第467話 “海賊ゾロ VS 侍・リューマ”

『ブルックの後姿が黒マーリモ』


決着ついてた!!

凄い戦いでした!
彼らの刀が衝突する度に、爆風が起こってそうな迫力です!
技や策ではなく、力でぶつかってるという感じですね。
ブルックが言うには、ゾロとリューマが似たタイプの剣士らしいので
単純な戦闘になるんだろうと思います。

興味深いのは「ルールブック上ではゾロの勝ちと判定される」というような
微妙な勝敗結果だと思います。
リューマが成仏(?)して刀をゾロに託すということで、リューマの
敗北と捕らえることはできますが、ゾロが戦っていたのは
リューマの死体にブルックの精神が入った虚像なので
“リューマ”が負けた訳ではないということだと思います。ややこしい。

ブルックは西洋の戦い方をする剣士で、「突き」を得意技としていたようですが
その戦い方はリューマが得意とする戦い方ではないと思います。
ワノ国の剣士がフェンシングみたいな戦い方、不自然ですよね。

ゾンビのリューマでは、実際の侍リューマほどの強さは再現できないのだろうと感じます。
だから、リューマの方にハンデがあるように思ってました。

で、ゾロの方はどうなんでしょうか。

ゾロは三刀流の剣士です。二刀流や一刀流の剣技を持っていても
三刀流であることが、ゾロの力を最大限に出すことのように思います。
刀を2本しか持ってないから、ゾロは本気手ぬぐいを付けなかったのかな、と私は思います。

つまり、ゾロもベストの状態では無かったし、本物の侍リューマと戦った訳ではありません。
そもそも、リューマと戦っていたのはブルックで
ゾロは「刀をよこせ」と横から入ってきたんです。

だからこの戦いは世界一を夢見るゾロが、伝説の剣士の片鱗を見た、という
夢物語の一幕のような物で、ゾロの戦歴としてはカウントされないものだと思ってます。

最後のリューマとゾロとのやりとりは、深い意味が込められているような感じはするのですが
理解するのは難しそうなので、スルッとスルーしてましたが
日曜日のジャンゾロ更新というということで、踏ん張って読み解いて行こうと思います。
(早さが売りの更新ではないので、せめて長い文章書いてやろうぜ的な)

「・・・この侍の体に・・・敗北を与えてしまうとは・・・心苦しい」
「恥じる気持ちがありゃ充分、心身共にあってこその剣士だ・・・」

・・・という、渋いやりとりです。お父さん世代にはジーンと来るセリフなんでしょうか。
リューマが“この侍の体”と言ってます。これはどの人格のセリフなんでしょうか。
マリオに影を注入したら影の人格がそのままマリオに入るとのことでしたが
時間と共に影の記憶も薄れるという話もありました。
今のリューマの内面は、過去のリューマとブルックとが融合した精神状態に
なっているのでしょうか。
いや、それとも、ブルックと、新たに生まれつつあるゾンビとしてのリューマの
精神状態が融合したものでしょうか。あれ?

やっぱりよくわからないのだけれど
今、炎の中にいる人は、伝説の侍リューマが敗北を喫することを
残念に思っているということは事実です。

私、Wanted! を読んでないので侍リューマのことを知らないのですが
(読みなさいとみんなに言われる)
彼は無敗の剣士だったのですか?
そうだとしたら、いたずらに死体を蘇らせて新しい命を吹き込まれることで
リューマに「敗北」をもたらしてしまった、ということになりますよね。

蘇ったことで、敗北を経験してしまったとなると
ますますゲッコー・モリアの所業に腹が立ちますね。
人の人生をバカにしとる。

そして、私がうんうんと考えあぐねてなんとか辿り着きそうな考えに
ゾロはさらりと到達して「心身共にあってこその剣士だ」と
分かりきったみたいなセリフを吐いてるのかと思うと、ゾロはやっぱり19歳じゃないと断定。

「心」が無ければ剣士では無いんですって。何、この泣けるセリフ。
それでもあれだけの攻撃力を出してくるリューマを素直に感嘆してるのか
心のあるリューマがどれだけ強いのかを想像して恐れてるのか
リューマの本当の力と対決できなかったのが悔しいのか
色んな気持ちが入り混じる中で、ゾロとしてもこの戦いは
なかった事にしたいのだろうと何となくわかります。

そしてきっちり刀を奪って、三刀流の海賊の顔です!

※前回のジャンゾロで「オーズ」のことを「ゾーマ」と書いていました。
 指摘のメールが1通だけ来ました。ありがとうございます。


2007.8.26



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