第396話 “サウロ”

『サウロ!そしてセンゴクはアフロ!(うまい)』




【扉絵】
バロックワークスが留置されてるのって
もしかしてエニエス・ロビーかなと思ってたんですが
ものっそいのどかな場所でしたね。

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オルビアが…オルビアが…
ロビンがポーネグリフを読んだのを…
褒めた…褒めてくれた…頭をなでてくれた…
ロビンが一番褒めて欲しい人が
ロビンが一番言って欲しいことを言ってくれた…

パンをたくさん食べたら怒られて
ジャムを使ったらダメだと叱られて
人の服を勝手に着たら怒られて
気味悪いと石をなげられて

ポーネグリフを読んだら大好きな博士から「立入禁止」って言われて

でもお母さんは「頑張ってたくさん勉強したのね」って
褒めてくれた!
お母さんは!
お母さんは!

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サウロが海軍の人だったとはっ!!!

↓これは395話のジャンゾロ(3)で私が書いた文です
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海軍は海軍で「正義」という理想というか夢を追ってる
集団でもあり、秩序を守る体制側の立場でもあり
スモーカーやTボーンのような熱い男にとっては
窮屈な組織かもしれません。
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何が正義か迷ってしまった海兵がどういう行動に出るのかが
今週しめされました。
自分にとって大切な物を守りたいと思う事が
正義感というのではないでしょうか。

コビーやたしぎが胸に抱いている「悪い奴を捕まえたい」という熱い情熱に対して
組織の上に位置する青キジのポリシーは「だらけきった正義」です。
世界が見えれば見えるほど、知りたくない情報も入ってくるという
やるせない現実です。
知りたくないんです。悲しい事実を目にしたくないんです。
傷つきたくないんです。

サウロがオハラを守るためにここで果てたとしてサウロは幸せだったのでしょうか。
自分の信念を貫いて幸せだったでしょうか。
上からの指示に従っていれば、今では人も羨むような立場だったかもしれません。

絶対的な善も悪もなく
自分にとって正しいのは自分の信念だけだという結論が
いつもワンピースの物語の奥底にあります。

五老星には五老星の信念があるのでしょう。
五老星が隠したがっている事実とは自分たちにとって不都合な事ではなく
人類にとって悲しい事実なのだろうと感じます。

例えば悪魔の実が人体実験の上に出来た結晶だとして。

人の命を操作できる技術があったとして。

それを知ることが幸せでしょうか。

「知らない方が良い事もある」と“知っている人”は言います。
「知りたい」という人の自然な欲求もあります。

絶対的な善も悪もなく
ただ、『人の夢は終わらない』のです。


2006.1.28

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