第397話 “未来へ届くように”

『未来を諦めるわけにはいかない!』



ロビンの過去編は泣くだろうなーとずっと思ってきました。
だから今泣いています。
「泣くもんか!」などとは微塵も考えてませんでしたが
泣くとわかってる展開でもこれほど泣けるとは!

なんだろう。
悲しいとか苦しいとかだけじゃなくて
切なさと健気さというのでしょうか。

ロビンやサウロや、オルビア達の前向きな気持ちに触れた時に
涙がブワッと出ますね。
こんなに小さい希望に、こんなに大きな夢を託すのか、と。

そして今週はクザン×ロビン萌えーーーー!!
クザンってば、20年間ロビンを遠くから見守ってた?!
厳密に言えば監視してたんだけど
何かしらの期待もあったようなプロジェクト源氏物語☆

バスターコールとは…

海軍本部中将5人と軍艦10隻を一点に招集する緊急命令

この時の中将の5人の内、青キジと赤犬が現在の大将になっているのですが、
この中に現在の黄猿がいる可能性もありますね。
それからサウロが海軍に残っていたら今頃大将になって「桃シシ」とか呼ばれていたかも。

とにかく、ロビンと青キジがどういう形で別れたのかが分かりました。
その後のロビンは政府の追っ手からうまく逃れ
先人達の意志を受け継ぐために世界中のポーネグリフを探しました。

ロビンにとって死ぬことは簡単な事でしょう。
母親と共に燃やされて焦げて果ててしまっても良かったと
何度も思ったでしょう。

自分の命が惜しくないと思っているロビンにとって
逆にその冷淡さがロビンの強みになっていたような気がします。
失う物が無いから、何でも出来た。
行ける所まで行って、やれる事をやって、それでダメなら死ねばいい。
何も惜しいと思わない。

…というのがルフィと出会うまでのロビンだったのかなと想像します。


20年後。

一度はロビンを逃した青キジが、彼女の現在の様子を探るために
ロビンの前に姿を現しました。
この時、「様子を見に来ただけだ」と言いつつも、ロビンらが世界に及ぼす影響を先読みし
抹殺しようとしました、が、断念しました。

まだまだ青キジから見れば「いつでも始末できる」程度だったという判断もありますが
「絶対的な正義」も無ければ「絶対的な悪」も無いという持論が伴っての事かもしれません。

いずれにせよ、青キジの監視下にあると知って
ロビンの自由は奪われたのも同然でしょう。
そして青キジに続いて忌まわしき再会となったのが「CP9」です。

CP9がオハラにやった事を考えると
ロビンがCP9に身を売る苦渋はいかばかりかと思います。

苦しいことだらけのロビンの過去と現在を見せつけられたW7編ですが
どうか希望が『未来へ届くように』


ところで、巨人族について考えました。
今まで巨人族というと「大きい」というくらいの印象しかなかったのですが
「D」の名を持つ巨人族が登場して
巨人族が注目を浴びるようになりました。

ドリーとブロギーは狩り勝負が発端でムキになってるうちに
気がついたら100年も同じようなケンカを繰り返していました。
オイモとカーシーはお頭達を助けるためにと、騙されてるのも知らずに毎日必死に戦っていました。
サウロは犯罪者の告白に同調し、組織から離れ、自分の信念の下で倒れました。

ここで気付いた巨人族の共通点は「単純だ」という事です。

「現場で人の命を取るのはワシらだで!!」
「事件に大きいも小さいも関係ないでよ!!」
「事件は会議室で起こっとらんでよ!現場で起きとるんだで!!」
「レインボーブリッジ封鎖できんでよ!!」

サウロがオハラに漂着した時にこう言ってます。
「ここがどこでも構わねェが、いっそ無人島にでも流れ着きたかった…」

何が正しいのかさっぱりわからなくなったサウロにとって
自分が正しいという信念を貫いて生を全うするオハラの学者達の姿は
力強く、眩しく輝いていたのだろうと思います。

そして小さなロビンを手の中に守りながら逃亡する事が喜びであっただろうと思います。

ロビンを見送るサウロは幸せそうでした。

氷で固まったサウロの顔は笑顔でした。

デレシ…
デレシシ…


2006.2.3


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