表情は「得意げ」にも見えるんです。
「どうだ。このエサはすげーだろ。すげー魚が釣れるぜ!」と
言ってそうです。お宝写真なんだと思います。
それに対するルフィ、サンジ、ゾロの反応は…。

ルフィ「おーーー。すげーーー。ウソップ!早くやってみようぜ!」
ゾロ「いや、俺はいいから。っつーか、普通の釣りしろよ。」
サンジ「んナミさぁーーーーーーーん!!」
(新しいエサの存在を知らないままで。ピュアなままで。)

普通に考えてこの中で最もナミと親密と考えるのは
ウソップだと思うんですよね。
これだけの素敵ポーズをウソップの目の前でとってくれたんですよね。
新しい武器のお礼かな?

次に大穴がゾロです。
ナミの写真なんて、もう間に合ってます…というレベルで
ナミと親密なのかもしれません。

もしかして、ゾロは麦わらクルーの中で最も“ウブ”だったらどうしよう。
心の扉、開いちゃうかも。
心の花火、打ち上がっちゃうかも。

ちょっと、大学のサークルの人間模様を覗き見る感覚で
話を進めていますが、それとは別に気になる問題があります。

それは、サンジを釣ったのは誰かと言うことです。

ルフィとウソップは釣り竿を持っていますが
ゾロは持っていません。

これはもしかしてゾロがサンジを釣ったのかもしれませんよ。
これはこれでバカバカしくてワクワクします。

ほぅら。

扉絵で語り始めたらこんなになっちゃった。


2005.9.3


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