第399話 “滝に向かって飛べ!”

『“本気”と書いて“マジ”』



わーい。

プルトンの設計図なくなっちゃったー!

バンザーイ!バンザーイ!

なんだか、肩の荷が下りた気持ちになりました。
なぜだかわかりませんが、自分がプルトンの設計図を
隠し持ってる気持ちになっていました。
そして、もう秘密を持たなくていいんだ、と思うと
スカッと爽快な気持ちになってまさに
「滝に向かって飛べ!」という気持ちになりました。

そんな物、無い方がいいんだけど
それができないのは………
と、長きに渡って優秀な船大工を悩ませていた物です。
アイスバーグさんはきっとフランキーの事を
怒鳴りつけると思うけど、その後に穏やかな笑顔になると思います。
「そうか、燃やしちまったか、バカンキー。」って!よし!(萌)

ただ、少し気になるのが、“複写”は無いのかな、ってことです。
よく科学者がデータを消去しながら
「全部俺の頭の中に保存した!」とか言うパターンがあるじゃないですか。
アイスバーグさんのような優秀な人なら記憶に残してるんじゃないかと思いました。
でもそうしたらまたCP9から命が狙われますよね。

まぁ、そんな時は「滝に向かって飛べ!」

悩むな!


私の絵ではわかりにくいですが
フランキーがプルトンの設計図を出した時の
ロビンの表情が何とも言えない微妙な物でした。
一言で言うと「疲れた」様子だったんです。
脱力してるというか、何もかもどうでもいい感じでした。

今のロビンには「何もない」のかなーと思いました。

今までのロビンを支えてきたのは“負”の生命力だったと思うのですが
ルフィに「生きたい!」と叫んで涙をたくさん流した瞬間に
ロビンの生が全うされたような気がしました。
もちろんこれがロビンの人生のスタートであるのだけれど
「世界中を敵にしても自分を守ってくれる仲間」と出会えた事は
ロビンの人生全てとも言えると思うんです。

今のロビンは「こうしなければならない」という
義務に縛られていません。
そしてそれはロビンにとって初めての事なのです。
呆然とし、虚無感すら感じていたっておかしくありません。

これまで、アクセルとブレーキを巧みに使いこなしていたロビンが
今はニュートラル状態にあり、そして次にブレーキを捨てるのかと思うと
とても興奮します!!ロビンにも“ギア”が入るんですよ!

戦え!ロビンちゃん!


さて。ロングリングロングランドでの青キジの
「やっぱり今ここで死んでおくか。」というセリフは
どこまでを予想して言った事なんでしょう。

青キジが想定したもう一つのシナリオはルフィ達がロビンから
離れるといった物だと思います。
ルフィ達がロビンを見捨てるか、或いはロビンが居たせいで麦わら海賊団が壊滅するか。
もしそうなった時に、ロビンがまだ麦わら海賊団の仲間である時点で
彼らを潰しておくのは、もしかしたら青キジなりの
思いやりだったかもしれません。

結局、Dの名を持つ掴み所のない脳天気な海賊が
世界を敵にしてもポーネグリフを解読できるロビンを守ろうとしました。

これらの全ての可能性を予想して
青キジはあの時点で彼らの人生を終わらそうとしたんですね。

ただ、青キジも「人の夢や歴史というのは
どんなに抑えつけても完全に消すことはできない」と考えているようで
そんな青キジのだらけきった正義と
スパンダムにゴールデン電伝虫を渡した経緯なども
今後の展開の注目点だと思います。


彼の40巻での肩書きは【ヒーロー】となっています。



彼はヒーローで狙撃王です。
仮面の下はウソップという名前です。
手先が器用なので、船を修理したり武器を開発したりします。
でも、フランキーがもし麦わらチームの仲間になった時に
ウソップの技術は純然たる趣味の領域になるでしょう。
狙撃の腕は確かですが、強力な戦闘要員となるタイプではありません。

何をとっても中途半端なウソップなのですが
彼の最も誇れる資質が何か、ようやく気付くことが出来ました。

ウソップは“友情”の象徴なのだとわかりました。

彼ほど友情を重んじる者はいませんし
彼こそが麦わらチームに友情をもたらす存在なのでした。
“情”とは時に弱さを引き出す事もありますが
人の心を動かす威力は計りしれません。
何と言ってもワンピースという漫画にとって
欠かすことの出来ない要素でした。
その能力は何かと比べたり出来ない物なのでした。

フランキーがスパンダムに突き落とされた時に
そげキングが「うわっフランキー!!」って心配してるのを見て
これが彼の素晴らしさなんだ、と今更ながら胸が熱くなりました。


最近のワンピースは見所満載で色んな場面に意識がいきますが
ゾロが素肌に腹巻を巻いてる事も忘れてはいけません。
こう、何て言うか、常に胸の傷が見えてるんですよ。
かつてこれほどまでに胸筋晒しまくりの衣装があっただろうか。いや、ない。
(扉絵除く)
ジッパーのひんやりした金属の感触が
ゾロの肌に触れたり離れたりするのも
エニエス・ロビー編の見所であるのもお忘れなく!


2006.2.16


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