第393話 “オルビア”

『決死』




こういう境遇なら親を恨むのが普通だと思うんだけど
明るく慕ってるところを見るとファンキー考古学者達が
オルビアの分もロビンを愛していたんだろうなと思います。

ロビンは自分の母親が犯罪を犯しているという事を
サラリとサウロに言ってヒヤヒヤします。
そんな秘密を簡単に打ち明けてしまうほど
ロビンはサウロに心を許しているのだろうと思いました。
初めて会った時にサウロが「俺の事は誰にも言うな」と言って
その約束を守ったロビンですから
きっとサウロも約束を守ってくれると思ったんでしょうね。

オハラという土地が地図から消えてしまった現在を知っているので
オハラが無くなる事が最大の悲劇だと認識しがちで
20年前の出来事は小さい出来事の集まりのようにも感じます。
しかし20年前の考古学者達は、文字通り命をかけて研究を進めていました。

先人の残した知識を繋いで、蘇らせる事がオハラの学者の使命であり
それは同時に政府に狙われ、戦い、死ぬことの覚悟も伴っていたようです。

オルビアは、共に戦ってきた32名の仲間を失い
海軍の軍艦がオハラにやって来た事を告げるために
故郷に戻ってきました。
尋常ではないその状況でもオルビアは気丈に振る舞い
それを受け入れる学者達もみな冷静でした。
学者になった時から、ポーネグリフの研究に手を染めた時から
全てを覚悟していたからです。

オハラの考古学者達の強い意志はよくわかりました。
それほどまでに叶えたい夢だったのです。

そして。
自分の拠り所であった敬愛する学者達の無念と
拠り所を失うという大きな悲しみが8才のロビンに襲いかかります。

それでもロビンは立ち上がり、何を犠牲にしても
自分の夢を叶えようとしていました。
ルフィ達と旅をするまでは。

現在の、死ぬことを望むロビンを最も揺さぶっているのが何なのか、
サウロが鍵を握ってるのかもしれません。
Dの名を持つ男が。


年表(空島編、W7編を混ぜた物)
赤字はロビンの過去編で明らかになった記述

古代? 現在のウォーターセブンである場所にてプルトンが製造される。
抵抗勢力として、造船技師が設計図を伝承。
1100年以上前 シャンドラ(黄金都市文明)繁栄。
“敵意”から守るため、ポーネグリフがシャンドラに運び込まれる。
空白の100年。
800年前 “敵意”と戦い、シャンドラ滅亡。
ポーネグリフの解読が犯罪となる法が生まれる。
400年前 ノーランドがジャヤに黄金都市遺跡を発見。
ジャヤの半分が空へ飛び、空にアッパーヤードが出現。
26年前(20年前の6年前) オルビア達オハラの考古学者33名が探索のために出航。
22年以上前 海賊王が空島のポーネグリフを含めたリオ・ポーネグリフを
ラフテルに導く。
22年前 海賊王処刑。
20年前 ロビンとハグワール・D・サウロが出会う。
海軍の軍艦がオハラを狙う。
ロビンだけが生き残り、賞金首になる。
ロビンが唯一古代兵器を復活させられる存在として、トムが危惧。
ガイモン、箱にはまる。
約20年前 アイスバーグとフランキーがトムに弟子入り。

クローバー博士が「古代文字の解読まで至ったのはオハラのみだ」と言ってましたが
海賊王が古代文字を操っていた事を、空島でロビンが知って驚いてましたよね。
サウロはオルビアの事を知ってるようでしたね。少なくとも名前くらいは。


これ、「この木、何の木、気になる木〜♪」みたいですね。


2005.12.25


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