第484話 “ぷに”

『なげやりネーミング』


「加勢はいらねぇ。恥かかせんじゃねぇよ!」と立ち上がるゾロの背中から始まる千夜一夜物語。
自分以外を守るため、などと説明してしまうのが無粋に感じるゾロの真剣勝負なのです。
それと同時にゾロの「恥かかせんじゃねぇよ」というセリフに胸がざわざわしてしまうのは
「恥辱に耐えるゾロ」といういけない妄想に発展してしまうからですか。あらゆる神に申し訳ない。

今週のゾロにはゾクゾクしっぱなしです。
「言い訳したら、どなたか助けてくれんのか?」というセリフについては
仕事で失敗した時に使ってみたいと思いました。
時に、サラリーメンには言い訳が必要な局面もあるよ、と屋台でおでんを食べながら。

ゾロのこういう、まっすぐで躊躇いのない
愚直とも言えるような純粋さが眩しくて、直視できかねます。
現実社会では通せない心意気を大人の読者はワンピースで晴らしているのかな
と、屋台でコップ酒あおりながら。



「腕の立つ、できた子分が数人」と言われてロビン以外が照れてます。
ロビンの表情は、「あ、ここは照れるところなのね。」と麦わらクルーの行動パターンを
読んでるように感じます。
賞金首歴20年のロビンの貫禄のようなものを感じました。

ロビンは自分の感情を外に出さないように生きてきたので
麦わらクルーに馴染もうと、自分なりに彼らの行動パターンを学習しようと
しているんだと考えると、すごく可愛らしく思えてきます。
肉球と聞いたら、頭の中は猫でいっぱいですから。猫以外ナッシングですから。



例え、ゾロが死んでも手出しをしてはいけない場面です。

リトルガーデンでMr.3にロウで固められた時に
両足を斬ってでも勝とうとするのがゾロです。

ルフィとの決闘でウソップが倒れた時に
治療に行こうとしたチョッパーを制止したサンジが!

サンジが余計なマネをしたぁあああああ!!

おかしな言い方になるけど、ゾロに恥をかかせようとしたのね。
ゾロに恥をかかせる行動を取れるのはサンジだけなんだよね。
誰もがゾロを尊重しようとしたけど、もう本当にやっぱりゾロは負けそうだったんだと思う。

ゾロを否定するような行動を取れたのが、唯一サンジだけだった、という泣けるポイントです。
サンジは勝敗よりも命を選択するんだろうな、というギリギリのなんていうか
ほら、なんていうか、それだけ紙一重の厳しい状況だったんだと思う。

サンジが場を乱したのは事実だけど
「ただ見てるだけのつらさ」をも乱したのだというのが
その後のウソップの攻撃で感じ取れました。
進んで卑怯な役を演じた、とか色々な言い方はあるけど
やっぱり結局サンジがゾロを守ったとしか言えない。

「死ぬくらいなら、野望を捨てろよ!」と苛立ちを丸出しにしてる
サンジに会いに6巻を読みました。
「簡単だろ!野望捨てるくらい!」との叫びは自分にも向かっていたんだね。
ワンピース連載10周年おめでとうございました。

ワンピースのアドベンチャーはアンリミテッドです。



イラストコーナー

ゾロの本気モード。ニキュニキュエディション。あら、可愛い。



今週、一番ハッとしたシーンがこちら↓



ハッとした理由:裸に見えた。
くまの攻撃を受けて、立ち上がったゾロの衣服が全部燃えていた、という
凄まじい悪魔の実の能力か、とハッとしました。裸で踊るジルバ。



アマゾンコーナー
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2008.01.13




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