第421話 “ギア3(サード)”
『ギアさん』

ずっと気になっていたのですが
カリファはまだ洋服が破かれたまま
気を失っているようです。
髪は熱で少しちぢれてましたが
肝心のボディーはまだ隠されています。

カリファは一体どこに鍵を隠していたのか。
それをナミが奪った時、カリファの衣服はどのように
引き裂かれたのかが、このウォーターセブン編の
もう一つの軸だと思っています。エロかっこいい。

ゾロとサンジの担架、いいですね。
私も揺られてみたいです。
遊園地とか運動会とかそういう景色が
思い浮かびます。とても気持ちがメリーゴーランドになります。

ゾロは偉そうにされるのが嫌いみたいで
そげキングに「偉そうに喚くなてめぇ!」と
怒鳴ってます。
「俺に命令するな」とかよく言ってますが
船長命令だけは別なんですね。この人。

そげキングの新しい武器の秘密を知りたいのはやまやまだけど
ゾロは「黙ってろ」と言います。
これはもしかしたら満身創痍のそげキングの体を
労わっての発言かもしれません。

ルッチは本当に凄いです。
ブルーノと比べるとその凄さがよくわかります。
ルッチはすぐにルフィのギアの原理と弱点まで見抜きました。
ルフィのギア2の技を理解した上で
それに対応する戦い方を挑み、やはり優勢にありました。
ルフィのボスとしての器を感じながらも
冷静さを失う事はありませんでした。
更にルッチは鳩語が話せます。
腹話術という特技もあります。
大工としても一流で、スパイとしても完璧でした。
帽子が取れると猫耳が可愛いんです。

ところで、給仕のギャサリンはルッチが好きなんだそうですが
ルッチがW7に行ってる5年間も想い続けていたのでしょうか。
やっとルッチさんが帰ってくる!というギャサリン的
ピークのタイミングでジャブラに告られてもなぁ・・・という
展開だったのしょうか。

この一件が落着した後
ギャサリンの腕の中で安らかな表情を見せるルッチというのも
見てみたいと思いましたが、いや、それはパウリーの腕の中だろうと
正直に思います。正直に。

さて、こんなに凄いルッチ様でしたが
ルフィの奥の手(というか禁じ手)には勝てなかったようです。

ギア2が大幅にスピードアップする能力で
ギア3はゴムの伸びる力が大幅にアップし、体の一部を巨大化できる
能力のようです。
スピードとパワーの2種類の特化能力をルフィは身につけた
ということになるようですね。

さすがのルッチ様でもここまで予想・判断はできなかったようです。

デスノートで言うなら
「エル 知ってるか 死神は リンゴしか 食べない」という
メッセージの写真を3枚見せられて、実は4枚目もあるんですと
後から出された時のような手法に近いと思います。

(私の言ってる事は8割がた的外れなのでデスノートを
 ご存知ない方は気になさらないで下さい)

ルッチはギア2を見切った時点でルフィの限界を
理解したと思い込んでしまったのです。
ですから別のパワーアップを目の当たりにした時に
今までの冷静さを失ったのだと思います。
ルッチに油断ができたことが、今回の勝敗を
決めたんだと私は思っています。

なぜなら、ギア2は通常よりスピードアップする能力ですが
ギア3なら、通常よりもスピードダウンすると思うんです。
それでなくても、ギア2の状態から解放されれば
スピードが落ちたように見えるのが自然だと思います。

そういう状況にあって、たとえルフィがどんな巨大な力を持っても
ルッチのスピードなら避けられたはずなんです。

だのに、ルフィの“巨人の銃”を鉄塊で受け止めようとしました。
これはルッチの判断ミスだと思います。

だから、ルッチにも勝機はあっただろうと思っています。

能力の差による勝敗ではなくて
戦いに対する覚悟の差かな、と考えてみました。

ルッチにも覚悟はあったろうと思います。
世界政府のために1人の市民が犠牲になっても仕方の無いことと
断言してましたが、その理論で言うなら
世界政府の筋を通すためにCP9の1人が犠牲になっても
仕方の無いことです。
それが暗躍機関の運命です。

それでもやっぱり今のルフィの気持ちを考えると
覚悟の質が違うような気がします。
うまく言えないけど、「それが正しいから」という動機と
「それがやりたいから」という動機では違うと思います。

でもやっぱりルッチかっこいい。

ルフィの最後の技が決まった時
やった!ってガッツポーズが出てスカッとしたけど
これがスポーツだったらすぐにネットにかけよって
(※テニスだとして)
対戦相手に握手を求めたくなるようなそんな
試合だったと思う。

ルッチだったから、ルフィはギア3まで出さないと
いけなかったんだ!

そして体が小さくなった上にカナヅチのルフィには
まだまだピンチが続くのだ!!

2006.8.6


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