第383話 “ルフィ VS ブルーノ”

『バヒン!!!(行け)』



今のルフィは文字通り「世界中を敵に回しても俺はお前を奪い返す!」という
どえらいラブソングを熱唱中で、そんなルフィを見た私の体の一部はHOT!HOT!

今週はソドムが泣けました。
アラバスタ編で、傷ついて歩けなくなったカルーが
ビビに「行け!」って羽根をバサッバサッて動かしていたのを思い出しました。
こういう泣けるエピソードに更に動物というのが重なるともうダメですね。
私は今週のワンピースを読んで、飼っているウサギが死んでしまう夢を見てしまいました。
(※ウサギを飼った経験はありません)

とにかく、前へ!
振り返らずに、迷わずに、前へ!
麦わら達を、前へ!

麦わらに思いを託して後に退いていく同志達もまた熱いです。

パウリーはガレーラ本社であった事が脳裏から離れません。

牛仮面の正体を知らない時のパウリーは
とにかくアイスバーグさんの敵を倒したい、そのために
自分の体がどうなっても構わないという覚悟だったのですが
今のパウリーにはその覚悟が少し鈍っているようです。

ロビンを追いかける気持ちに一点の曇りも無いルフィ達に比べ
パウリーは仲間の変貌した姿に動揺を隠しきれません。
正体を知ってもなお元同僚であることの変わらない者たちに対する
自分の迷いを冷静に理解して、 自分は最前線から退いたのだと思います。
その判断は的確だったと思います。
麦わらをサポートする事が自分の決着だと。

ガレーラチームがCP9とどう向き合うのかが、W7編での
一つの見所だと思っていましたが、このままうやむやになるのも現実味があって良いかなと思いました。

冒頭で言ったルフィの「世界中を敵に回しても・・・」という
人間離れした信念とは違って、パウリーは事実と思い出を
きちんと整理して収める事ができないのです。
そんなパウリーの人間くささを垣間見る事ができるこの場面は
ルッチとパウリーの直接対決に値する程の奥深さがあるだろうと思います。

パウリーと同じように人間くさい人が麦わら海賊団にも一人いまして
化け物集団の中で、居場所を見失っていたようですが
今週本当に居なくなってましたよ!どこいったんだ!何やってんだ!

「迷いの無い者だけ前へ進め!」

という事なんでしょうか。
そげキングはもう綺麗に答を出していたと思っていたんですが
彼が迷いから抜け出すとき、仮面が外れるのでしょうか。

うん。仮面をかぶったままじゃ、この先に進めないよね。ウソップ!


− メモ −

『世界政府』とは加盟国170以上の勢力を誇る巨大な組織。
(国連みたいな団体かな)

***********

16巻 142話より

6年前(当時ビビ10才)
聖地マリージョアで行われた世界会議(レヴェリー)での議題

『革命家』ドラゴン…
この男の思想は危険だ…
5〜6年も経てば我々世界政府にとって大きな敵となり立ちはだかることだろう

***********

5〜6年後、というとつまり現在のことですね。

レヴェリーとは民主的な会議のようですが、その影で
CP9のような暗躍部隊が都合の悪い事実をもみ消そうとしているのですね。
ポーネグリフについては完全否定の方向だったようですが
いっそプルトンを世界政府が所有すればいいじゃん!というスパンダムの提言を
世界政府が受け入れたとするなら、今までの歴史的な戦いは一体何のためだったのか…。
レヴェリーに参加するコブラも知らない裏側の事実(語られぬ歴史)とは…。

***********

24巻 218話より
(コブラ、ロビン、ルフィのやりとり)

「その石にはこの国の歴史など記されていない。
 お前達の欲しがる兵器の全てが記してあったハズだ。そのありかも。」

「興味が無いの。国や人間が死のうが、生きようが。
 私が求めていた物はリオ・ポーネグリフ。
 ここでこのまま死ぬのならちょうどいい。
 この道で生きていく事に私は疲れた。
 ただ歴史を知りたいだけなのに…。
 私の夢には敵が多すぎる。」

「聞くが、もしや
 語られぬ歴史は紡ぐことが出来るのか?!
 その記録がポーネグリフだと言うのか?!
 ならばなぜ我々は・・・・・・・・?」

「よし。登ろ。」

「ちょっと待って!私にはもう生きる目的がない!」

「何でおれがお前の言う事聞かなきゃいけねぇんだ!」

***********

24巻の時点でロビンは生きる目的を失ったのですが
ルフィの船に同乗した時にはまだまだ彼らを裏切る可能性もあったし、
惰性で同行してるだけだったようです。
決して積極的にあの船に乗り込んだ訳ではないと思います。
しかし、ポーネグリフを諦めたことでロビンにとって
航海が楽しい物に変わりました。本人がエンジェルビーチで言ってる通りです。

そしてアッパーヤードで自分の知らないポーネグリフを発見して
更にゴールド・ロジャーがポーネグリフの言葉を紡いで
ラフテルに持っていった事を知って、ロビンの世界が広がり
生きる目的、冒険する意味を再び見つけたのです。
最初はうやむやだったけど、空島をきっかけに
ロビンは積極的に麦わら海賊団の仲間になっていたと思います。

今、空島編を読み返したら重みが違うだろうなーと思いながらも
あと数時間で新幹線に乗らなきゃいけないので…。(バトルラウンド行きの列車)


2005.10.1


back next

ジャンゾロに戻る