第449話 “スリラーバークの四怪人”

『これが私の花見です』

今週は新たにキャラの姿がハッキリしたり新しい設定なども
出てきて、まとめたりメモしたりしたい内容でした。

しかし私の持てる力の全てはカラー扉絵のゾロへぶつけたいと思います。

不意に訪れた春。
満開の花の芳香に酔ってしまいそうな幻想的な春の宵。

凄いなー。ビックリしたなー。
地球にはまだ私の知らないゾロがあった!
だから冒険は続く。果てぬ夢。探せ!この世の全てをそこに置いてきた!

多分、最初に私がビックリしたのはゾロの表情だったと思うんだけど
「うわ、何、このゾロの表情」と釘付けになったその刹那
衿がキッパリ足ってることと白いシャツがパリっとノリが張ってあることと
驚きの腰チェーンにロングコートという洒落たいでたちと組んだ足。
組んだ足。足の角度がやや斜め。斜に構えるという文字通りの立ち姿。
そして、そして、手袋の素材を知りたくて、気持ちはイタリアの革職人。
手袋の色とベルトの色が揃ってモスグリーン。

エル、知ってるか、モスとは苔という意味だ。

同時にゾロが身に付けているありとあらゆる粋が目に飛び込んで
一瞬呼吸困難。そう、それはあせってゆで卵の黄身を食べた時に似た・・・・。
ダメだ。このままではダメだ。

得体の知れない不安から逃れるようにしてページをめくり本編を読み進めた
年度末のあの日。

結局感想は扉絵だけで力尽きそうです。

ゾロのコートがなんとなく悪魔城ドラキュラみたいだと思いました。

悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲 PS one Books

でも良く見ると、銀魂の真選組の制服にも似てるような?

銀魂 (第8巻)  銀魂 4

ゾロと土方といえば中井さん繋がりという訳で中井さんファンにはたまらない
コスチュームプレイになっているはずです。

ハァ、ハァ、それにしてもすごい。
緑の手袋をさらっときこなすトップモデルすごい。
しかも、このお洒落小道具を見せ付けるのではなく
腕を組んで控えめにチラリズム。

世界中のお洒落手袋がゾロの前でひざまずく。
この落ち着いた色と質感からスエードと断定。
神々しさすら放つモスグリーンのスエード手袋。
運転用でもない、防寒用でもない、お洒落手袋だ。
どんだけ紳士か。果てしない。

手袋だけでヤバくなってますが
まだまだ見逃せないポイントがたくさんあります。

髪です。
ゾロの髪が風になびいいているんです。
春風が!ゾロの髪を優しく強く!
ゾロの短い髪が、ハワワワワーと、サワサワサと…
見よ、ここに草原があった。
いつか帰りたい故郷の草原がここにあった。
泣いてなどいない。

格好よすぎですね。
フォーマルがもたらす魔力ですね。
普段が腹巻だからなおさらギャップで人を狂わせる。
なんだ、この完成された美は。
隙の無い美の前で私はあまりに無力だ。
犬は犬でもルーベンスの絵の前で果てる方の犬だ。
(というのをヨーゼフ呼ばわりされた人が言ってるのを思い出した。
 誰が言ってたのかは忘れたけど面白いから覚えてた。)

本編の感想も少し。

ワンピ読者がもれなく「シンドリー“ちゃん”」って呼んでるのが面白いです。
もて王読者がもれなく「真白木“さん”」と呼んでるのと同じです。

「軽く背負い込むな」と言うゾロの、一貫したクールな姿勢にしびれました。
薄情に見えるけど、「捨てられないなら持ち込むな」という意味で
中途半端な同情を嫌う潔さにしびれます。
アニキは年齢の分だけ涙もろいんだけどゾロと酒を酌み交わせないのが惜しい!
二人で飲んで欲しい。赤提灯の屋台で飲んで欲しい!

あと、サンジが必要以上に怒ってるのは多分
フランキーみたく軽く背負い込んでしまいそうになるのを
こうして振り切ってるんだと思う。
サンジが弱ってる老人を簡単に見捨てられるとは思えないし
「俺は美女じゃないと!」って自分に言い聞かせてるように思ったけど
私が思うほどサンジは湿っぽい性格じゃないのかな。

それから雨が降ってきた時のゾロが可愛すぎる。
目をキュッと閉じてる。雨に対してそんな素朴なリアクションをするなんて!

2007.4.1


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